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第41回(1981年) 受賞受賞作: Nadi Kinarka Majhi
『Nadi Kinarka Majhi』(河辺の舟人)は、河辺に暮らす人々の営みや自然との交流を詩的に綴った作品。風土に根ざした情景描写と個人の内面を重ね合わせ、近代化に揺れる共同体の感情と連帯を繊細に描き出す。
自然農村生活内面描写詩
モハン・コイララ
モハン・コイララ
Mohan Koirala
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1926-11-26 (カトマンズ、ネパール)
- 死没
- 2007-02-22 80歳
- 国籍
- ネパール
- 言語
- ネパール語
- 居住地歴
- カトマンズ → ヘタウダ
経歴
- 職業
- 詩人
- 活動期間
- 1953年〜2007年
- 所属
- 王立ネパールアカデミー(ネパール・アカデミー)
- 所属団体
- 王立ネパールアカデミー
- 影響を受けた人物
- ブピ・シェルチャン(Bhupi Sherchan), ベーラギ・カイラ(Bairagi Kainla), ラクシュミ・プラサード・デブコタ(Laxmi Prasad Devkota)
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1981 | マダン賞 (Madan Puraskar) | ナディ・キナルコ・マジ(Nadi Kinarko Majhi) | — | マダン賞(授与団体) | 受賞 |
| 1973 | サジャ賞 (Sajha Puraskar) | モハン・コイララカ・カビタ(Mohan Koiralaka Kabita) | — | サジャ出版社/サジャ賞 | 受賞 |
| 1983 | サジャ賞 (Sajha Puraskar) | リトゥ・ニマンタラナ(Ritu Nimantrana) | — | サジャ出版社/サジャ賞 | 受賞 |
マダン賞 (Madan Puraskar)
1981
対象作品:
ナディ・キナルコ・マジ(Nadi Kinarko Majhi)
主催:
マダン賞(授与団体)
結果:
受賞
サジャ賞 (Sajha Puraskar)
1973
対象作品:
モハン・コイララカ・カビタ(Mohan Koiralaka Kabita)
主催:
サジャ出版社/サジャ賞
結果:
受賞
サジャ賞 (Sajha Puraskar)
1983
対象作品:
リトゥ・ニマンタラナ(Ritu Nimantrana)
主催:
サジャ出版社/サジャ賞
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
レク(Lek)
1968年 詩初期の詩集。個人的な経験や言語実験を通じて作風を確立した作品群。
個人的経験言語の実験
モハン・コイララカ・カビタ(Mohan Koiralaka Kabita)
1973年 詩(詩集)代表的な詩集の一つで、サジャ賞を受賞した。現代詩的な感性が強く表れている。
現代主義自然社会的主題
サランギ・ボケコ・サムンダル(Sarangi Bokeko Samundar)
1975年 詩音楽的なメタファーと自然描写を織り交ぜた詩集。
音楽性自然郷愁
ニロ・マハ(Nilo Maha)
1975年 詩1970年代に発表された詩集の一つ。象徴的なイメージが特徴。
象徴主義自然
ヒムチュリ・ラクトィム・チャ(Himchuli Raktim Cha)
1978年 詩山岳や自然を描きつつ、社会的・政治的な視点も織り込んだ作品。
自然政治的モチーフ
カビタバレ・ケヒ・チャルチャ(Kabitabare Kehi Charcha)
1978年 詩論・評論詩についての論考を収めた作品。自身の詩論や現代詩に関する考察を含む。
詩論現代詩
ナディ・キナルコ・マジ(Nadi Kinarko Majhi)
1981年 詩代表作の一つで、マダン賞を受賞。河や川辺のイメージを軸に人間と社会を描く。
川・水のモチーフ社会批評個人と共同体
リトゥ・ニマンタラナ(Ritu Nimantrana)
1983年 詩季節と人間の感情を結びつけるテーマを持つ詩集で、サジャ賞を受賞した。
季節感情内的風景
アウタ・ピパルルコ・パート(Auta Pipalrko Paat)
1990年 詩晩年に近い作品で、より成熟した視点から日常と記憶を描く。
記憶日常
ガジパス(Gajpath)
2002年 詩2000年代初期の作品集。社会・人間への洞察を継続して示す。
社会観察人間性
全著作
- Sarangi Bokeko Samundar(サランギ・ボケコ・サムンダル)
- Nilo Maha(ニロ・マハ)
- Himchuli Raktim Cha(ヒムチュリ・ラクトィム・チャ)
- Ritu Nimantrana(リトゥ・ニマンタラナ)
- Mohan Koiralaka Kabita(モハン・コイララカ・カビタ)
- Nadi Kinaraka Majhi / Nadi Kinarko Majhi(ナディ・キナルコ・マジ)
- Auta Pipalrko Paat(アウタ・ピパルルコ・パート)
- Kabitabare Kehi Charcha(カビタバレ・ケヒ・チャルチャ)
- Lek(レク)
- Gajpath(ガジパス)
- Aja Kasailai Bida Garnu Cha(アジャ・カサイライ・ビダ・ガルヌ・チャ)
- Simsarka Rajdoot(シムサルカ・ラジドート)
作品の翻訳
- 一部の詩が英語に翻訳されている(例: 学術誌やアンソロジーでの英訳)
作風・主題
- 文体
- 現代主義的散文詩的要素象徴的・象徴主義的表現
- 頻出モチーフ
- 自然(特に川)孤独と内面社会的・政治的な問い
評価・遺産
モハン・コイララはネパール現代詩を代表する詩人の一人であり、散文詩や政治的主題を含む作品で高く評価されている。マダン賞やサジャ賞を受賞し、1999年から2004年には王立ネパールアカデミーの副学長を務めた。英語への翻訳も一部に存在し、学術・文芸界での評価が残る。
関連学会
- 王立ネパールアカデミー
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館(南アジア文学録音プロジェクト)
- ネパール王立アカデミー文書館(関連資料保管の可能性あり)
大衆文化への影響
- ネパールの現代詩のアンソロジーや文芸評論で繰り返し言及される存在
豆知識
- 父の経済事情により大学教育を中断した。
- ヘタウダの教師やカトマンズの運輸会社職員など、さまざまな職を経て執筆活動を行った。
- 1999年から2004年まで王立ネパールアカデミーの副学長を務めた。
- 妻はサビトリ・コイララで、子供は五人いるとされる。
- 一部の詩は英語などに翻訳されている。