世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

イタロ・カルヴィーノ

イタロ・カルヴィーノ

Itaro Karuvīno

プロフィール

性別
男性
生誕
1923-10-15 (サンティアゴ・デ・ラス・ベガス、キューバ)
死没
1985-09-19 (シエナ、イタリア) 61歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語
宗教
無宗教
居住地歴
サン・レモ、イタリア → トリノ、イタリア → パリ、フランス → ローマ、イタリア

経歴

職業
小説家, 短編作家, 編集者, ジャーナリスト
活動期間
1945年〜1985年
所属
Einaudi出版, Oulipo
所属団体
イタリア共産党(元), Oulipo
影響を受けた人物
チェーザレ・パヴェーゼ, エリオ・ヴィットーリーニ, レイモンド・クノー
影響を与えた人物
ジョルジョ・バッサーニ, レオナルド・シアーシア

学歴

トリノ大学
文学部 / 文学
学位: 修士
期間: 1941-1947
卒業年: 1947
国: イタリア
ジョセフ・コンラッドについての論文で卒業

受賞歴

ヴィアレージョ賞
1957
対象作品: 木の上の男爵
結果: 受賞
フェルトリネッリ賞
1972
対象作品: 見えない都市
結果: 受賞
オーストリア国家賞(欧州文学)
1976
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Il barone rampante

    『Il barone rampante』(樹上の伯爵)は、少年コジモが木に登り二度と地上に降りないという奇抜な設定の寓話的長編。個人の自由、社会規範、知識と愛情の葛藤をユーモアと幻想的描写で描き、成長と反抗を普遍的に問う物語である。

    自由成長寓話個人と社会自然
バグッタ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Racconti

    『Racconti』は多彩な短編を収めた作品群で、日常的な題材に幻想的・寓意的な要素を織り交ぜることで人間や社会の本質を探る。ユーモアと哲学的洞察、言語遊びに富んだ語り口が特徴で、カルヴィーノの作家性を端的に示す。

    短編幻想寓意社会観察言語実験
  1. 受賞作: 見えない都市(Le città invisibili)

    皇帝クビライと旅人マルコ・ポーロの対話を軸に、想像上の都市群を描き出す短篇連作。都市を媒介にして記憶、言語、欲望、文明の断片を寓話的に照射し、読者に多層的な解釈を促すカルヴィーノの代表作である。

    都市記憶言語想像力寓話

作品

代表作

見えない都市

1972年 幻想小説 165ページ

マルコ・ポーロがクビライ・ハンに語る架空の都市の描写集

都市想像力物語

冬の夜ひと旅もし旅人が

1979年 実験小説 260ページ

読者が小説を探すメタフィクション

読書メタフィクション物語

宇宙物語

1965年 短編集 220ページ

宇宙の起源を寓話的に描く短編集

宇宙科学神話
映像化・舞台化
  • [短編アニメ] 月までの距離 / Enrico Casarosa (2011)

作家による翻訳

  • Les fleurs bleues (Raymond Queneau)

作風・主題

文体
寓話的実験的ポストモダン
頻出モチーフ
都市物語の構造

健康

  • 脳出血
    1985
    死因となった

評価・遺産

現代イタリア文学の巨匠として知られ、多くの翻訳と影響力を持つ

大衆文化への影響

  • 水星のクレーターに名が付けられた

引用

  • 形のカタログは果てしない:すべての形がその都市を見つけ終わるまで、新しい都市が生まれ続けるだろう
    出典: 見えない都市 (1972年)

豆知識

  • キューバ生まれのイタリア人作家
  • ハンガリー動乱後に共産党を離党
  • Oulipoメンバー