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ジェームズ・T・パターソン

ジェームズ・ティー・パターソン

James T. Patterson

プロフィール

性別
男性
生誕
1935-02-12 (コネチカット州オールドライム, アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
歴史家, 大学教授
活動期間
1964年〜
所属
インディアナ大学, ブラウン大学(フォード財団歴史学教授), オックスフォード大学(ハームスワース客員教授)

学歴

ホッチキス・スクール
国: アメリカ合衆国
進学校(中等教育)
ウィリアムズ大学
歴史学
学位: B.A.
卒業年: 1957
国: アメリカ合衆国
学士(1957年)
ハーバード大学
歴史学
学位: Ph.D. (Ph.D.)
卒業年: 1964
国: アメリカ合衆国
修士(1961年)、博士(1964年)

受賞歴

フレデリック・ジャクソン・ターナー賞
1966
対象作品: 『議会の保守主義とニューディール:議会における保守連合の成長, 1933–1939』
主催: アメリカ歴史家協会(Organization of American Historians)
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
1968
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: 受賞
バンコフト賞
1997
対象作品: 『大いなる期待:アメリカ合衆国 1945–1974』
主催: コロンビア大学図書館(Bancroft Prize 運営)
結果: 受賞
インディアナ大学 教育賞
主催: インディアナ大学
結果: 受賞
オハイオアナ賞
1972
対象作品: 『ミスター・リパブリカン:ロバート・A・タフトの伝記』
主催: オハイオアナ図書館
結果: 受賞
全米人文基金(NEH)フェローシップ
主催: 全米人文基金(NEH)
結果: 受賞(複数回)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Grand Expectations: The United States, 1945–1974

    第二次世界大戦後から1974年までのアメリカ社会における期待と変化を、経済・政治・文化の諸側面から俯瞰的に分析する大著。繁栄の光と社会的矛盾、公民権運動や政治動向の影響を包括的に論じる。

    戦後アメリカ史社会史政治史経済史

作品

代表作

『大いなる期待:アメリカ合衆国 1945–1974』

1996年 アメリカ現代史(総合歴史)

戦後アメリカ(1945–1974)を政治・文化・経済の観点から総括した幅広い歴史書。批評家から読みやすさと均衡のとれた論評で高く評価された。

戦後アメリカ政治史社会変動

『恐るべき病:がんと現代アメリカ文化』

1987年 社会史・医療史

1880年代から1980年代にかけてのアメリカにおけるがんへの社会的反応を追い、恐怖や社会的緊張、医療・文化の交差を考察する。

医療史社会的対応文化史

『休むことなき巨人:ウォーターゲートからブッシュ対ゴアまでのアメリカ』

2005年 現代政治史

ウォーターゲート事件以降から2000年の選挙に至るまでのアメリカの政治史を扱った解析的著作。

政治変動現代史

『ブラウン対教育委員会:公民権の里程標とその困難な遺産』

2001年 法史・公民権史

ブラウン判決の歴史的重要性とその実施に伴う課題、遺産について検討した研究書。

公民権教育史法史

『自由だけでは足りない:モイニハン報告書とアメリカの黒人家族問題』

2010年 社会史・公民権史

モイニハン報告書が提起した議論を軸に、1960年代以降のアメリカにおける黒人家族をめぐる政治的・社会的闘争を追う。

家族政策人種問題社会政策

『1965年の破滅の前夜:1965年がアメリカをどう変えたか』

2012年 現代史・年次史

1965年という年に焦点をあて、その出来事がどのようにアメリカ社会と政治を変容させたかを論じる。

1960年代社会変化政治

『ミスター・リパブリカン:ロバート・A・タフトの伝記』

1972年 伝記・政治史

ロバート・A・タフトの政治的人生を描いた伝記。オハイオアナ賞を受賞。

伝記保守政治

『議会の保守主義とニューディール:議会における保守連合の成長, 1933–1939』

1967年 政治史

ニューディール時代の議会における保守連合の成立とその影響を分析した政治史研究。フレデリック・ジャクソン・ターナー賞受賞作。

ニューディール議会政治

全著作

  • 1967年『議会の保守主義とニューディール』
  • 1972年『ミスター・リパブリカン:ロバート・A・タフトの伝記』
  • 1987年『恐るべき病:がんと現代アメリカ文化』
  • 1996年『大いなる期待:アメリカ合衆国 1945–1974』
  • 2001年『ブラウン対教育委員会』
  • 2005年『休むことなき巨人:ウォーターゲートからブッシュ対ゴアまでのアメリカ』
  • 2010年『自由だけでは足りない:モイニハン報告書とアメリカの闘い』
  • 2012年『1965年の破滅の前夜』

作風・主題

文体
物語的で読みやすい学術的記述一次資料に基づく精密な研究
頻出モチーフ
政治史と社会史の接点医療史と文化の交差人種関係と教育

評価・遺産

ジェームズ・T・パターソンは、戦後アメリカ史を含む幅広いテーマでバランスの取れた読みやすい歴史書を多数執筆した歴史家である。学術的評価と一般読者双方に影響を与え、バンコフト賞など主要な賞を受賞している。

関連学会

  • 全米芸術科学アカデミー
  • ロードアイランド遺産殿堂(Rhode Island Heritage Hall of Fame)

資料所蔵先

  • ブラウン大学アーカイブ(関連資料保管の可能性あり)

引用

  • 歴史家は人々が「過去の過去性」を理解するのを助ける。我々は一次資料による徹底的な研究を通じてこれを行う。歴史が行動の指針として機能するとは信じないが、人間性の膨大な多様性と奇妙さを理解する助けにはなる。
    出典: ホッチキス・スクール記事(引用) (2011年)

豆知識

  • 父親はコネチカット州下院のスピーカーを務めたJ. Tyler Pattersonである。
  • ウィリアムズ大学で学士号取得後、ハートフォード・カラント紙で記者として働いたことがある。
  • ブラウン大学で1972年から2002年まで教鞭をとり、フォード財団歴史学教授を務めた。
  • 1997年に『大いなる期待』でバンコフト賞を受賞した。