世界・海外・国外の文学賞

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M・ムクンダン

エム・ムクンダン

M. Mukundan

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-09-10 (マヘ(当時フランス領インド))
国籍
インド
言語
マラヤーラム語, 英語
居住地歴
マヘ(出身地) → ニューデリー(フランス大使館文化担当)

経歴

職業
作家, 外交官(文化担当)
活動期間
1961年〜
所属
ケーララ州文学アカデミー(Kerala Sahitya Akademi)

受賞歴

ケーララ州文学アカデミー賞(小説部門)
1973
対象作品: Ee Lokam Athiloru Manushyan
主催: ケーララ州文学アカデミー
結果: 受賞
サヒティア・アカデミー賞(Sahitya Akademi Award)
1992
対象作品: Daivathinte Vikrithikal
主催: サヒティア・アカデミー(Sahitya Akademi)
結果: 受賞
Chevalier des Arts et des Lettres(芸術文化勲章)
1998
主催: フランス文化省(フランス政府)
結果: 叙勲
ムッタトゥ・ヴァーキー賞
1998
主催: Muttathu Varkey財団
結果: 受賞
ヴァヤラル賞
2003
対象作品: Kesavante Vilapangal
主催: Vayalar Ramavarma賞委員会
結果: 受賞
クロスワード・ブック賞
2006
対象作品: Kesavante Vilapangal(英訳版)
主催: Crossword(出版社/賞運営)
結果: 受賞
エズタチャン賞(Ezhuthachan Puraskaram)
2018
主催: ケーララ州政府
結果: 受賞
JCB賞(JCB Prize for Literature)
2021
対象作品: Delhi: A Soliloquy(デルヒ:独白)
主催: JCB賞選考委員会
結果: 受賞
バシール賞
2022
対象作品: Nritham Cheyyunna Kudakal
主催: Basheer賞運営団体
結果: 受賞
タカジ賞(Thakazhi Award)
2023
主催: Thakazhi財団
結果: 受賞
パドマラジャン賞(Padmarajan Award)
2023
対象作品: Ningal
主催: Padmarajan財団
結果: 受賞
ケーララ州映画賞(最優秀脚色/脚本賞相当)
1992
対象作品: Daivathinte Vikrithikal(映画脚本)
主催: ケーララ州政府
結果: 受賞
T. K. Ramakrishnan賞(アブダビ・サクティ賞の一部)
2017
主催: Abu Dhabi Sakthi賞
結果: 受賞
M. P. Paul賞
主催: M. P. Paul賞運営団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 業績全般

    本賞は受賞者の総合的な文学活動を称えるものである。地域の記憶や歴史、アイデンティティの問題を繊細に描く作品群が評価され、長年にわたる創作活動がマラヤーラム文学に与えた影響が受賞理由となった。

    地域史郷愁社会変容長編小説
  1. 受賞作: Kesavante Vilapangal

    『Kesavante Vilapangal』は主人公ケサヴの喪失と回想を軸に据え、個人史と地域史、植民地経験の影響を描く長編である。叙情的な語りと歴史的視座が交錯し、時間と記憶の問題に深く迫る文学的叙事である。

    記憶植民地経験喪失アイデンティティ
  1. 受賞作: 生涯業績(小説)

    マーヘ(Mahé)などインド西海岸の地域社会を舞台に、歴史と個人の記憶を織り交ぜた長編群で評価。地域的記憶の保存と社会描写により文学的影響を与えた点が評価された。

    小説地域社会歴史と記憶ポストコロニアル
  1. 受賞作: 地域と記憶をめぐる小説群

    郷土の記憶や植民地的・ポストコロニアルな文脈を扱った長編で知られ、地域性と普遍性を併せ持つ作品群を通じてマラヤーラム文学に重要な貢献を果たした。

    小説地域文化記憶歴史

作品

代表作

Mayyazhippuzhayude Theerangalil

1974年 小説

作者の故郷マヘ(メイヤーザイ)を舞台にした作品。郷愁と地域社会の変容を描く代表作の一つ。

郷愁地域社会の変化
翻訳
  • On the Banks of the Mayyazhi(英訳)
  • Sur les rives du fleuve Mahé(フランス語訳)

Daivathinte Vikrithikal

1989年 小説

ユーモアと風刺を織り交ぜながら社会と人間を描く代表作。英訳され海外でも読まれている。

風刺社会描写人間関係
映像化・舞台化
  • [映画] Daivathinte Vikrithikal(映画) (1992)
翻訳
  • God's Mischief(英訳)

Kesavante Vilapangal

1999年 小説

作家ケサヴァンを主人公に据えたメタフィクション的要素を含む作品。英訳版も評価を得た。

作家の苦悩創作と現実の交錯
翻訳
  • Kesavan's Lamentations(英訳)

Delhi

1969年 小説

ニューデリーを舞台にした初期の長編。作者のデリーでの体験が反映されている。

都市生活移住

Pravasam

2008年 小説

非出身地での暮らしと旅をテーマにした作品。郷愁と異郷での経験を描く。

郷愁アイデンティティ

Nrittam / Nritham Cheyyunna Kudakal

2000年 小説

ダンスや身体性を巡るテーマを含む中期以降の作品。

芸術身体性

全著作

  • Aakashathinu Chuvattil (1969)
  • Delhi (1969)
  • Mayyazhippuzhayude Theerangalil (1974)
  • Daivathinte Vikrithikal (1989)
  • Kesavante Vilapangal (1999)
  • Pravasam (2008)
  • Ningal (2023)

翻案

  • Daivathinte Vikrithikal(映画化)

作品の翻訳

  • God's Mischief(英訳, 2002)
  • Kesavan's Lamentations(英訳, 2006)
  • On the Banks of the Mayyazhi(英訳, 1999)

作風・主題

文体
マラヤーラム現代文学の先駆的作家叙述における実験性とユーモアを交えた文体
頻出モチーフ
マヘ(Mayyazhi)への郷愁都市・移住体験周縁化された人物たちの生活

評価・遺産

M.ムクンダンはマラヤーラム現代文学における重要な作家であり、故郷マヘを題材にした作品群や都市を描く叙述で広く評価されている。複数の主要文学賞を受賞し、作品は多言語に翻訳されている。

関連学会

  • ケーララ文学アカデミー(Kerala Sahitya Akademi)

豆知識

  • 「Mayyazhiyude Kathakaaran(メイヤーザイの物語る者)」の愛称で知られる。
  • 1961年から2004年までニューデリーのフランス大使館で文化担当として勤務しつつ作家活動を続けた。