世界・海外・国外の文学賞

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カール・バルト

カール・バルト

Kāru Baruto

プロフィール

性別
男性
生誕
1886-05-10 (スイス・バーゼル)
死没
1968-12-10 (スイス・バーゼル) 82歳
国籍
スイス
言語
ドイツ語
宗教
改革派プロテスタント(カルヴァン派に近い伝統)
居住地歴
バーゼル(出生地、晩年の居住地、バーゼル大学) → ザーフェンヴィール(牧師として在住) → ゲッティンゲン(教授職) → ミュンスター(教授職) → ボン(教授職)

経歴

職業
神学者, 牧師, 大学教授
活動期間
1911年〜1968年
所属
バーゼル大学(教授), ゲッティンゲン大学(教授), ミュンスター大学(教授), ボン大学(教授), スイス改改革派教会(按手・叙任)
所属団体
アメリカ芸術科学アカデミー(名誉会員)
影響を受けた人物
アドルフ・フォン・ハルナック, フリードリヒ・シュライアマハー, ウィルヘルム・ヘルマン, クリストフ・ブルムハルト
影響を与えた人物
ディートリヒ・ボンヘッファー, ユルゲン・モルトマン, ハンス・クング, ラインホルト・ニーバー, フラナリー・オコナー(小説家), ジョン・アップダイク(小説家)

学歴

ベルン大学
国: スイス
ベルリン大学
国: ドイツ
アドルフ・フォン・ハルナックらに学ぶ
テュービンゲン大学
国: ドイツ
マールブルク大学(ウィルヘルム・ヘルマンらに師事)
国: ドイツ
主に神学研究を行った

受賞歴

アメリカ芸術科学アカデミー名誉会員
1950
主催: アメリカ芸術科学アカデミー
結果: 選出(名誉会員)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 学術業績(神学著作群)

    教義学や聖書解釈に関する主要な論考と著作群。正統神学の観点から現代的課題を問い直し、神学的主張を学術的散文として深くかつ明瞭に提示した点が評価された。

    神学キリスト教思想教義学宗教思想

作品

代表作

『ローマの信徒への手紙』 (Der Römerbrief)

1919年 神学注解(新約注解)

第一次世界大戦後に発表され、自由主義神学からの決別を示したローマ書注解。神の啓示と人間の罪、キリスト中心主義的救済理解を主張する。

啓示論救済論キリスト中心主義
翻訳
  • 英訳(E. C. Hoskyns ほか)

『教会教義学』 (Kirchliche Dogmatik / Church Dogmatics)

1932年 体系神学(大著) 9000ページ

バルトの代表作であり、五編からなる未完の大著。神の言葉、神論、創造論、和解論、贖いの教義を扱う。合計約9,000ページに及ぶ。

体系神学三位一体論贖いと和解
翻訳
  • 英訳(部分的な翻訳が多数)

『バルメン宣言』

1934年 教会宣言・神学政治文書

ナチス台頭期のドイツ国教会の政治的脅威に対して、教会の主権と福音の優位を主張した宣言。バルトが主要執筆者の一人として関与した。

教会の独立性福音の優位反ナチズム的立場
翻訳
  • 各国語訳あり

全著作

  • 『ローマの信徒への手紙』 (1919/1922)
  • 『神のことばと人のことば』 (Das Wort Gottes und die Theologie, 1928)
  • 『教会と国家』
  • 『教会教義学』(複数巻、1932–1967)
  • 『神の人間性』 (The Humanity of God)

作品の翻訳

  • 『ローマの信徒への手紙』英訳(E. C. Hoskyns)
  • 『教会教義学』部分英訳(T. F. Torrance, G. W. Bromiley ら編集)

作風・主題

文体
学術的で緻密な文体弁証法的手法(否定と肯定の反復)ラテン的・ドイツ語圏の厳密な論述
頻出モチーフ
神の他性(Sovereignty and Otherness of God)キリスト中心主義啓示と人間の受容の緊張

評価・遺産

20世紀最大級のプロテスタント神学者の一人とされ、体系神学の方向性を再定義した。教会の公的良心や平和活動にも影響を与え、学術的・一般文化的に広範な影響を持つ。

記念館・博物館

  • カール・バルト研究センター(Princeton Theological Seminary) Princeton Theological Seminary, ニュージャージー州プリンストン, アメリカ合衆国 1997年開館
  • カール・バルト・アーカイブ(バーゼル大学) バーゼル大学図書館・アーカイブ, スイス

関連学会

  • アメリカ芸術科学アカデミー(名誉会員)

資料所蔵先

  • Princeton Theological Seminary – Center for Barth Studies(研究コレクション)
  • バーゼル大学カール・バルト・アーカイブ

大衆文化への影響

  • 『タイム』誌表紙(1962年)

引用

  • 私は普遍主義を信じないが、私はすべての和解者であるイエス・キリストを信じる。
    出典: 言及・手紙(出典不確定)
  • 神の義は他の世界からトランペットの如く鳴り響き、国家や文化と人の同盟を断ち切る。
    出典: 講演・著作(出典不確定)

豆知識

  • 第一次世界大戦後のローマ書注解で国際的名声を得た。
  • バルメン宣言の主要執筆者の一人であり、ナチスに対する教会の抵抗に関与した。
  • 1962年にアメリカの『タイム』誌の表紙を飾った。
  • 長年の秘書であり協働者のシャルロッテ・フォン・キルシュバームとの複雑な私人関係が公表された。