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第8回(1977年) 受賞受賞作: The Story of Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダーの生涯と音楽的軌跡を紹介する伝記。幼少期から音楽の才能が開花する過程、盲目という障害を乗り越えて成功した経緯、代表作や音楽的影響を分かりやすくまとめ、若い読者に創造性と忍耐の重要性を伝える。
伝記音楽障害と克服インスピレーション
ジェームズ・S・ハスキンス
ジェームズ・S・ハスキンス
James S. Haskins
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1941-09-19 (アラバマ州デモポリス)
- 死没
- 2005-07-06 (アメリカ合衆国) 63歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- アラバマ州デモポリス → マサチューセッツ州ボストン → ワシントンD.C. → ニューメキシコ州アルバカーキ → ニューヨーク市 → フロリダ州ゲインズビル(大学勤務)
経歴
- 職業
- ノンフィクション作家, 児童文学作家, 教育者, 大学教授
- 活動期間
- 1960年〜2005年
- 所属
- フロリダ大学(英語学教授), ステイテンアイランド・コミュニティ・カレッジ(教員)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジョージタウン大学 | 学部(心理学) | 心理学 | B.A. | 1956–1960 | アメリカ合衆国 |
| アラバマ州立大学 | 学部(文理) | 歴史 | B.S. | 1959–1962 | アメリカ合衆国 |
| ニューメキシコ大学 | 大学院 | 社会心理学 | M.A. | 1962–1963 | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1977 | コレッタ・スコット・キング賞(Author Award) | 『スティーヴィー・ワンダー物語』 | Author | アメリカ図書館協会(Coretta Scott King Roundtable) | 受賞 |
| 1983 | コレッタ・スコット・キング賞(オナー) | 『レナ・ホーン』 | — | アメリカ図書館協会(Coretta Scott King Roundtable) | オナー |
| 1980 | コレッタ・スコット・キング賞(オナー) | 『バーバラ・ジョーダン』 | — | アメリカ図書館協会(Coretta Scott King Roundtable) | オナー |
| 1988 | カーター・G・ウッドソン賞 | 『ブラック・ミュージック・イン・アメリカ』 | — | 全米社会科教育協議会(National Council for the Social Studies) | 受賞 |
| 1988 | アラバマ図書館協会賞(児童書部門) | 『Count Your Way』シリーズ | — | アラバマ図書館協会 | 受賞 |
| 1994 | ワシントン・ポスト児童書ガイド賞 | — | — | ワシントン・ポスト | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第15回(1988年) 受賞受賞作: Black Music in America: A History Through Its People
ゴスペル、ジャズ、ブルースからR&Bに至るまで、アフリカ系アメリカ人の音楽史を人物像を通してたどる通史。演奏者や作曲家のエピソードを交え、音楽が社会文化に果たした役割を解説する。
音楽史アフリカ系アメリカ人文化史伝記 -
第21回(1994年) 受賞受賞作: The March on Washington
1963年のワシントン大行進を若い読者向けにわかりやすく解説する歴史書。行進の背景にある差別や雇用問題、主要人物と参加者の声、当日の出来事とその後の影響を整理し、公民権運動の意義を伝える。
公民権運動ワシントン大行進アメリカ黒人史歴史教育 -
受賞作: The March on Washington
1963年のワシントン大行進(March on Washington)を若年読者向けに描いた歴史書。行進の背景、主要人物や演説の意義、参加者の証言や社会的影響をわかりやすく紹介し、公民権運動の歴史的重要性を伝える。
ワシントン大行進公民権運動アメリカ現代史 -
第24回(1997年) 受賞受賞作: The Harlem Renaissance
1920年代から30年代にかけてのハーレム・ルネサンスを概説する歴史書。詩人・小説家・音楽家らの活動や文化的な影響を紹介し、黒人文化復興の意義と多様な表現を若い読者に伝える。
ハーレム・ルネサンス文学史文化運動アフリカ系アメリカ人 -
受賞作: The Harlem Renaissance
ハーレム・ルネサンスの文化運動を若い読者向けに概説する書。文学や音楽、視覚芸術における代表的人物と作品、社会的背景や影響を年代順に整理して紹介し、黒人文化の形成過程を分かりやすく伝える。
ハーレム・ルネサンスアフリカ系アメリカ文化文学史音楽史 -
第34回(2007年) 受賞受賞作: John Lewis in the Lead: A Story of the Civil Rights Movement
本書はジョン・ルイスの若き日の活動とそのリーダーシップを紹介する伝記。公民権運動の実践を通じて若年読者に個人の勇気や継続的な社会変革の意義を伝える。
公民権運動人物伝市民運動 -
受賞作: John Lewis in the Lead: A Story of the Civil Rights Movement
ジョン・ルイスの若き日からの活動と公民権運動における彼の役割を子ども向けに紹介する伝記。行動の背景や信念を通じて市民権闘争の意義を伝える入門書。
ジョン・ルイス公民権運動伝記 -
受賞作: John Lewis in the Lead: A Story of the Civil Rights Movement
