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第33回(1954年) 受賞受賞作: ...And Now Miguel
小さな農村コミュニティを背景に、若い牧童ミゲルの成長と葛藤を描く物語。家族や伝統、仕事に対する責任と自分の夢とのはざまで揺れる主人公の内面が丁寧に描写される。
家族の期待と自分の夢のあいだで揺れる少年の、静かな成長物語。
245ページ成長家族文化責任 -
第39回(1960年) 受賞受賞作: Onion John
1950年代ニュージャージーの小さな町で、少年アンディ・ラッシュと風変わりな隠者オニオン・ジョンの友情を軸に、共同体の善意と当人の自由のあいだにあるずれを描く児童文学。
親切のつもりが、相手の暮らしを揺らすことがある。
248ページ友情子どもの成長アウトサイダー共同体近代化
ジョセフ・クラムゴールド
ジョセフ・クインシー・クラムゴールド
Joseph Quincy Krumgold
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1908-04-09 (ニュージャージー州ジャージーシティ)
- 死没
- 1980-07-10 (ニュージャージー州ホープ・タウンシップ) 72歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- ユダヤ教(ユダヤ系アメリカ人)
- 居住地歴
- グリニッジ・ヴィレッジ(ニューヨーク) → ニュージャージー州ホープ・タウンシップ → カリフォルニア州(一時在住) → パリ(フランス) → ローマ(イタリア) → イスラエル(1947–1951在住・製作活動)
経歴
- 職業
- 作家, 脚本家, 映画製作者
- 活動期間
- 1930年〜1980年
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ニューヨーク大学 | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
ニューヨーク大学
国:
アメリカ合衆国
ニューヨーク大学を卒業し、後に脚本や映画制作の道へ進む。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1954 | ニューべリー賞 | 『…そして今ミゲル』 | — | アメリカ図書館協会/児童図書サービス協会(ALSC) | 受賞 |
| 1960 | ニューべリー賞 | 『オニオン・ジョン』 | — | アメリカ図書館協会/児童図書サービス協会(ALSC) | 受賞 |
| 1960 | ルイス・キャロル・シェルフ賞選出 | 『オニオン・ジョン』 | — | ルイス・キャロル・シェルフ賞委員会 | 選出 |
| — | アカデミー賞(短編ドキュメンタリー)ノミネート | 『ブロンクスの冒険(Adventure in the Bronx)』 | — | アカデミー・オブ・モーション・ピクチャー・アーツ・アンド・サイエンシズ | ノミネート |
ニューべリー賞
1954
対象作品:
『…そして今ミゲル』
主催:
アメリカ図書館協会/児童図書サービス協会(ALSC)
結果:
受賞
ニューべリー賞
1960
対象作品:
『オニオン・ジョン』
主催:
アメリカ図書館協会/児童図書サービス協会(ALSC)
結果:
受賞
ルイス・キャロル・シェルフ賞選出
1960
対象作品:
『オニオン・ジョン』
主催:
ルイス・キャロル・シェルフ賞委員会
結果:
選出
アカデミー賞(短編ドキュメンタリー)ノミネート
対象作品:
『ブロンクスの冒険(Adventure in the Bronx)』
主催:
アカデミー・オブ・モーション・ピクチャー・アーツ・アンド・サイエンシズ
結果:
ノミネート
受賞・候補エディション
作品
代表作
『…そして今ミゲル』
1953年 児童文学(小説) 192ページメキシコ系の少年ミゲルの成長と家族、地域社会での役割を描く。1953年に発表され、1954年にニューべリー賞を受賞した。
移民成長コミュニティと労働
映像化・舞台化
- [映画(短編/ドキュメンタリー)] 『ブロンクスの冒険(同題のドキュメンタリー)』 / Joseph Krumgold (1953)
『オニオン・ジョン』
1959年 児童文学(小説) 176ページ移民の風変わりな男性“オニオン・ジョン”と、小さな町の少年たちとの交流を通して異文化理解や共感を描く作品。ニューべリー賞を受賞した。
異文化理解友情孤独と共感
『ヘンリー3』
1967年 児童文学児童向けの小説。詳細は不明。
『ターキーのもっとも恐るべき男』
1969年 児童文学トルコを舞台とした児童向けの物語。詳細は不明。
『スウィーニーの冒険』
1942年 児童文学児童向けの冒険小説。詳細不明。
『Thanks to Murder』
1935年 成人向け小説成人向けの小説で、Vanguard Pressから刊行された。
『夢を捨てよ(Dream No More)』
1953年 映画クルムゴールドが作・監督に関わった映画作品の一つ(1953年)。
『悪から出でよ(Out of Evil)』
1950年 映画1950年の映画作品(クルムゴールド関与)。
『アルカトラズから七マイル(Seven Miles from Alcatraz)』
1942年 映画1942年の映画作品。クルムゴールドが脚本等に関与。
『ジープの自叙伝(The Autobiography of a Jeep)』
1943年 短編映画(プロパガンダ/記録)1943年、米国戦時情報局のために制作された短編。クルムゴールドが関与。
全著作
- 『Thanks to Murder』(1935)
- 『Sweeney's Adventure』(1942)
- 『Seven Miles from Alcatraz』(1942、映画)
- 『The Autobiography of a Jeep』(1943、映画)
- 『Out of Evil』(1950、映画)
- 『…そして今ミゲル』(1953)
- 『Dream No More』(1953、映画)
- 『オニオン・ジョン』(1959)
- 『ヘンリー3』(1967)
- 『ターキーのもっとも恐るべき男』(1969)
翻案
- 『ブロンクスの冒険』(短編映画)
- 『Dream No More』(映画)
- 『Out of Evil』(映画)
作風・主題
- 文体
- 現実主義的描写児童文学における親しみやすい語り口
- 頻出モチーフ
- 移民・異文化子どもの成長と責任地域社会の絆
評価・遺産
クルムゴールドは児童文学と映画の双方で活躍し、特に『…そして今ミゲル』と『オニオン・ジョン』でニューべリー賞を2度受賞したことで知られる。移民やコミュニティを題材にした現実的で共感的な描写が評価されている。
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館(関連記録・目録)
引用
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彼はニューべリー賞を2度受賞した最初の人物である。
出典: The New York Times(追悼記事) (1980年)
豆知識
- ニューべリー賞を二度受賞した最初の作家である(のちにほか数名が達成)。
- 父が映画館を経営しており、幼少期から映画に親しんだ。
- MGMで脚本家として働き、その後ドキュメンタリー制作にも携わった。
- 1947–1951年にイスラエルで映画制作を行った。
- 『ブロンクスの冒険』はアカデミー賞(短編ドキュメンタリー)にノミネートされた。