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マーガレット・ドラブル

マーガレット・ドラブル

Māgaretto Doraburu

プロフィール

性別
女性
生誕
1939-06-05 (シェフィールド(ウェスト・ライディング・オブ・ヨークシャー)、イングランド)
国籍
イギリス
言語
英語
宗教
クエーカー(育ちとしての影響)
居住地歴
ロンドン → サマセット

経歴

職業
伝記作家, 小説家, 短編作家
活動期間
1963年〜
所属団体
王立文学協会フェロー
影響を受けた人物
アングス・ウィルソン, ソール・ベロー, ドリス・レッシング

学歴

ニューナム・カレッジ(ケンブリッジ大学)
英文学
国: イギリス
奨学金を得て入学。ケンブリッジで英文学を専攻。

受賞歴

ジョン・ルウェリン・リース記念賞
1966
対象作品: 『ミルストーン』
結果: 受賞
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞
1967
対象作品: 『エルサレム・ザ・ゴールデン』
結果: 受賞
The Yorkshire Post ブックアワード(最優秀フィクション)
1972
対象作品: 『ニードルズ・アイ』
主催: The Yorkshire Post
結果: 受賞
E. M. フォースター賞
1973
主催: アメリカ芸術科学アカデミー(American Academy of Arts and Letters)
結果: 受賞
フェロー(王立文学協会)
1973
主催: 王立文学協会
結果: 選出
セントルイス文学賞
2003
主催: セントルイス大学図書館アソシエイツ
結果: 受賞
名誉博士(文学博士)
2006
主催: ケンブリッジ大学
結果: 授与
ゴールデンPEN賞
2011
部門: 生涯功労
主催: English PEN
結果: 受賞
CBE(大英帝国司令官勲章)
1980
主催: イギリス王室(バースデー勲章)
結果: 叙勲
DBE(大英帝国勲位デイム・コマンダー)
2008
主催: イギリス王室(バースデー勲章)
結果: 叙勲(デイム)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Millstone

    若い女性が予期せず妊娠し、母親になる決意をする過程を描いた小説。女性の自立や孤独、当時の社会規範やフェミニズム的視点を織り込み、個人の成長と社会的制約を描写する。

    妊娠母性女性の自立社会規範
  1. 受賞作: Jerusalem the Golden

    都市生活や個人の内面を背景に、女性の自我形成や家族関係、社会的期待を描く長編。細やかな心理描写と社会観察を通して時代の空気を映し出す。

    都市生活や個人の内面を背景に、女性の自我形成や家族関係、社会的期待を描く長編。細やかな心理描写と社会観察を通して時代の空気を映し出す。

    女性の生き方アイデンティティ社会変化
  1. 受賞作: The Millstone(ザ・ミルストーン)

    未婚の若い女性が妊娠・出産を経て自立へ向かう過程を繊細に描いた小説。個人の内面と社会的偏見や期待を克明に描写し、女性の主体性を考察する代表作の一つ。

    女性の自立社会観察中流社会家族

作品

代表作

『A Summer Bird-Cage』

1963年 小説(社会的リアリズム)

結婚直後の若い女性の生活と知的志向の衝突を描いた処女作。作者の初期作で、第一人称の語り口が特徴。

女性の自立家庭と知性の葛藤1960年代の社会

『The Millstone』

1965年 小説(フェミニズム・リアリズム)

未婚の母となった女性を描き、1960年代のフェミニズム的視点から母性と社会的視線を扱う。作者の体験の一部が作品に反映されている。

母性社会的偏見女性の自己決定

『Jerusalem the Golden』

1967年 小説(大学生活・成長物語)

北部出身の女性がロンドンで大学生活を送る姿を描く。作中には作者自身の経験に近い設定があるとされる。

成長階級と出身知的探求

『The Needle's Eye』

1972年 小説(社会小説)

遺産を手放す女性をめぐる物語で、人間関係や道徳、階級の問題を扱う。

遺産道徳観階級

『The Dark Flood Rises』

2016年 小説(晩年の回顧/社会評論的要素)

老いや記憶、社会の変化を主題に据えた晩年の小説。作者は2024年の発言で本作が最終作であると述べている。

老い記憶社会変化

全著作

  • 『A Summer Bird-Cage』 (1963)
  • 『The Garrick Year』 (1964)
  • 『The Millstone』 (1965)
  • 『Jerusalem the Golden』 (1967)
  • 『The Waterfall』 (1969)
  • 『The Needle's Eye』 (1972)
  • 『The Realms of Gold』 (1975)
  • 『The Ice Age』 (1977)
  • 『The Middle Ground』 (1980)
  • 『The Radiant Way』 (1987)
  • 『A Natural Curiosity』 (1989)
  • 『The Gates of Ivory』 (1991)
  • 『The Witch of Exmoor』 (1996)
  • 『The Peppered Moth』 (2001)
  • 『The Seven Sisters』 (2002)
  • 『The Red Queen』 (2004)
  • 『The Sea Lady』 (2006)
  • 『The Pure Gold Baby』 (2013)
  • 『The Dark Flood Rises』 (2016)

作品の翻訳

  • 『The Millstone』日本語訳(情報不確定)

作風・主題

文体
社会的リアリズムを基調とした現実描写第一人称/親密な語り口人物心理の細やかな描写
頻出モチーフ
女性の生活と母性階級と出身地(北部イングランド)老いと記憶(晩年作品)

評価・遺産

マーガレット・ドラブルは1960年代以降のイギリス文学を代表する作家の一人であり、女性の生活や社会の相互関係を描いた作品群で評価されている。フェロー就任や名誉博士、各種賞の受賞などにより文学界での地位を確立した。

関連学会

  • 王立文学協会

資料所蔵先

  • アイオワ大学スペシャルコレクション(Margaret Drabble の研究資料)

引用

  • 「私はアメリカを憎んでいる。イラクや無力な世界に対してアメリカがしたことを憎んでいる」
    出典: The Daily Telegraph(個人論説) (2003年)

豆知識

  • 姉は小説家・批評家のA. S. Byatt(A. S.バイアット)。
  • 1960年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加し、ヴァネッサ・レッドグレイヴやダイアナ・リッグのアンダースタディを務めたことがある。
  • 2008年にデイム(DBE)に叙せられた。
  • 娘のレベッカ・スウィフトはThe Literary Consultancyを運営し、2017年に死去した。