世界・海外・国外の文学賞

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ジョン・エドガー・コールウェル・ハーン

ジョン・エドガー・コールウェル・ハーン

John Edgar Colwell Hearne

別名: Jay Monroe / John Morris
ペンネーム: ジェイ・モンロー新聞コラム執筆時の筆名(初期のGleaner紙のコラム), ジョン・モリスモリス・カーギルと共作したスリラー(共著名義)

プロフィール

性別
男性
生誕
1926-02-04 (モントリオール、ケベック、カナダ)
死没
1994-12-12 68歳
国籍
ジャマイカ
言語
英語
居住地歴
キングストン(ジャマイカ) → イギリス(エジンバラ、ロンドン等) → ヨーロッパ各地(旅行)

経歴

職業
小説家, ジャーナリスト, 教師
活動期間
1950年〜1994年
所属
ウエストインディーズ大学(モナ校)エクストラ・ミュラル部門, フィリップ・シャーロック創造芸術センター(初代事務局)
影響を受けた人物
ロジャー・メイズ(同行した作家)
影響を与えた人物
マーロン・ジェームズ(教え子、作家)

学歴

ジャマイカ・カレッジ
国: ジャマイカ
中等教育機関。キングストンで在学。
エジンバラ大学
英文学・哲学
国: イギリス
英語と哲学を専攻。
ロンドン大学
教育学(教員養成)
国: イギリス
教員養成を受け、1950年代初頭に教職に就く。

受賞歴

ジョン・ルウェリン・リース賞
1956
対象作品: Voices under the Window
主催: John Llewellyn Rhys Prize(授与団体)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Voices Under the Window

    ジャマイカ社会を背景に、政治的緊張や社会階層、個々人の葛藤を多面的に描いた長編。地域の声を掬い上げる群像的叙述が特徴。

    カリブ政治植民地後

作品

代表作

Voices under the Window

1955年 小説(長編)

1940年代後半から1950年代初頭のジャマイカを舞台に、特権階級に生まれながら社会的弱者に寄り添うことを選んだ人物の物語を、政治家の負傷と死を枠にして描く。

人種社会階級政治カリブのアイデンティティ

The Faces of Love

1959年 小説(長編)

架空の島カユナを舞台に、愛と人間関係、社会変動を背景にした物語群の一つ。

島社会恋愛社会変動

Stranger at the Gate

1959年 小説(長編)

カユナ島を舞台とする作品で、外部からの影響と地域社会の反応を描く。

文化衝突共同体

Land of the Living

1961年 小説(長編)

カユナを舞台にした一連の作品の一つで、当時のジャマイカの社会問題を反映している。

経済開発社会正義

Fever Grass (John Morris 名義、共著)

1969年 スリラー

モリス・カーギルとの共作によるスリラーで、架空のジャマイカ諜報機関を巡る筋を描く。

スパイ活動政治的陰謀

The Sure Salvation

1985年 歴史小説

19世紀中頃の奴隷船の航海を描き、架空の英領南米植民地アバリで物語が終わる。

奴隷制植民地主義人間の尊厳

全著作

  • Voices under the Window(1955)
  • The Eye of the Storm(1958)
  • The Faces of Love(1959)
  • Stranger at the Gate(1959)
  • The Autumn Equinox(1959)
  • Land of the Living(1961)
  • Fever Grass(ジョン・モリス名義、1969)
  • The Candywine Development(ジョン・モリス名義、1970)
  • The Checkerboard Caper(ジョン・モリス名義、1975)
  • The Sure Salvation(1985)
  • John Hearne's Short Fiction(編:Shivaun Hearne、2016)

作風・主題

文体
現実主義的な描写社会・政治的問題への直接的な関与
頻出モチーフ
架空の島(カユナ)を通じた地域表象階級と人種の緊張政治的変化と暴力

評価・遺産

ジョン・ハーンは1956年にジョン・ルウェリン・リース賞を受賞した初のカリブ系作家の一人であり、ウエストインディーズ大学での教育・編集活動を通じて後進に影響を与えた。遺稿・資料はUWIモナ校でコレクションとして保存されている。

資料所蔵先

  • ウエストインディーズ大学モナ校:John Hearne Collection(1982–1994)

大衆文化への影響

  • マーロン・ジェームズは、UWIでのハーンの創作講義が自身の作家活動の転機だったと述べている。
  • 短編や小説はカリブ文学のアンソロジーや学術研究で度々引用される。

豆知識

  • ジョン・ハーンは新聞コラムでジェイ・モンローの筆名を使用したことがある。
  • モリス・カーギルとの共著スリラーはジョン・モリス名義で発表された。