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ローレンス・ヘンリー・ギプソン

ローレンス・ヘンリー・ギプソン

Lawrence Henry Gipson

プロフィール

性別
男性
生誕
1880-12-07 (コロラド州グリーリー)
死没
1971-09-26 (ペンシルベニア州ベスレヘム) 90歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
コングリゲーショナル教会(会衆派)
居住地歴
アイダホ州コールドウェル(少年期) → ペンシルベニア州ベスレヘム(在住・死去)

経歴

職業
歴史学者, 大学教授, 作家
活動期間
1903年〜1971年
所属
リーハイ大学(教授), ワバッシュ大学(歴史学科長), ザ・カレッジ・オブ・アイダホ(教員), カクストン・プレス(家業)
影響を受けた人物
チャールズ・M・アンドリュース
影響を与えた人物
インペリアル・スクールの歴史家たち

学歴

アイダホ大学
歴史学
学位: B.A.
期間: 1900-1903
卒業年: 1903
国: アメリカ合衆国
学部卒業(後にローズ奨学生としてオックスフォードへ)
オックスフォード大学
歴史学
学位: B.A.
期間: 1904-1907
卒業年: 1907
国: イギリス
初期のローズ奨学生の一人として留学
イェール大学
歴史学
学位: Ph.D.
期間: 1910-1918
卒業年: 1918
国: アメリカ合衆国
Farnham Fellowとして在籍、1918年に博士論文を受理

受賞歴

ローバット賞(Loubat Prize)
1948
対象作品: The Great War for the Empire: The Years of Defeat, 1754–1757(第6巻)
主催: コロンビア大学
結果: 受賞
バンクロフト賞
1950
対象作品: The Great War for the Empire: The Victorious Years, 1758–1760(第7巻)
主催: コロンビア大学
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(歴史部門)
1962
対象作品: The Triumphant Empire: Thunderclouds Gather in the West, 1763–1766(第10巻)
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞事務局)
結果: 受賞
ジャスティン・ウィンザー賞
1920
対象作品: Jared Ingersoll: アメリカ忠誠派に関する研究(1920)
主催: アメリカ歴史学会
結果: 受賞
ジョン・アディソン・ポーター賞
1918
対象作品: 博士論文(Jared Ingersollに関する研究)
主催: イェール大学
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Victorious Year, 1758–1760

    『The Victorious Year, 1758–1760』(『The Great War for Empire』第VII巻)は七年戦争の転換期である1758–1760年を扱い、英軍の戦略的勝利、植民地軍との協調、戦争が北米の政治経済に及ぼした影響を詳細に分析する。帝国間闘争が北米の勢力地図を如何に書き換えたかを示す学術的叙述である。

    植民地史七年戦争軍事史帝国史
  1. 受賞作: The Triumphant Empire: Thunder-Clouds Gather in the West, 1763–1766

    この巻は七年戦争後の英帝国と北米植民地の緊張期(1763–1766)を扱い、課税・貿易規制・植民地政策がどのように植民地社会に影響を与えたかを史料に基づき詳述している。英国の帝国的政策と植民地の反応を追うことで、独立革命への構造的な前兆を明らかにする学術的叙述である。

    植民地史英米関係革命前夜帝国史

作品

代表作

Jared Ingersoll: アメリカ忠誠派に関する研究

1920年 歴史

イェール大学出版の博士論文出版。アメリカ独立戦争期の忠誠派(ロイヤリスト)と英領植民地行政との関係を論じる研究。

忠誠派植民地行政アメリカ独立の前史

The British Empire Before the American Revolution(全15巻)

1936年 歴史・学術書

1754年から1766年を中心とした英帝国と北米植民地の関係を詳細に論じた全15巻の大著。ロンドン中心の視点から帝国行政の効率と公正を評価する「インペリアル・スクール」に位置づけられる。

英帝国史七年戦争(大帝国の戦い)アメリカ独立への要因

全著作

  • Jared Ingersoll: アメリカ忠誠派に関する研究(Yale University Press, 1920)
  • The British Empire Before the American Revolution(全15巻、1936–1970)
  • 学術論文: 'The American Revolution as an Aftermath of the Great War for the Empire, 1754–1763'(Political Science Quarterly, 1950)

作風・主題

文体
実証的で文献重視の学術的文体ロンドン中心の帝国視点を重視する分析
頻出モチーフ
帝国行政の効率と公正七年戦争(大帝国の戦い)を転機とする歴史観忠誠派(ロイヤリスト)の役割と視点

評価・遺産

ギプソンは英帝国と北米植民地の関係を大著で総合的に論じた歴史家として評価される。「インペリアル・スクール」の代表的存在であり、彼の遺贈はリーハイ大学のギプソン研究所の基盤となった。複数巻にわたる彼の研究は20世紀の植民地史研究に重要な影響を与えた。

関連学会

  • アメリカ歴史学会

資料所蔵先

  • リーハイ大学リンダーマン図書館 特別資料(Lawrence Henry Gipson Papers)

引用

  • ローズ奨学生としての最初の代表団には非常に注目が集まったため、我々は学問界の目にさらされ、ある意味でアメリカの学問の評判が我々の手にかかっているかのように感じさせられた。
    出典: オックスフォード在学に関する回想 (1907年)

豆知識

  • 遺産をすべてリーハイ大学に遺贈し、ギプソン研究所の基盤資金となった。
  • 遺灰はアイダホ州コールドウェルに埋葬された。