世界・海外・国外の文学賞

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ジョン・G・ストーシンガー

ジョン・G・ストーシンガー

John G. Stoessinger

プロフィール

性別
男性
生誕
1927-10-14 (ウィーン、オーストリア)
死没
2017-11-20 (ナショナル・シティ、カリフォルニア州、アメリカ合衆国) 90歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ウィーン(出身) → チェコスロバキア(幼年期の避難先) → 上海(避難地) → 神戸(経由) → アメリカ合衆国(主な居住国) → ニューヨーク(教育・職歴)

経歴

職業
作家, 大学教授, 国際公務員, 外交研究者
活動期間
1950年〜2017年
所属
ハンター・カレッジ(シティ・カレッジ・オブ・ニューヨーク), シティ大学ニューヨーク(CUNY), サンディエゴ大学(グローバル外交名誉教授), 国際難民機関(役員として勤務), 国連(政治問題局、暫定ディレクター)
所属団体
カウンシル・オン・フォーリン・リレーションズ

学歴

ハーバード大学
学位: Ph.D
国: アメリカ合衆国

受賞歴

バンクロフト賞
対象作品: 国の力:現代の世界政治
主催: コロンビア大学(図書館)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Might of Nations: World Politics in Our Time

    冷戦期を背景に国際政治の主要な動向と指導者の役割を論じる一書。国家間の力学、戦争と外交の因果関係を人物や政策の選択を通じて分かりやすく提示する。

    国際関係外交史戦後政治

作品

代表作

難民と世界共同体

1956年 国際関係論 / ノンフィクション

戦後の難民問題と国際社会の対応を論じた研究書。

難民国際協力人道問題

国の力:現代の世界政治

1962年 国際政治学 / ノンフィクション

現代の世界政治を分析した代表作。個別国家の動機や指導者の決断に注目した記述が特徴。

国家権力外交指導者の意思決定

なぜ国は戦争をするのか

1974年 政治学 / 戦争論

戦争の原因を個人の心理や反応を中心に論じ、体系的説明と対比させた分析。

戦争の原因心理学的要因外交決定

ヘンリー・キッシンジャー:権力の苦悩

1976年 伝記 / 政治評論

ヘンリー・キッシンジャーの政治的姿勢と権力の行使についての考察。

権力指導者の心理米外交

ナイト・ジャーニー:生存と救済の物語

1978年 回想録 / 自伝的ノンフィクション

個人的な生存体験を綴った回想録的著作。

生存ホロコースト許しと再生

ホロコーストからハーバードへ:逃避、赦し、自由の物語

2014年 回想録 / 自伝

幼少期の逃避経験から学問・職業人生に至るまでを語る自伝的著作。

逃避教育赦し

暗闇の国々:中国、ロシア、アメリカ

1971年 国際関係 / 比較政治

主要国の政治体制と国際的立場を比較分析した研究。

比較政治冷戦期の国際関係

全著作

  • 難民と世界共同体 (1956)
  • 国の力:現代の世界政治 (1962)
  • 国連システムの資金調達 (1964)
  • 力と秩序:世界政治の6事例 (1964)
  • 国連と超大国 (1965)
  • 暗闇の国々:中国、ロシア、アメリカ (1971)
  • なぜ国は戦争をするのか (1974)
  • ヘンリー・キッシンジャー:権力の苦悩 (1976)
  • ナイト・ジャーニー:生存と救済の物語 (1978)
  • 十字軍と実用主義者:現代米外交の動かす者たち (1979)
  • ホロコーストからハーバードへ:逃避、赦し、自由の物語 (2014)

作風・主題

文体
記述的かつ分析的なノンフィクション個人の心理と意思決定に焦点を当てる
頻出モチーフ
戦争の人間的側面外交政策のケーススタディ生存と赦し

評価・遺産

個別国家と指導者の心理に注目した戦争・外交論で知られ、国際政治学と一般向け解説の橋渡しをした。バンクロフト賞受賞など学術的・一般読者双方で評価を受けた一方で、1970年代に法的問題を経験し後に恩赦を受けた経歴もある。

豆知識

  • 第二次世界大戦勃発前に家族とともに避難し、日本の外交官杉原千畝による査証により救われた。
  • 代表作『国の力』でバンクロフト賞を受賞した(年は不確定)。
  • 1976年に共犯の不正行為を報告しなかった罪で有罪を認め、1977年に保護観察と社会奉仕を命じられた後、ロナルド・レーガン大統領から恩赦を受けた。
  • 国連政治問題局で暫定ディレクターを務め、国際難民機関や大学での教育活動を行った。