世界・海外・国外の文学賞

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リン=マニュエル・ミランダ

リン=マニュエル・ミランダ

Rin-Manueru Miranda

別名: LMM / Lin

プロフィール

性別
男性
生誕
1980-01-16 (アメリカ合衆国ニューヨーク市)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, スペイン語
宗教
カトリック
居住地歴
ニューヨーク市インウッド(マンハッタン) → プエルトリコ・ベガアルタ(祖父母宅を毎年訪問) → ニューヨーク市(在住)

経歴

職業
ソングライター, 俳優, 歌手, 映画監督, ラッパー, リブレット作家
活動期間
2002年〜
所属
Freestyle Love Supreme(共同設立), Graham Windham(支援者・支援活動), ウェズリアン大学(同窓)
影響を受けた人物
ロン・チャーノ(伝記作家、書籍『Alexander Hamilton』がインスピレーション), スティーブン・ソンドハイム(ミュージカル作曲家・作詞家)
ノミネート
アカデミー賞 最優秀オリジナル歌曲("How Far I'll Go"、『モアナと伝説の海』)ノミネート, アカデミー賞 最優秀オリジナル歌曲("Dos Oruguitas"、『Encanto』)ノミネート, ゴールデングローブ賞(出演/作曲等の部門)ノミネート多数

学歴

ウェズリアン大学
学位: BA
期間: 1998–2002
卒業年: 2002
国: アメリカ合衆国
学士(文学士)。在学中にミュージカル創作を開始。
ハンター・カレッジ高等学校
期間: 1986–1998
卒業年: 1998
国: アメリカ合衆国
小学校(Hunter College Elementary)から進学。学校活動で演劇や作曲に携わる。

受賞歴

ピューリッツァー賞(ドラマ部門)
2016
対象作品: Hamilton(ミュージカル)
部門: ドラマ(劇)
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: 受賞
トニー賞(最優秀オリジナルスコア)
2008
対象作品: In the Heights(ミュージカル)
部門: 最優秀オリジナルスコア
主催: トニー賞(アメリカ演劇芸術科学アカデミー)
結果: 受賞
トニー賞(最優秀オリジナルスコア)
2016
対象作品: Hamilton(ミュージカル)
部門: 最優秀オリジナルスコア
主催: トニー賞(アメリカ演劇芸術科学アカデミー)
結果: 受賞
トニー賞(最優秀ミュージカル台本)
2016
対象作品: Hamilton(ミュージカル)
部門: 最優秀ミュージカル台本
主催: トニー賞(アメリカ演劇芸術科学アカデミー)
結果: 受賞
グラミー賞(最優秀ミュージカル・シアター・アルバム)
2009
対象作品: In the Heights(オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング)
部門: Best Musical Theater Album
主催: ザ・レコーディング・アカデミー
結果: 受賞
グラミー賞(最優秀ミュージカル・シアター・アルバム)
2016
対象作品: Hamilton(キャスト・アルバム)
部門: Best Musical Theater Album
主催: ザ・レコーディング・アカデミー
結果: 受賞
グラミー賞(映像作品のための最優秀楽曲)
2018
対象作品: How Far I'll Go(『モアナと伝説の海』)
部門: Best Song Written for Visual Media
主催: ザ・レコーディング・アカデミー
結果: 受賞
エミー賞(オリジナル音楽・歌詞)
2014
対象作品: 67th Tony Awards のオープニング・ナンバー「Bigger!」
部門: Outstanding Original Music and Lyrics
主催: テレビ芸術科学アカデミー(エミー賞)
結果: 受賞
マッカーサー・フェローシップ(Genius Grant)
2015
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞
ケネディ・センター名誉賞
2018
対象作品: Hamilton(クリエーションへの貢献)
主催: ケネディ・センター
結果: 受賞
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(星)
2018
主催: ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Hamilton(ハミルトン)

    アメリカ建国期のアレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ラップやR&Bなど現代音楽で描き直したミュージカル。移民、野心、政治と記憶を巡る新しい歴史劇として世界的な反響を呼んだ。

    革命史移民とアイデンティティ野心と権力音楽と政治

作品

代表作

イン・ザ・ハイツ

2008年 ミュージカル(ブロードウェイ)

マンハッタンのインウッド地区を舞台に、ラテン系コミュニティの人々の日常、夢、家族やアイデンティティを描くミュージカル。作曲・作詞・主演を務めたリン=マニュエル・ミランダの出世作。

移民経験コミュニティ家族と帰属自己実現
映像化・舞台化
  • [映画] イン・ザ・ハイツ(映画) / Jon M. Chu (2021)
翻訳
  • スペイン語など複数言語での上演・翻訳あり

