シグムント・フロイト賞(学術散文賞)
1回登壇
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第43回(2006年) 受賞受賞作: 学術的散文における業績
中世の史料と文献を精査し、綿密な史料批判と論理的な構成にもとづく叙述を展開することで、専門的研究成果を明晰な散文で提示し、学術文献の読みやすさと厳密さを両立させた業績が評価された。
中世史歴史学史料批判学術散文
ヨハネス・フリート
Johannes Fried
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハイデルベルク大学 | — | 歴史学 | PhD | 1960s–1970 | ドイツ |
中世の史料と文献を精査し、綿密な史料批判と論理的な構成にもとづく叙述を展開することで、専門的研究成果を明晰な散文で提示し、学術文献の読みやすさと厳密さを両立させた業績が評価された。
ボローニャやモデナにおける12世紀の学者法学者の社会的・政治的役割を考察した博士論文に基づく研究。
11〜13世紀における教皇権と世俗支配者の関係を、教皇の保護特権を通じて論じる。
アーヘン福音書の図像分析を通じて東欧初期王権とその記憶の形成を論じる。
9世紀から11世紀にかけてのヨーロッパ政治・社会の変容を概観する概説書。
黙示思想(アポカリプティシズム)が中世における自然や知の理解に与えた影響と、近代科学の萌芽を論じる。
歴史的記憶(memorik)の成立と機能についての基礎的考察。中世史研究における記憶概念の重要性を強調する。
現代社会に対する中世研究の示唆と、知識社会の傲慢に対する批判的考察。
ヨハネス・フリートはドイツを代表する中世史学者の一人であり、特に記憶史・中世思想と近代科学の起源に関する研究で評価されている。大学教育や学会活動を通じてドイツの歴史学界に影響を与えた。