世界・海外・国外の文学賞

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カレン・カーボ

カレン・カーボ

Karen Karbo

プロフィール

性別
女性
生誕
アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
カリフォルニア州ウィッティア(育った場所) → ロサンゼルス(在住) → オレゴン州ポートランド(在住) → フランス南部(現住所)

経歴

職業
小説家, ノンフィクション作家, ジャーナリスト, エッセイスト, 児童文学作家
活動期間
1989年〜
影響を受けた人物
ジョージ・プリンプトン, ボブ・シャコキス, ジャネット・バロウェイ

学歴

サザンカリフォルニア大学
文学系(英語専攻) / 英語
学位: 学士(BA)
国: アメリカ合衆国
在学中にジャーナリズムや理学療法を学び、後に映画研究(大学院)に進む経緯がある。母の死が執筆に影響を与えた。

受賞歴

オレゴン・ブック・アワード(創造的ノンフィクション)
2005
対象作品: The Stuff of Life: A Daughter's Memoir
部門: 創造的ノンフィクション
主催: Oregon Literary Arts
結果: winner
General Electric 若手作家賞
1989
主催: General Electric
結果: winner
国立芸術基金(NEA)フェローシップ(フィクション)
1992
主催: 国立芸術基金 (NEA)
結果: fellowship
Oregon Literary Arts フェローシップ(フィクション)
1992
主催: Oregon Literary Arts
結果: fellowship
Amtrak ライティング・レジデンシー
2015
主催: Amtrak
結果: selected

受賞・候補エディション

作品

代表作

Trespassers Welcome Here

1990年 小説(コメディ)

USCロシア語学部を舞台に、ロシア系移民の大学院助手たちと著名な作家教師を描く群像コメディ。移民の心理とユーモアが特徴。

移民としての適応アイデンティティユーモア

The Diamond Lane

1991年 小説(悲喜劇)

二人の姉妹の恋愛や成功への夢を通して、ハリウッドと結婚という不安定な制度を辛辣なユーモアで描いた作品。

姉妹関係結婚とキャリア風刺

Motherhood Made a Man Out Of Me

2000年 小説(家庭喜劇)

新生児をめぐる夫婦とその友人たちの絡み合う物語を通じて、母性と結婚に潜む矛盾や感情の高まりを描く。

母性家庭の葛藤ユーモアと悲哀

Generation Ex: Tales From The Second Wives Club

2001年 ノンフィクション(エッセイ)

離婚や再婚をテーマに統計や逸話を交えて、離婚経験者の生活を機知に富んだ視点で論じる作品。

離婚と再婚家族の再構築

The Stuff of Life: A Daughter's Memoir

2004年 ノンフィクション(回想録)

病床の父を介護した一年を描く回想録。介護の葛藤、家族関係、喪失とユーモアが混在する作品。

介護家族と喪失ユーモアと悲しみ

Minerva Clark Gets a Clue

2005年 児童文学(ミステリー)

電気ショックで自意識を失った13歳の少年探偵ミネルヴァ・クラークが、恐れ知らずに事件を解決していくシリーズ第一作。

成長アイデンティティ冒険

Minerva Clark Goes To The Dogs

2006年 児童文学(ミステリー)

友人のために盗まれた赤いダイヤを追うミネルヴァの活躍を描くシリーズ第二作。

友情謎解き

Minerva Clark Gives Up The Ghost

2007年 児童文学(ミステリー)

火災で被害を受けた食料品店の幽霊の行方を追うミネルヴァの調査を描くシリーズ第三作。

幽霊勇気

How to Hepburn

2007年 ノンフィクション(伝記的セルフヘルプ)

キャサリン・ヘプバーンの生涯や習慣から生き方の教訓を引き出す短めの伝記的エッセイ。

自己啓発女性の自立

The Gospel According to Coco Chanel

2009年 ノンフィクション(伝記)

ココ・シャネルの自己創造と仕事・恋愛・富への関係を軽妙に論じる一冊。

自己創造ファッションと権力

How Georgia Became O’Keeffe

2011年 ノンフィクション(伝記エッセイ)

ジョージア・オキーフの生涯をテーマ別の章で編み、芸術家としての選択と反抗を描く作品。

芸術家の自立創造性と反抗

Julia Child Rules

2013年 ノンフィクション(伝記エッセイ)

ジュリア・チャイルドの性格と仕事への姿勢から学ぶ生き方の教訓を描いた一冊。

仕事への情熱自己肯定

In Praise of Difficult Women

2018年 ノンフィクション(伝記コレクション・フェミニズム)

29人の“難しい”と評された女性たちの短いプロフィールを通して、伝統に挑んだ女性像を再評価するエッセイ集。

フェミニズム破壊的な自己表現歴史再評価

Yeah, No. Not Happening

2020年 ノンフィクション(エッセイ/セルフケア)

自己改善文化への反駁と、完璧を求めないセルフケアを提唱する個人的エッセイ集。

セルフケア反完璧主義女性のプレッシャー

全著作

  • Yeah, No. Not Happening (2020)
  • In Praise of Difficult Women (2018)
  • Julia Child Rules (2013)
  • How Georgia Became O’Keeffe (2011)
  • The Gospel According to Coco Chanel (2009)
  • The Stuff of Life: A Daughter's Memoir (2004)
  • Generation Ex: Tales From The Second Wives Club (2001)
  • Motherhood Made a Man Out Of Me (2000)
  • The Diamond Lane (1991)
  • Trespassers Welcome Here (1990)
  • Minerva Clark Gets a Clue (2005)
  • Minerva Clark Goes To The Dogs (2006)
  • Minerva Clark Gives Up The Ghost (2007)
  • How to Hepburn (2007)

作風・主題

文体
ユーモアを交えた会話調の文体伝記的エッセイとセルフヘルプの融合参加型ジャーナリズムの手法
頻出モチーフ
女性の自立と挑戦母性と家庭の複雑さアイデンティティの再発見ユーモアによる鋭い観察

評価・遺産

カレン・カーボは、ユーモアと鋭い観察で女性の生き方を描く著作者として評価される。短く読みやすい伝記的エッセイや実用的なセルフヘルプ風の作品群は、現代女性やフェミニズム的読者に影響を与え、図書賞やフェローシップで認められている。

大衆文化への影響

  • ポッドキャスト出演や書籍にまつわるトークが複数の番組で取り上げられている
  • 『In Praise of Difficult Women』はフェミニズム的議論で引用されることがある

引用

  • (ジャネット・バロウェイによれば)「大笑いしてしまうほどの、鋭く肘でつつくようなウィットで称賛される」
    出典: The New York Times(ジャネット・バロウェイ、2003) (2003年)

豆知識

  • ペットのフェレットを飼っていることが知られている
  • かつて新聞配達、犬のグルーミング、エージェント助手などの職を経験している
  • 『Minerva Clark』シリーズは娘のために書き始められた
  • PADI認定のサメの扱いに関する経験など、体験型ジャーナリズムの取材を行っている
  • 娘の名前はフィオナ(Fiona)である