-
第44回(1995年) 候補受賞作: La fuente de la vida
条件の異なる二人の男が、二人の魅力的な女性を追い求める物語。欲望と距離感、愛着と届かなさが交錯するスペインの長編小説。
二人の男が、届きそうで届かない二人の女性を追う。
292ページ家族欲望距離恋愛
ロゥルデス・オルティス
ロルデス・オルティス
Lourdes Ortiz
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1943-01-01 (スペイン・マドリード)
- 国籍
- スペイン
- 言語
- スペイン語
- 居住地歴
- マドリード在住
経歴
- 職業
- 作家, 劇作家, 詩人, 随筆家, ジャーナリスト, 翻訳者, 演劇学校教員
- 活動期間
- 1967年〜
- 所属
- マドリード王立舞台芸術学校(教員・校長)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| コンプルテンセ大学(マドリード) | 地理・歴史学部 | 地理・歴史 | — | — | スペイン |
| 修道院付属学校(初等〜中等教育) | — | — | — | 〜16歳まで | スペイン |
コンプルテンセ大学(マドリード)
地理・歴史学部
/ 地理・歴史
国:
スペイン
大学で地理・歴史を学ぶ
修道院付属学校(初等〜中等教育)
期間:
〜16歳まで
国:
スペイン
16歳まで修道院系学校で哲学と文学を学んだ
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1995 | プラネット賞(最終候補) | La fuente de la vida | — | プラネット財団(Premio Planeta) | finalist |
プラネット賞(最終候補)
1995
対象作品:
La fuente de la vida
主催:
プラネット財団(Premio Planeta)
結果:
finalist
受賞・候補エディション
作品
代表作
Luz de memoria
1976年 小説情緒的な危機を経験した男性が精神病院に入院する経緯を描いた作品。
記憶精神の危機
Picadura mortal
1979年 推理小説探偵バルバラ・アレナスがカナリア諸島で行方不明になった実業家の捜索を進める物語。
捜査社会
En días como éstos
1981年 小説テロや暴力を主題とし、それらが個人と社会にもたらす影響を扱う作品。
暴力テロ社会的影響
Magpie
1982年 歴史小説レオン女王ウラッカ(Urraca of León)を題材に、女王と投獄された修道士の対話を通して中世を再現する歴史小説。古語を用いて中世の雰囲気を作り出している。
中世権力歴史的再構築
Archángeles
1986年 小説1960年代にスペインで活躍した人々を回顧的かつ皮肉に描き、時間の経過を省察する作品。
回顧時間社会史
La fuente de la vida
1995年 小説生命や欲望をめぐるテーマを扱った長編小説。プラネット賞の最終候補となった作品。
生命欲望
Fátima de los naufragios
1998年 短編集/小説海と土地を舞台にした物語集。喪失や漂流がテーマとなる作品群。
喪失海漂流
全著作
- Escritos políticos de Larra, 1967
- Andrés García, de 19 años de edad, 1969
- Comunicación y crítica, 1977
- Conocer a Rimbaud y su obra, 1979
- Luz de memoria, 1976
- Picadura mortal, 1979
- La caja de lo que pudo ser(短編集), 1981
- Las murallas de Jericó(戯曲), 1980
- Magpie(歴史小説), 1982
- Archángeles, 1986
- Camas, 1989
- Antes de la batalla, 1992
- La fuente de la vida, 1995
- Fátima de los naufragios, 1998
- Una mirada insólita sobre Pablo y Nerón, 1999
- Dánae, 2000
- Cara de niño, 2002
- Impacto y pavor, 2003
- Don Juan, el deseo y las mujeres, 2007
作家による翻訳
- フランス語からの翻訳
作風・主題
- 文体
- 社会的・政治的主題に焦点を当てたコラム的記述と小説的叙述の併存歴史小説では意図的に古語や古風な表現を用いる回顧的・皮肉的な語り口
- 頻出モチーフ
- 記憶権力と女性暴力とテロ歴史の再解釈海と喪失
評価・遺産
ロゥルデス・オルティスは戯曲、詩、随筆、小説を横断する多作な作家であり、スペインの社会政治的問題や歴史を題材にした作品で知られる。演劇教育やジャーナリズムの分野でも活動し、1990年代にはプラネット賞の最終候補になるなど文学界での評価も高い。
引用
-
「商業的関心が出版市場を貧しくした」
出典: El País(インタビュー) (1999年)
豆知識
- 19歳で詩人ヘスス・ムナルリスと結婚し、1人の息子をもうけ、1968年に離婚した。
- 1970年代以降、複数の新聞・雑誌(El País、El Mundo、Diario 16など)で社会・政治問題に関するコラムを執筆した。
- 1991〜1993年にマドリード王立舞台芸術学校の校長を務めた。