世界・海外・国外の文学賞

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ハワード・ジェイコブソン

ハワード・ジェイコブソン

Howard Jacobson

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-08-25 (マンチェスター(イングランド))
国籍
イギリス
言語
英語
宗教
ユダヤ系の背景
居住地歴
プレストウィッチ(マンチェスター近郊) → マンチェスター → ケンブリッジ → ロンドン → シドニー(オーストラリア) → ウルヴァーハンプトン

経歴

職業
小説家, コラムニスト, ジャーナリスト, ブロードキャスター, 講師
活動期間
1983年〜
影響を受けた人物
F. R. リーヴィス, フィリップ・ロス(比較対象として言及されることがある)
ノミネート
『カルーキ・ナイツ』 マン・ブッカー賞 長期候補, 『J』 マン・ブッカー賞 ショートリスト(2014)

学歴

ダウニング・カレッジ(ケンブリッジ大学)
英文学 / 英語学科
学位: BA (2:2)
期間: 1961–1964
卒業年: 1964
国: イギリス
F. R. Leavis の下で学ぶ

受賞歴

マングーグブック賞(マン・ブッカー賞)
2010
対象作品: 『フィンクラーの問い(The Finkler Question)』
主催: The Man Booker Prize
結果: 受賞
Bollinger Everyman Wodehouse Prize(ボリンジャー・エヴリマン・ウッドハウス賞)
1999
対象作品: 『ザ・マイティ・ウォルツァー(The Mighty Walzer)』
主催: The P. G. Wodehouse Society / Everyman
結果: 受賞
Bollinger Everyman Wodehouse Prize(ボリンジャー・エヴリマン・ウッドハウス賞)
2013
対象作品: 『ズー・タイム(Zoo Time)』
主催: The P. G. Wodehouse Society / Everyman
結果: 受賞
JQ ウィンゲイト賞
2007
対象作品: 『カルーキ・ナイツ(Kalooki Nights)』
主催: Jewish Quarterly / Wingate Prize
結果: 受賞
王立文学協会フェロー選出
2012
主催: 王立文学協会
結果: 選出

受賞・候補エディション

ブッカー賞 1回登壇
  1. 受賞作: The Finkler Question

    友情、喪失、ユダヤ的アイデンティティをめぐる、機知と痛みが同居するロンドン小説。

    親しい者同士の距離が、失われたものの重さで少しずつ変わっていく。

    307ページ
    友情喪失アイデンティティユダヤ文化ロンドン

作品

代表作

『フィンクラーの問い』

2010年 風刺的コメディ小説

現代イギリスにおけるユダヤ性、愛、喪失、男性の友情を巡るブラックユーモアを含む長編。主人公たちの関係とアイデンティティの探求を描く。

ユダヤ性アイデンティティ友情ユーモアと悲劇の併存

『ザ・マイティ・ウォルツァー』

1999年 コメディ小説

1950年代のマンチェスターを舞台にしたティーンエイジャーの卓球選手を主人公にした半自伝的要素を含むコメディ小説。

青春ユーモア自己発見

『ズー・タイム』

2012年 コメディ小説

ユーモラスで風刺的な要素を持つ小説。日常の奇妙さや人間関係を描く作品で、著者2度目のウッドハウス賞受賞作。

風刺人間関係ユーモア

『J』

2014年 文学小説

近未来的な背景を持ち、記憶や歴史、ユダヤ性を扱う作品。2014年マン・ブッカー賞のショートリストに入選した。

記憶歴史ユダヤ性

全著作

  • Coming From Behind(1983)
  • Peeping Tom(1984)
  • Redback(1986)
  • The Very Model of a Man(1992)
  • No More Mister Nice Guy(1998)
  • The Mighty Walzer(1999)
  • Who's Sorry Now?(2002)
  • The Making of Henry(2004)
  • Kalooki Nights(2006)
  • The Act of Love(2008)
  • The Finkler Question(2010)
  • Zoo Time(2012)
  • J(2014)
  • Shylock Is My Name(2016)
  • Pussy(2017)
  • Live a Little(2019)
  • What Will Survive of Us(2024)

翻案

  • 『My Son the Novelist』(Arena ドキュメンタリー/1995頃)
  • Howard Jacobson Takes on the Turner(テレビ番組)
  • The South Bank Show(特集)

作風・主題

文体
散文的で説話的な文体風刺とブラックユーモアを用いる登場人物の心理や会話を重視する
頻出モチーフ
ユダヤ性とアイデンティティ男同士の友情と嫉妬日常の不条理

評価・遺産

現代英語圏におけるユーモア小説の重要な作家の一人。2010年のマン・ブッカー賞受賞を含む受賞歴により、ユダヤ性とユーモアを主題とした作品群で広く評価されている。批評的評価と公共の発言でしばしば注目される人物でもある。

関連学会

  • 王立文学協会(フェロー)

大衆文化への影響

  • BBCやChannel 4でのドキュメンタリー出演や番組制作

引用

  • 私は「ユダヤ人のジェーン・オースティン」と言われたことがあるが、慣習的にユダヤ的だとは言えない。私にはユダヤ的な心、ユダヤ的な知性があると感じる。
    出典: インタビュー
  • 「『フィンクラーの問い』は素晴らしい本だ:非常に面白く、しかし同時に非常に巧妙で、非常に悲しく、非常に微妙だ。完全にこの偉大な賞にふさわしい作品だ」
    出典: アンドリュー・モーション(マン・ブッカー賞 審査委員長) (2010年)

豆知識

  • 10代の頃は卓球愛好家で、『ザ・マイティ・ウォルツァー』には半自伝的要素がある。
  • 講師としてシドニー大学やケンブリッジのセリウィン・カレッジで教鞭を執った経験がある。
  • 結婚歴は3回(Barbara、Rosalin Sadler、Jenny De Yong)。