ラナン文学賞
4回登壇
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第218回(1998年 第11回開催) 生涯功労賞受賞作: Lannan生涯功労賞
ジョン・バーズ
Jon Bāsu
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ジュリアード音楽院(短期間) | — | 作曲理論(基礎的科目) | — | 短期間(1940年代後半) | アメリカ合衆国 |
| ジョンズホプキンス大学 | — | 文科系(創作) | B.A. | 1949–1951(学生期間) | アメリカ合衆国 |
| ジョンズホプキンス大学 | — | 文科系(創作) | M.A. | 1951–1952(大学院) | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1956 | ナショナル・ブック・アワード最終候補 | 『The Floating Opera』 | — | ナショナル・ブック・ファウンデーション | 最終候補 |
| 1965 | ブランダイス大学 クリエイティブ・アーツ賞 | — | — | ブランダイス大学 | 受賞 |
| 1965 | ロックフェラー財団 グラント | — | — | ロックフェラー財団 | 受給 |
| 1966 | National Institute of Arts and Letters グラント | — | — | National Institute of Arts and Letters | 受給 |
| 1968 | ナショナル・ブック・アワード ノミネート | 『Lost in the Funhouse』 | — | ナショナル・ブック・ファウンデーション | ノミネート |
| 1973 | ナショナル・ブック・アワード(フィクション) | 『Chimera(キメラ)』 | フィクション | ナショナル・ブック・ファウンデーション | 受賞(共同受賞) |
| 1974 | アメリカ芸術文学アカデミー 選出 | — | — | American Academy of Arts and Letters | 選出 |
| 1974 | アメリカ芸術科学アカデミー フェロー選出 | — | — | American Academy of Arts and Sciences | 選出 |
| 1997 | F. スコット・フィッツジェラルド賞(アメリカ文学功労賞) | — | — | (授与団体) | 受賞 |
| 1998 | ラナン財団 生涯業績賞 | — | — | Lannan Foundation | 受賞 |
| 1998 | PEN/Malamud賞 | — | — | PEN/Malamud | 受賞 |
| 1999 | イーノック・プラット協会 生涯業績賞 | — | — | Enoch Pratt | 受賞 |
| 2008 | Roozi Rozegari(イラン)翻訳賞 | 『The Floating Opera』(翻訳) | — | Roozi Rozegari | 受賞 |
バースはメタフィクションや物語構造の自己言及を駆使した短編で、語りと読者の関係を揺さぶる作品群を残した。物語の境界や作者の存在を巡る問いかけを通じて、短編文学の理論的可能性を拡張した点が評価された。
バースの初期長編。自殺や道徳的ジレンマを扱う現実主義的作品。
植民地時代のメリーランドをユーモラスかつ夸張して再想像した歴史的フィクション。バースのポストモダン転換を示す代表作。
大学を冷戦世界の縮図と見立てた長編風刺小説。主人公ジョージ・ジャイルズが自らの人間性を発見する旅に出る。
自己言及的で実験的な短編を収めたコレクション。物語作法や執筆行為自体を主題にする作品群。
複数の中編を集めた作品集で、断片的かつエピソード的な構成を持つ。1973年のナショナル・ブック・アワードを受賞(共同受賞)。
ジョン・バースはアメリカのポストモダン文学を代表する作家の一人であり、メタフィクションや物語の自己言及的技巧を通じて20世紀後半の小説の可能性を広げた。『Chimera』でのナショナル・ブック・アワード受賞など多数の栄誉を持ち、学術機関への寄与も大きい。
「小説を作る過程が、その内容である、ほぼそういうことだ。」
「私の作品は、小説の形式をまねる小説であり、作者の役をまねる作者によって書かれる小説である。」