世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

マックスウェル・ストラザーズ・バート

マックスウェル・ストラザーズ・バート

Maxwell Struthers Burt

プロフィール

性別
男性
生誕
1882-10-18 (メリーランド州ボルチモア)
死没
1954-08-29 (ワイオミング州ジャクソンホール) 71歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
フィラデルフィア(育成) → ボルチモア(出生) → ワイオミング州ジャクソンホール(在住・ラング経営) → ノースカロライナ(冬期滞在) → プリンストン(教職)

経歴

職業
小説家, 詩人, 短編作家, エッセイスト
活動期間
1903年〜1954年

学歴

プリンストン大学
卒業年: 1904
国: アメリカ合衆国
学士課程を修了して1904年卒業
ミュンヘン大学
国: ドイツ
在学経験あり(詳細不明)
オックスフォード大学 モートン・カレッジ
国: イギリス
在学経験あり(詳細不明)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Each in His Generation

    若い世代の鋭い冷笑と、長年秘められた関係を支える抑制と義理が静かにぶつかる。叔父の老いと未亡人との距離感を見つめながら、戦後の空気のなかで、愛情が必ずしも声高に語られないことを描く短篇。

    20年にわたる沈黙の関係を、若い世代はただの体裁にしか見ない。だが、その沈黙の裏には、愛情と節度と自己犠牲が折り重なっている。

    356ページ
    世代間の断絶抑制された恋愛家族の義理老いと病戦後の価値観

作品

代表作

通訳者の家

1924年 小説

プリンストン周辺や東西の対比を背景にした小説。人物関係と社会的慣習の描写が特徴。

東部と西部の対比社会的慣習人物関係

魅力ある山々

1927年 小説

山岳や自然を背景に人間模様を描く作品。西部の風景描写が中心。

自然風景人間関係

フェスティバル

1931年 小説

人間模様と社会的儀礼を扱う長篇小説。

儀礼社会性

島々を楽しませる

1933年 小説

島を舞台にした人間群像を描く作品。

コミュニティ風景

この街角で

1942年 小説

西部出身の男がフィラデルフィアの遺産を相続し、東部社会に適応しようとする物語。都市文化と田舎風景の対比が描かれる。

東西文化の対比アイデンティティ男女関係

ジョン・オーメイ他の物語

1918年 短編集

短編を集めた初期の短編集。

短編人間描写

偶然の出会い

1921年 短編集

出会いや出来事を主題とした短編集。

出来事

眠れなかった者たち

1928年 短編集

心理や不安を扱う短編集。

不安内面

高い丘で

1914年 詩集

自然や風景を詠んだ詩集の初期作。

自然風景

中年になってから

1925年 詩集

中年期の感慨をテーマにした詩集。

老い回想

戦争の歌

1942年 詩集

戦時下の詩篇を集めた作品。

戦争愛国心

ダッド・ラングラーの日記

1924年 ノンフィクション

ダッドランチでの体験を綴ったノンフィクション。

ランチ生活西部文化

全著作

  • The Interpreter’s House(1924)
  • The Delectable Mountains(1927)
  • Festival(1931)
  • Entertaining the Islanders(1933)
  • Along These Streets(1942)
  • John O'May and Other Stories(1918)
  • Chance Encounters(1921)
  • They Could Not Sleep(1928)
  • In The High Hills(1914)
  • Songs and Portraits(1920)
  • When I Grew Up to Middle Age(1925)
  • War Songs(1942)
  • The Mullah of Miasmia(劇, 1903)
  • The Diary of a Dude Wrangler(1924)
  • Powder River: Let 'er Buck(1938)
  • Escape from America(1936)
  • Philadelphia Holy Experiment(1945)
  • The History of Cap and Gown: 1890-1950(1951)

作風・主題

文体
伝統的で筋の通った物語構成社会描写に重点を置くウェスタン風景の写実的描写
頻出モチーフ
東部と西部の対比男女の関係自然と風景

評価・遺産

マックスウェル・ストラザーズ・バートは東部社会と西部の自然をつなぐ作品群で知られる作家であり、ワイオミングでのランチ経営やグランドティトン国立公園の設立支援など地域保全にも貢献した。遺稿はプリンストン大学とワイオミング大学アメリカン・ヘリテージ・センターに所蔵されている。

資料所蔵先

  • プリンストン大学図書館(Burt Papers)
  • ワイオミング大学 アメリカン・ヘリテージ・センター(Burt Family Papers)

引用

  • 「いつもラブストーリーがあり、受容・離脱・誤解・そして最後の結びつきという一定の厳格な筋立てがあるが、それはどこか人工的である。」
    出典: ナサニエル・バート(息子)、Princeton University Library Chronicle(1958) (1958年)

豆知識

  • 1908年にルイス・ジョイと共にJYランチを共同設立し、後にロックフェラー所有の有名な牧場となった。
  • 1912年にバートは自身のダッドランチ「Bar B C Ranch」を設立した。
  • グランドティトン国立公園の設立支援活動に関与した。
  • 息子のナサニエル・バートと孫クリストファー・C・バートも作家として活動した。
  • プリンストン大学の資料館とワイオミング大学アメリカン・ヘリテージ・センターに遺稿が所蔵されている。