ジョン・ルイスの少年期から公民権運動での活動に至る軌跡を児童向けに描いた伝記。リーダーシップと勇気、社会的変革の重要性をわかりやすく伝える。
公民権運動児童向け伝記リーダーシップ -
第36回(2009年) 受賞受賞作: Drama of African-American History: The Rise of Jim Crow
本書はジム・クロウ時代の成立とそれがアフリカ系アメリカ人社会に及ぼした影響を歴史的に整理した教育書である。法律や慣習、暴力を通じて差別が制度化されていく過程を若年読者向けに示す。
ジム・クロウアフリカ系アメリカ人の歴史人種差別 -
受賞作: Drama of African-American History: The Rise of Jim Crow
ジム・クロウ時代の成立とその社会的影響を教育的に整理した作品。制度的差別の仕組みと抵抗の歴史を、学生や若年読者が理解しやすい形で解説する。
ジム・クロウ制度アフリカ系アメリカ人の歴史教育 -
受賞作: Drama of African-American History: The Rise of Jim Crow
ジム・クロウ時代の成立とその社会的影響を、出来事と人物の視点から再構成する教育的歴史書。隔離政策の成り立ちと生活への影響を若年読者向けに解説する。
ジム・クロウ隔離政策アフリカ系アメリカ人の歴史
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第65回(2006年) 受賞受賞作: Delivering Justice: W. W. Law and the Fight for Civil Rights
W. W. Lawの生涯と公民権運動における彼の役割を描く児童向け伝記。地域社会での組織化や非暴力の戦略、差別と闘う個人とコミュニティの物語を通じて、公民権と社会正義の意味を若い読者に伝える。
公民権社会正義伝記地域運動
作品
代表作
『ハーレムの学校教師の日記』
1969年 ノンフィクションハーレムで教師として働いた経験を綴った日記風の記録。教育現場の実情や児童との関わりが描かれる。
『スティーヴィー・ワンダー物語』
1975年 伝記(児童向け)スティーヴィー・ワンダーの生涯と業績を子ども向けに紹介する伝記。
『レナ・ホーン』
1983年 伝記歌手・女優レナ・ホーンの生涯と仕事をまとめた伝記。
『ブラック・ミュージック・イン・アメリカ』
1987年 歴史・音楽アメリカにおける黒人音楽の歴史を人物と事象を通してたどる大型ノンフィクション。
『Count Your Way』シリーズ
1987年 児童向け図鑑・カルチャー紹介世界の地域(アラブ世界、中国、日本、ロシアなど)を子ども向けに紹介する数え歌形式のシリーズ。
『アフリカ系アメリカ人起業家』
1998年 ヤングアダルト/ノンフィクションアフリカ系アメリカ人の起業家たちの成功例や経歴を紹介するヤングアダルト向けノンフィクション。
『ローザ・パークス:私の物語』
1999年 伝記/共同執筆ローザ・パークス本人との共著による自伝的著作。公民権運動と彼女の人生が描かれる。
『The Cotton Club』(邦題あり)
1977年 ノンフィクション/文化史コットン・クラブをめぐる人物や出来事を描いた作品。後に1984年の映画『The Cotton Club』の創作的インスピレーションになったとされる。
- [映画] 『The Cotton Club(コットン・クラブ)』 / Francis Ford Coppola (1984)
全著作
- 『ハーレムの学校教師の日記』 (Diary of a Harlem Schoolteacher), 1969
- 『スティーヴィー・ワンダー物語』 (The Story of Stevie Wonder), 1975
- 『ペレ:伝記』 (Pele: A Biography), 1976
- 『The Cotton Club』, 1977
- 『ブラック・ミュージック・イン・アメリカ』 (Black Music in America), 1987
- 『Count Your Way』シリーズ, 1987
- 『アフリカ系アメリカ人起業家』 (African American Entrepreneurs), 1998
- 『ローザ・パークス:私の物語』 (Rosa Parks: My Story), 1999
翻案
- 『The Cotton Club』が1984年の映画『The Cotton Club』の創作的インスピレーションになったとされる
作風・主題
- 文体
- 平易で読みやすいノンフィクション文体児童向けに配慮した簡潔な表現
- 頻出モチーフ
- アフリカ系アメリカ人の歴史と業績音楽とその文化的背景伝記的記述によるロールモデル提示
健康
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肺気腫(合併症で死去)詳細な罹患期間不明晩年の健康を損ない、2005年に合併症で死去した。
評価・遺産
ジェームズ・ハスキンスは100冊以上の著作を残した多作なノンフィクション作家で、特に児童書や若年層向けの作品を通じてアフリカ系アメリカ人の歴史や文化、音楽を広く紹介した。多くの作品が賞の選定や教育現場で評価されている。
記念館・博物館
- ジェームズ・S・ハスキンス・コレクション(大学アーカイブ) フロリダ大学ジョージ・A・スマザーズ図書館(ゲインズビル)
関連学会
- アメリカ図書館協会(関連賞の授与団体)
資料所蔵先
- James S. Haskins Collection, University of Florida Special and Area Studies Collections
大衆文化への影響
- 著書『The Cotton Club』が1984年の映画『The Cotton Club』の創作的インスピレーションとされる
豆知識
- 生涯に100冊以上の本を執筆した多作の作家である。
- 若い読者向けにアフリカ系アメリカ人の功績や文化を紹介する本を多数執筆した。
- 一時期ウォール街の株式トレーダーとして働いた経験があり、その後ハーレムで教師を務めた。
- ローザ・パークスと共著した『Rosa Parks: My Story』を著している。