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第51回(1972年) 候補受賞作: Annie and the Old One
若い少女アニーと年老いた祖母の関係を中心に、死をどう受け止めるかを描いた短い物語。伝統や儀礼、家族のつながりを通じて喪失と受容が丁寧に扱われる。
若い少女アニーと年老いた祖母の関係を中心に、死をどう受け止めるかを描いた短い物語。伝統や儀礼、家族のつながりを通じて喪失と受容が丁寧に扱われる。
死と喪失家族先住民の伝統儀礼
パトリシア・マイルズ・マーティン
パトリシア・マイルズ・マーティン
Patricia Miles Martin
ペンネーム:
ミスカ・マイルズ(児童書を中心に用いたペンネーム),
パトリシア・A・マイルズ(一部作品で使われた表記揺れ),
ジェリー・レイン(一部児童向け作品で使用した別名)
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1899-11-14 (カンザス州チェロキー)
- 死没
- 1986-01-02 86歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- カンザス州の農場 → ナバホ居留地での滞在 → デンバー(コロラド州)での勤務 → アーミント(ワイオミング州)での勤務 → カリフォルニア州(後半生の居住地)
経歴
- 職業
- 作家, 児童文学作家
- 活動期間
- 1958年〜1986年
- ノミネート
- 1972–1973 マーク・トウェイン賞 ノミネート(『アニーとおばあさん』)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ワイオミング大学 | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
ワイオミング大学
国:
アメリカ合衆国
卒業したことは記録されているが、卒業年の詳細は不明。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1972 | ニューベリー賞オナー | アニーとおばあさん | — | アメリカ図書館協会(ALA) | 受賞 |
| 1972 | クリストファー賞 | アニーとおばあさん | — | クリストファー賞運営団体 | 受賞 |
| 1973 | ブルックリン美術館・ブルックリン公共図書館 子どものアートブック選定 | アニーとおばあさん | — | ブルックリン美術館 / ブルックリン公共図書館 | 受賞 |
| 1959 | ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン 子ども書籍祭 オナーブック | ポインテッド・ブラシ | — | ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン | 受賞 |
| 1973 | ニューヨーク科学アカデミー表彰 | ワーフ・ラット | — | ニューヨーク科学アカデミー | 受賞 |
| — | ジュニア・リテラリー・ギルド選定(複数冊) | — | — | ジュニア・リテラリー・ギルド | 選定(14冊が選定された記録あり) |
ニューベリー賞オナー
1972
対象作品:
アニーとおばあさん
主催:
アメリカ図書館協会(ALA)
結果:
受賞
クリストファー賞
1972
対象作品:
アニーとおばあさん
主催:
クリストファー賞運営団体
結果:
受賞
ブルックリン美術館・ブルックリン公共図書館 子どものアートブック選定
1973
対象作品:
アニーとおばあさん
主催:
ブルックリン美術館 / ブルックリン公共図書館
結果:
受賞
ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン 子ども書籍祭 オナーブック
1959
対象作品:
ポインテッド・ブラシ
主催:
ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン
結果:
受賞
ニューヨーク科学アカデミー表彰
1973
対象作品:
ワーフ・ラット
主催:
ニューヨーク科学アカデミー
結果:
受賞
ジュニア・リテラリー・ギルド選定(複数冊)
主催:
ジュニア・リテラリー・ギルド
結果:
選定(14冊が選定された記録あり)
受賞・候補エディション
作品
代表作
シルベスター・ジョーンズと森の声
1958年 児童文学クリエイティブ・ライティングの授業で生まれた初出版作。子ども向けの冒険物語。
冒険自然
アニーとおばあさん
1971年 歴史的・文化的児童文学ナバホの少女アニーと彼女の祖母との関係を描き、老いと死を子どもの視点でやさしく扱った作品。
家族愛死と別れ文化と伝統
映像化・舞台化
- [短編映画] アニーとおばあさん(短編) (1976)
オッター・イン・ザ・コーブ
1974年 児童書子ども向けの自然・動物を題材にした物語。ニューヨーク州の標準化読解テストにも取り上げられた一節がある。
自然動物成長
全著作
- シルベスター・ジョーンズと森の声 (1958)
- ハッピー・パイパーとヤギ (1960)
- ポインテッド・ブラシ (1960)
- アニーとおばあさん (1971)
- オッター・イン・ザ・コーブ (1974)
- ワーフ・ラット (1972)
- グレイシーと一番大きなカボチャ (1973)
- スイム、リトル・ダック (1976)
- ビーバー・ムーン (1978)
- スモール・ラビット (1977)
翻案
- 『アニーとおばあさん』の短編映画化(1976)
作風・主題
- 文体
- やさしい語り口子どもの視点を重視した描写文化的背景を尊重する筆致
- 頻出モチーフ
- 家族と世代間の関係地域文化(特にナバホ文化)動物と自然子どもの成長と理解
評価・遺産
パトリシア・マイルズ・マーティン(Miska Miles)は児童文学で100作以上を著し、1972年に『アニーとおばあさん』でニューべリー・オナーを受賞するなど高い評価を得た。彼女の原稿・資料は複数の大学図書館に収蔵されている。
資料所蔵先
- サザンミシシッピ大学 図書館(Patricia Miles Martin Papers 所蔵)
- ミネソタ大学 図書館(所蔵資料あり)
- ワイオミング大学 アメリカン・ヘリテージ・センター(所蔵)
大衆文化への影響
- 『オッター・イン・ザ・コーブ』の一節がニューヨーク州の標準化読解テストで使用された。
- 『アニーとおばあさん』は短編映画化された(1976)。
豆知識
- 100作以上の児童向け作品を執筆した。
- Miska Miles、Patricia A. Miles、Jerry Lane など複数のペンネームで発表した。
- 『オッター・イン・ザ・コーブ』の一節が標準化テストで採用されたことがある。
- 遺稿・資料はサザンミシシッピ大学、ミネソタ大学、ワイオミング大学に保管されている。
- 卒業後、小学校教師としてデンバーとアーミントで4年間勤務した。