世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

キラーニー・クラリー

キラーニー・クラリー

Killarney Clary

プロフィール

性別
女性
生誕
カリフォルニア州パサデナ
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
パサデナ(出身) → カリフォルニア大学アーバイン校周辺(在学/在勤) → アイオワ大学(在勤)

経歴

職業
詩人, 教師
活動期間
1989年〜
ノミネート
『Who Whispered Near Me』がピューリッツァー賞にノミネート

学歴

カリフォルニア大学アーバイン校
芸術学部 / スタジオアート/詩作プログラム
国: アメリカ合衆国
スタジオアートと詩作の学位を取得。後に同大学やアイオワ大学で教鞭をとる。

受賞歴

ラナン文学賞(詩の部)
1992
主催: ラナン財団
結果: 受賞
National Endowment for the Arts フェローシップ(詩)
2011
主催: National Endowment for the Arts
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(ノミネート)
対象作品: Who Whispered Near Me
部門:
主催: ピューリッツァー賞運営
結果: ノミネート

受賞・候補エディション

作品

代表作

Who Whispered Near Me

1989年

日常の細部と内面のリズムを掬い上げる抒情的な詩集。記憶と会話の微かな断片が重なり合い、個人的な生活のパターンを浮かび上がらせる。

記憶日常性内的独白

By Common Salt

1996年

共同体的な感覚や身近な素材を通じて、親密さと距離感を探る作品集。

共同体親密さ

Potential Stranger

2003年

他者性やアイデンティティの揺らぎをテーマにした詩集。日常的な観察を通して自己と他者の境界を問う。

他者性アイデンティティ

Shadow of A Cloud but no Cloud

2014年

比喩的なイメージと記憶の陰影を織り込む晩年の詩集。存在の曖昧さや消え入りそうな瞬間を捉える。

記憶儚さ

全著作

  • Who Whispered Near Me (1989)
  • By Common Salt (1996)
  • Potential Stranger (2003)
  • Shadow of A Cloud but no Cloud (2014)

作風・主題

文体
抒情的で内省的な文体会話のリズムを取り入れた散文的な詩記憶の断片を繋ぐ技巧
頻出モチーフ
記憶の断片日常の細部家庭的・身近な情景

評価・遺産

キラーニー・クラリーは、内省的で抒情的な詩作を通してアメリカ現代詩の中で評価を得ている。ラナン賞やNEAフェローシップなどを受賞し、大学での教育活動を通して詩の継承にも貢献した。

引用

  • ここには華美さはなく、ドラマも少ない。主題は散文的だが、その散文は記憶と普段の会話の内部リズムを捉え、激しい抒情性へとねじ曲げられている。クラリーの詩は心の体操である。我々は誰かの思考に溺れ、見失うかもしれないが、彼女の詩は地図であり、我々を確かに迷路の中へ導く。そこには一つの人生の豊かな配列があると我々は発見するのだ。
    出典: ゲイリー・ヤングによる『Who Whispered Near Me』の書評 (1989年)

豆知識

  • 12歳から詩作を始めた。
  • カリフォルニア大学アーバイン校やアイオワ大学で教えた経験がある。