世界・海外・国外の文学賞

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ヨハネス・フリート

ヨハネス・フリート

Johannes Fried

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-05-23 (ハンブルク)
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語, 英語
居住地歴
ハンブルク(出生) → ハイデルベルク(留学・博士取得) → ケルン大学(教授職、1980–1983) → フランクフルト・アム・マイン(フランクフルト大学、1983年以降) → プリンストン(客員研究、1995–1996)

経歴

職業
歴史家, 中世史学者, 大学教授
活動期間
1970年〜
所属
ケルン大学(教授、1980–1983), フランクフルト大学(中世史講座、1983年以降), プリンストン高等研究所(客員研究員、1995–1996)
所属団体
ドイツ歴史家連盟(Verband der Historiker und Historikerinnen Deutschlands)元会長, 複数の学術団体・学会の会員

学歴

ハイデルベルク大学
歴史学
学位: PhD
期間: 1960s–1970
卒業年: 1970
国: ドイツ
1970年に博士号取得、1977年にハビリタツィオン取得

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 学術的散文における業績

    中世の史料と文献を精査し、綿密な史料批判と論理的な構成にもとづく叙述を展開することで、専門的研究成果を明晰な散文で提示し、学術文献の読みやすさと厳密さを両立させた業績が評価された。

    中世史歴史学史料批判学術散文

作品

代表作

12世紀における法学者階層の成立

1974年 歴史学、学術書

ボローニャやモデナにおける12世紀の学者法学者の社会的・政治的役割を考察した博士論文に基づく研究。

中世法学職能形成社会史

教皇の保護と世俗君主

1980年 歴史学、学術書

11〜13世紀における教皇権と世俗支配者の関係を、教皇の保護特権を通じて論じる。

教会史政治史中世

オットー3世とボレスワフ:アーヘン福音書の献辞図像と初期東欧王権

1989年 歴史学、学術書

アーヘン福音書の図像分析を通じて東欧初期王権とその記憶の形成を論じる。

イメージ史王権東欧史

ヨーロッパの形成 840–1046

1991年 歴史学、概説

9世紀から11世紀にかけてのヨーロッパ政治・社会の変容を概観する概説書。

ヨーロッパ史中世国家形成

滅亡からの躍進:黙示思想と中世における近代自然科学の起源

2001年 知の歴史、思想史

黙示思想(アポカリプティシズム)が中世における自然や知の理解に与えた影響と、近代科学の萌芽を論じる。

黙示思想科学史中世思想

記憶のヴェール:歴史的記憶の基本形

2004年 記憶史、史学理論

歴史的記憶(memorik)の成立と機能についての基礎的考察。中世史研究における記憶概念の重要性を強調する。

記憶史学理論中世
映像化・舞台化
  • [翻訳] 黙示の実り(仏訳) (2004)
翻訳
  • Les fruits de l'Apocalypse(仏訳、2004)

中世の現代的意義

2003年 評論、歴史論

現代社会に対する中世研究の示唆と、知識社会の傲慢に対する批判的考察。

中世再評価知識社会批評

全著作

  • 12世紀における法学者階層の成立(1974)
  • 教皇の保護と世俗君主(1980)
  • オットー3世とボレスワフ(1989)
  • ヨーロッパの形成 840–1046(1991)
  • 歴史への道:1024年までのドイツの起源(1994)
  • 滅亡からの躍進(2001)
  • 中世の現代的意義(2003)
  • 記憶のヴェール(2004)

作品の翻訳

  • Les fruits de l'Apocalypse(『滅亡からの躍進』の仏訳、2004)

作風・主題

文体
学術的で分析的な文体史料に基づく厳密な論述
頻出モチーフ
記憶と記憶術(memorik)中世における宗教と科学の関係図像と権力

評価・遺産

ヨハネス・フリートはドイツを代表する中世史学者の一人であり、特に記憶史・中世思想と近代科学の起源に関する研究で評価されている。大学教育や学会活動を通じてドイツの歴史学界に影響を与えた。

関連学会

  • ドイツ歴史学協会(Verband der Historiker und Historikerinnen Deutschlands)

資料所蔵先

  • フランクフルト大学史料室

豆知識

  • 1942年ハンブルク生まれ。
  • 1970年にハイデルベルク大学で博士号取得、1977年にハビリタツィオン取得。
  • 1980–1983年にケルン大学教授、1983年以降フランクフルト大学中世史講座を担当。
  • 1996–2000年にドイツ歴史家連盟の会長を務めた。
  • 1995–1996年にプリンストン高等研究所の客員研究員。