ハミルトン

2015年 ヒップホップを基調としたミュージカル

ロン・チャーノのアレクサンダー・ハミルトン伝記に基づき、ラップやヒップホップなど現代音楽を取り入れてアメリカ建国の歴史と一人の移民の野心を描いた画期的な作品。作・曲・主演を務め、文化現象となった。

建国史の再解釈移民とアイデンティティ野心と責任記憶と物語
映像化・舞台化
  • [ライブ舞台記録(配信映画)] Hamilton(2020年ライブ配信版) / Thomas Kail (2020)
翻訳
  • 多言語上演(ドイツ語版など)

モアナと伝説の海(サウンドトラック/楽曲)

2016年 アニメ映画サウンドトラック

ディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海』のために作曲・作詞・歌唱で参加。ポリネシアの音楽的要素を取り入れた楽曲群で国際的に評価され、代表曲の一つが賞にノミネートされた。

探求と冒険伝統と自己発見
翻訳
  • 多国語版にローカライズされたサウンドトラック

Encanto(サウンドトラック)

2021年 アニメ映画サウンドトラック

コロンビアを舞台にしたディズニーのアニメ映画の音楽・歌詞を担当。収録曲「We Don't Talk About Bruno」が世界的にヒットし、作品の人気と評価を高めた。

家族と秘密アイデンティティ文化の多様性

Tick, Tick... Boom!(映画/監督作)

2021年 伝記的ミュージカル映画

ジョナサン・ラーソンの半自伝的ミュージカルを原作とする映画を監督。ミュージカル作家としての苦悩や創作過程を描く作品で、ミランダにとって長編映画監督デビュー作となった。

創作の苦悩時間と機会自己実現

Vivo(サウンドトラック/声の出演)

2021年 アニメーション映画サウンドトラック

主演声優として出演し、映画のために複数の楽曲を提供・制作。ファミリー向けのミュージカル作品。

音楽と絆世代間のつながり

全著作

  • Hamilton: The Revolution(2016、Jeremy McCarterと共著)
  • Gmorning, Gnight!: Little Pep Talks for Me & You(2018、Jonny Sunと共著)
  • In the Heights: Finding Home(2021、Quiara Alegría Hudes & Jeremy McCarterと共著)
  • 主要な舞台作品・映画作品(In the Heights、Hamilton、Moana、Encanto、Vivo、Tick, Tick... Boom!など)

翻案

  • In the Heights → 映画化(2021)
  • Hamilton → ライブ舞台録画/配信(2020)

作家による翻訳

  • 『ウエスト・サイド・ストーリー』の歌詞のスペイン語化に協力(2009ブロードウェイ復活等)

作品の翻訳

  • Hamilton(ドイツ語版への協力・監修など)

作風・主題

文体
ヒップホップ/ラップを語りの主要手段として用いるリリカルな文体劇的で感情に訴えるメロディと即興的な言語運用の融合歴史的事実と現代のポップ文化言語の接合
頻出モチーフ
移民とアイデンティティ家族とコミュニティの絆野心・上昇志向とその代償歴史の語り直し(再解釈)

評価・遺産

リン=マニュエル・ミランダはブロードウェイにヒップホップやラップを導入し、ミュージカルの語法を広げた。HamiltonやIn the Heightsなどにより劇場音楽とポップ文化の橋渡しを行い、若手作家や多様な人々に舞台参加の機会と影響を与えた。

大衆文化への影響

  • 「We Don't Talk About Bruno」(Encanto)がBillboard Hot 100で1位を獲得し、作品のポップカルチャー的成功を象徴。
  • Hamiltonは舞台外でも広く引用され、教育・政治的議論やコミュニティ支援活動と結びついている。

引用

  • 「それほど大きな飛躍はもう二度としないだろう。私はアンソニー・ラモスやこの素晴らしいキャストに彼ら自身の経験を持たせることに満足していた。」
    出典: インタビュー(In the Heights 映画化に関する発言) (2021年)
  • 「私はこの島を本当に愛している。」
    出典: パフォーマンス中の発言(ハミルトン、プエルトリコ公演にて) (2019年)

豆知識

  • 名前の由来はプエルトリコの詩人ホセ・マヌエル・トーレス・サンティアゴの詩「Nana roja para mi hijo Lin Manuel」から。
  • 最初のブロードウェイ作品『In the Heights』の原型は学生時代(ウェズリアン大学、1999年)に書かれた。
  • 息子のセバスチャンは『リトル・マーメイド』のキャラクターにちなんで名付けられ、モアナ等の作品製作に影響を与えたエピソードがある。
  • Freestyle Love Supremeの共同設立者であり、即興ヒップホップ・グループとして国際的な公演歴がある。
  • ハリケーン被害を受けたプエルトリコ復興のために活動・資金調達を行い、ハミルトンの公演を通じて地域支援にも寄与した。