世界・海外・国外の文学賞

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ケタキ・クシャリ・ダイソン

ケタキ・クシャリ・ダイソン

Ketaki Kushari Dyson

プロフィール

性別
女性
生誕
1940-06-26 (コルカタ(カルカッタ)、インド)
国籍
インド
言語
ベンガル語, 英語
居住地歴
コルカタ(カルカッタ)、インド → オックスフォード近郊、イギリス

経歴

職業
詩人, 小説家, 翻訳家, 文芸批評家, ディアスポラ研究者
活動期間
1960年〜
影響を受けた人物
ラビンドラナート・タゴール, ブッダデブ・ボス

学歴

ジャダヴプル大学
英文学部 / 英文学科
国: インド
コルカタで英文学を学ぶ
オックスフォード大学
英文学部 / 英文学科
学位: PhD
期間: 1970年代
卒業年: 1978
国: イギリス
博士論文は英国人の南アジアにおける日記・回想録を扱う研究(『Various Universe』に基づく)

受賞歴

アナンダ賞
1986
主催: アナンダ財団
結果: 受賞
アナンダ賞
1997
主催: アナンダ財団
結果: 受賞
ビュバンモヒニ・ダシ勲章(カルカッタ大学)
1986
主催: カルカッタ大学
結果: 受賞
プラフララクマル・サルカル記念アナンダ賞
1986
対象作品: 『Rabindranath o Victoria Ocampor Sandhaney』
主催: アナンダ(出版社/賞)
結果: 受賞
スター・アナンダ賞(ベンガル文学)
主催: Star Ananda
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Rabindranath o Victoria Ocampor Sandhane (ラビンドラナートとヴィクトリア・オカンパーの探索)

    ラビンドラナート・タゴールとヴィクトリア・オカンパーに関わる歴史的・文化的テーマを扱った長編小説。史実や資料を織り交ぜつつ文化横断的な視点で両者の交流や思想的対話を描き、近代の知的交差点を探る作品である。

    歴史小説文化交流伝記的要素ラビンドラナート
  2. 受賞作: Ranger Rabindranath(Tagoreの色彩観に関する研究)

    タゴールの詩や随筆、絵画に現れる色彩表現とその象徴性を分析する研究書。色という視覚的要素を通してタゴールの芸術世界を解読し、詩・美術・思想の交差を探る。

    ラビンドラナート研究色彩論美術・文学研究
  3. 受賞作: Ranger Rabindranath

    『Ranger Rabindranath』はラビンドラナート・タゴールの色彩観に焦点を当てた研究書。タゴールの詩や美術における色の象徴性や視覚表現を分析し、作品理解の新たな視座を提示する。

    文学研究タゴール研究美学

作品

代表作

様々な宇宙:インド亜大陸における英国人男女の日記と回想録、1765-1856

1978年 学術研究

オックスフォードでの博士研究に基づく書籍。イースト・インディア会社期から1856年までの英国人男女による日記や回想録を編纂・分析し、帝国観や植民地体験の語りを考察する。

植民地主義回想録研究異文化接触

ノトン・ノトン・ペイラグリ(Noton Noton Pairaguli)

1983年 小説(ベンガル語)

移民としてのベンガル人女性の視点から、イギリスにおける生活と葛藤、アイデンティティの模索を描く長編小説。雑誌連載を経て高い評価を得た。

移民アイデンティティ女性の視点

Spaces I Inhabit

1983年 詩集(英語)

英語で書かれた詩集。二つの文化圏にまたがる生活感覚や内的風景、日常と記憶を繊細に詠む。

ディアスポラ記憶場所と帰属

Hibiscus in the North

1979年 詩(英語)

英語の詩パンフレット。北方(オックスフォード周辺)での生活と郷愁を、ベンガルの記憶と重ね合わせる作品群。

郷愁文化の重なり

Katha Boltey Dao

1992年 詩集(ベンガル語)

ベンガル語の詩集。個人的記憶や女性の視点、日常の細部をテーマにした作品を収める。

女性日常記憶

全著作

  • 『A Various Universe: The Journals and Memoirs of British Men and Women in the Indian Subcontinent, 1765-1856』
  • 『Noton Noton Pairaguli』
  • 『Spaces I Inhabit』
  • 『Hibiscus in the North』
  • 『Katha Boltey Dao』
  • 『Nari, Nogori(自伝的小品集)』
  • 『Bhabonar Bhaskarya(論集)』

作家による翻訳

  • ラビンドラナート・タゴールの詩・作品の翻訳
  • ブッダデブ・ボスの詩の翻訳

作風・主題

文体
二言語(ベンガル語・英語)の詩的・散文的文体叙情的で記憶を重視する語り
頻出モチーフ
移民・ディアスポラの経験アイデンティティと帰属女性の視点食文化や日常の細部

評価・遺産

ケタキ・クシャリ・ダイソンはベンガル語と英語の両言語で活動するディアスポラ作家・学者として評価されている。移民経験、女性の視点、植民地期の史料研究を横断する多様な業績で、ベンガル文壇と南アジア研究に貢献した。

豆知識

  • 4歳で詩作を始めたと本人が語っている。
  • コルカタ出身で長年オックスフォード近郊に在住している。
  • ラビンドラナート・タゴールやブッダデブ・ボスの影響を公言している。