シグムント・フロイト賞(学術散文賞)
1回登壇
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第17回(1980年) 受賞受賞作: 比喩論・近代性に関する主要著作群
比喩の理論や近代性の成立に関する論考を通じて、言語表象と思想の関係を考察した。歴史的・概念的分析に基づく文章で思想史分野に貢献した業績群として評価された。
哲学思想史言語論比喩学
ハンス・ブルーメンベルク
Hans Blumenberg
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| カタリーネウム・ツー・リューベック(高校) | — | — | — | 〜1939 | ドイツ |
| ハンブルク大学 | — | 哲学・ドイツ学・古典学 | — | 1945–1947(戦争中断の後) | ドイツ |
| キール大学(博士号取得) | — | 哲学・中世思想史 | Dr. phil. | 1947(博士論文) | ドイツ |
| (ハビリ)ポストドクトラル資格取得 | — | 哲学(現象学の危機に関する研究) | Habilitation | 1950 | ドイツ |
比喩の理論や近代性の成立に関する論考を通じて、言語表象と思想の関係を考察した。歴史的・概念的分析に基づく文章で思想史分野に貢献した業績群として評価された。
「絶対的比喩」の概念を提示し、思想史や哲学における比喩の役割を論じる代表的著作。
近代を独立した時代とみなし、進歩概念や世俗化論と対置して論証する代表作。
コペルニクスをめぐる思想史的考察を通じて近代の認識像の変化を描く研究。
世界や書物、読むことに関する比喩を通して人間の世界把握を論じる作品。
神話と比喩を、人間が不安や現実の圧倒から自らを守るための補助観念として論じる。
人間の現実認識を比喩や無意識的表現から捉え直す晩年の試論。
宗教的・文化的主題をめぐる随想的著作。
ブルーメンベルクは20世紀の主要なドイツ思想家の一人とされ、比喩論(メタファロジー)や近代性の再考を通じて思想史・哲学の研究に大きな影響を与えた。英語圏でも翻訳を通じて受容が進んだ。
「それらの比喩が『絶対的』と呼ばれるのは、それらが用語的請求に耐え、概念に溶解できないことを示すにすぎない。」