世界・海外・国外の文学賞

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モハメド・ハニフ

モハメド・ハニフ

Mohammed Hanif

プロフィール

性別
男性
生誕
null (パキスタン、パンジャーブ州オカラ)
死没
null
国籍
パキスタン, イギリス
言語
英語, ウルドゥー語
居住地歴
オカラ(出生地) → カラチ(居住) → ロンドン(在住・BBC勤務) → パキスタンへ帰国(2008年以降)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 脚本家, 劇作家
活動期間
2008年〜
所属
BBC(ウルドゥー語サービス元責任者)
影響を受けた人物
サルマン・ラシュディ(比較されることが多い)
ノミネート
マン・ブッカー賞(ロングリスト) – 2008, Guardian First Book Award(ショートリスト) – 2008

学歴

パキスタン空軍士官学校
国: パキスタン
パイロット候補として在籍ののち記者に転向
イースト・アングリア大学
国: イギリス
作家としての研鑽を積む(修了年は不詳)

受賞歴

コモンウェルス・ブック賞(Best First Book)
2009
対象作品: 『A Case of Exploding Mangoes』
部門: Best First Book
主催: コモンウェルス財団
結果: 受賞
Shakti Bhatt First Book Prize
2008
対象作品: 『A Case of Exploding Mangoes』
部門: First Book
主催: Shakti Bhatt Foundation
結果: 受賞
Sitara-i-Imtiaz(スターラ・イムティアズ)
主催: パキスタン政府
結果: 受賞(後に返還)
マン・ブッカー賞(ロングリスト)
2008
対象作品: 『A Case of Exploding Mangoes』
主催: The Booker Prize Foundation
結果: ロングリスト
Guardian First Book Award(ショートリスト)
2008
対象作品: 『A Case of Exploding Mangoes』
主催: The Guardian
結果: ショートリスト
Wellcome Trust Book Prize(ショートリスト)
2012
対象作品: 『Our Lady of Alice Bhatti』
主催: Wellcome Trust
結果: ショートリスト
DSC Prize for South Asian Literature(ショートリスト)
2013
対象作品: 『Our Lady of Alice Bhatti』
主催: DSC Prize
結果: ショートリスト

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: A Case of Exploding Mangoes

    実際の史実を下敷きに、軍政と陰謀をユーモアと風刺で描く長編。権力の虚構や嘘、政治的混乱をブラックユーモアで掘り下げ、歴史とフィクションを交差させる。

    政治風刺軍政歴史ブラックコメディ

作品

代表作

『A Case of Exploding Mangoes』

2008年 小説(政治風刺)

1979年のパキスタンを舞台に、軍と権力構造を風刺的に描いた小説。実在の事件や人物を背景に、暗殺の謎や軍内部の腐敗をユーモアと皮肉を交えて描写する。

軍政権力の腐敗風刺歴史とフィクション

『Our Lady of Alice Bhatti』

2011年 小説

カラチの病院に働く若い看護師アリス・バッティを中心に、都市の周縁に生きる人々の生活、宗教差別、暴力、そして人間性を描いた作品。

周縁化された人々宗教と差別都市生活

『The Baloch who is not missing and others who are』

2013年 短編集/エッセイ

バローチ人や失踪問題など、政治的なテーマを扱った短編・エッセイ集。

失踪問題民族問題政治

『Red Birds』

2018年 小説

(出典に注記あり)戦争や境界、暴力の影響を探る作品とされる。詳細は出典により断片的。

戦争移動と境界暴力の影響

全著作

  • The Long Night(脚本、2002)
  • A Case of Exploding Mangoes(2008)
  • Our Lady of Alice Bhatti(2011)
  • The Baloch who is not missing and others who are(2013)
  • Red Birds(2018)
  • What Now, Now That We Are Dead?(ラジオ・プレイ)
  • The Dictator's Wife(舞台、2008)

翻案

  • The Long Night(脚本:映画、2002)
  • The Dictator's Wife(舞台化、Hampstead Theatre 上演)

作風・主題

文体
風刺的でユーモアを含む散文政治と日常を交錯させる語り口
頻出モチーフ
軍と権力の描写周縁化された登場人物都市の暴力と腐敗

評価・遺産

モハメド・ハニフは、パキスタンの政治や社会を風刺的に描く作家として国際的に評価されている。複数の文学賞で受賞・ノミネートされ、ジャーナリストとしても国際的メディアに寄稿している。近年は政治的立場を表明して国家からの勲章を返還するなど、作家としての公的役割も注目される。

引用

  • 「ある年齢の人々は皆ラシュディのように書きたいと思っていたし、私もそうだったが、ラシュディのように世界中を追われることは望まない」
    出典: インタビュー(Rediff / 2012年の記事) (2012年)

豆知識

  • BBCのウルドゥー語サービスで長年勤務し、ロンドン在住時に同サービスの責任者を務めた。
  • 『A Case of Exploding Mangoes』は2008年刊行で多数の候補・受賞歴がある。
  • 2023年、バロチ人弾圧に抗議してSitara-i-Imtiazを返還した。
  • 妻は女優のニムラ・ブチャ。