世界・海外・国外の文学賞

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ミク・ソフィー・キューメル

ミク・ソフィー・キューメル

Miku Sophie Kuehmel

プロフィール

性別
女性
生誕
1992-01-01 (ゴータ(ドイツ))
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語
居住地歴
ゴータ(出身) → ベルリン(2010年以降) → ニューヨーク(留学・在学期間)

経歴

職業
作家, ラジオ作家, 編集者
活動期間
2012年〜
所属
PEN Berlin(共同設立者), S. Fischer Verlag(出版者との関係)
所属団体
PEN Berlin(共同設立者)
影響を受けた人物
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ, ハンヤ・ヤナギハラ
ノミネート
ドイツ書籍賞(Shortlist) 2019, クレメンス=ブレントーノ賞 ノミネート 2023

学歴

ベルリン自由大学(Humboldt-Universität zu Berlin)
文学・メディア学部 / 文学・メディア学科
学位: 学士
期間: 在学 - 2017
卒業年: 2017
国: ドイツ
ベルリンで文学・メディアを専攻。留学等の履修あり。
ニューヨーク大学(New York University)
交換・履修プログラム
期間: 在籍期間(詳細不明)
卒業年: 2017
国: アメリカ合衆国
在学中に履修・交流のため滞在。

受賞歴

ユルゲン・ポント財団文学賞
2019
対象作品: Kintsugi
主催: Jürgen Ponto Stiftung
結果: 受賞
aspekte文学賞
2019
対象作品: Kintsugi
主催: テレビ番組 aspekte / ZDF
結果: 受賞
アルフレート・デーブリン奨学金
2021
主催: Alfred-Döblin-Stipendium(授与団体)
結果: 受賞(奨学金)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Kintsugi

    『Kintsugi』は、タイトルにある金継ぎの比喩を軸に、壊れた関係や記憶の断片化とその受容を描くデビュー長編。登場人物たちの過去の傷と向き合う過程を繊細なイメージと断片的な語りで綴り、どうやって再生や和解が可能になるかを静かに探る作品である。

    家族記憶修復アイデンティティ

作品

代表作

Kintsugi(キンツギ)

2019年 長編小説(現代文学)

20年連れ添ったゲイのカップルが冬の週末を通じて関係の危機に直面する様子を描く群像劇。日本の陶器修復技法「金継ぎ」をタイトルに据え、破綻と修復、関係性の細密な心理描写を特色とする。

関係性修復と破綻記憶アイデンティティ

Triskele(トリスケレ)

2022年 長編小説

複数の視点と時間軸を用いて人間関係や歴史的記憶を織り交ぜる作品。形式実験的な要素を含む。

歴史記憶家族

Sprechende Objekte(話すモノたち)

2022年 リテラリック・オブジェクトテキスト

物の声を通して語られる短いテクスト群。展示と連動するプロジェクト作品を含む。

物と記憶語りの主体性

Hannah(ハンナ)

2025年 歴史的小説

ダダ女流画家ハンナ・ヘッヒとオランダの作家ティル・ブルグマンの間にあったとされる恋愛関係を、戦間期の歴史を背景に描いた物語。

芸術と愛歴史の再考女性の主体性

全著作

  • Kintsugi(2019)
  • Triskele(2022)
  • Sprechende Objekte(2022)
  • Hannah(2025)

作風・主題

文体
細密な心理描写群像劇的構成実験的な語りの配置
頻出モチーフ
修復と破綻記憶と歴史物の声

評価・遺産

2019年のデビュー作『Kintsugi』で注目を集め、複雑な人物描写と現代的な関係の描出で高い評価を受ける。同作で複数の文学賞を受賞し、若手の有望作家として位置づけられている。現代ドイツ文学における関係性や記憶を扱う新しい視座を提供する。

関連学会

  • PEN Berlin

引用

  • 非常に印象的で凝縮されたデビュー作。『Kintsugi』は現代的な生き方と愛の見方に新たな視座をもたらし、極めて差別化された人物心理で群像劇として説得力がある。
    出典: ユルゲン・ポント財団 授賞評 (2019年)

豆知識

  • 1992年ゴータ生まれ、2010年にベルリンに移住。
  • 2019年の処女作『Kintsugi』で注目を浴びる。
  • PEN Berlinの共同設立者の一人。
  • 2018年、未発表原稿『Fellwechsel』でBlogbuster賞のショートリスト入り。