ラナン文学賞
2回登壇
ノーム・チョムスキー
ノーム・チョムスキー
Noamu Chomusukī
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1928-12-07 (フィラデルフィア、ペンシルベニア州、アメリカ合衆国)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- 無宗教
- 居住地歴
- フィラデルフィア(出生・育成) → マサチューセッツ州ケンブリッジ(MIT勤務) → サンパウロ、ブラジル(後年の居住)
経歴
- 職業
- 言語学者, 哲学者, 政治活動家, 作家, 教授
- 活動期間
- 1955年〜
- 所属
- マサチューセッツ工科大学(MIT), アリゾナ大学
- 所属団体
- 全米科学アカデミー(会員), アメリカ芸術科学アカデミー(会員), 言語学会(会員), アメリカ哲学協会(会員), ドイツ・レオポルディーナ(会員)
- 影響を受けた人物
- ゼリグ・ハリス, J. L. オースティン, ウィルヘルム・フォン・フンボルト, デイヴィッド・ヒューム, ロマン・ヤコブソン
- 影響を与えた人物
- スティーブン・ピンカー, ダニエル・デネット, ジョン・サール, ドナルド・クヌース, ジェリー・フォーダー
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ペンシルベニア大学 | — | 言語学 | BA / MA / PhD | 1945–1955 | アメリカ合衆国 |
| ハーバード大学(Society of Fellows) | — | — | — | 1951–1955 | アメリカ合衆国 |
ペンシルベニア大学
言語学
学位:
BA / MA / PhD
期間:
1945–1955
卒業年:
1955
国:
アメリカ合衆国
学士・修士・博士(博士論文は1955年に提出)
ハーバード大学(Society of Fellows)
期間:
1951–1955
国:
アメリカ合衆国
Harvard Society of Fellows のフェローとして研究に従事
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1971 | グッゲンハイム助成金 | — | — | グッゲンハイム財団 | 受賞 |
| 1972 | 全米科学アカデミー会員 | — | — | 全米科学アカデミー | 選出 |
| 1984 | APA心理学貢献賞 | — | — | アメリカ心理学会 | 受賞 |
| 1988 | 京都賞(基礎科学部門) | — | 基礎科学 | 京都賞選考委員会 | 受賞 |
| 1996 | ヘルムホルツ・メダル | — | — | 授与団体情報不明 | 受賞 |
| 1999 | ベンジャミン・フランクリンメダル(コンピュータ・認知科学) | — | — | フランクリン研究所 | 受賞 |
| 2011 | シドニー平和賞 | — | — | シドニー平和賞選考委員会 | 受賞 |
| 1987 | NCTEジョージ・オーウェル賞 | — | — | 全米英語協議会(NCTE) | 受賞 |
| 1989 | NCTEジョージ・オーウェル賞 | — | — | 全米英語協議会(NCTE) | 受賞 |
グッゲンハイム助成金
1971
主催:
グッゲンハイム財団
結果:
受賞
全米科学アカデミー会員
1972
主催:
全米科学アカデミー
結果:
選出
APA心理学貢献賞
1984
主催:
アメリカ心理学会
結果:
受賞
京都賞(基礎科学部門)
1988
部門:
基礎科学
主催:
京都賞選考委員会
結果:
受賞
ヘルムホルツ・メダル
1996
主催:
授与団体情報不明
結果:
受賞
ベンジャミン・フランクリンメダル(コンピュータ・認知科学)
1999
主催:
フランクリン研究所
結果:
受賞
シドニー平和賞
2011
主催:
シドニー平和賞選考委員会
結果:
受賞
NCTEジョージ・オーウェル賞
1987
主催:
全米英語協議会(NCTE)
結果:
受賞
NCTEジョージ・オーウェル賞
1989
主催:
全米英語協議会(NCTE)
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
統語構造(Syntactic Structures)
1957年 学術書(言語学) 128ページ生成文法の基礎を提示し、20世紀の言語学に大きな影響を与えた短い学術書。伝統的な構造主義に対する批判と新しい理論枠組みを提示した。
生成文法統語理論普遍文法
翻訳
- 統語構造(日本語訳)
知識人の責任(The Responsibility of Intellectuals)
1967年 政治論文・エッセイ 32ページアメリカのベトナム戦争政策を鋭く批判し、知識人の道義的責任を論じた代表的随筆。
反戦知識人の責任政治批判
コンスピラシーではなくプロパガンダの分析(Manufacturing Consent)
1988年 政治学 / メディア批評 432ページエドワード・ハーマンとの共著。マスメディアが国家と企業の利益に如何に適応し、報道を歪めるかを示すプロパガンダ・モデルを提示した。
メディア批評プロパガンダ政治経済
映像化・舞台化
- [ドキュメンタリー映画] Manufacturing Consent: Noam Chomsky and the Media / Mark Achbar, Peter Wintonick (1992)
全著作
- Syntactic Structures(1957)
- The Responsibility of Intellectuals(1967)
- Manufacturing Consent(1988、共著)
- How the World Works(2011)
- Requiem for the American Dream(2017)
翻案
- ドキュメンタリー『Manufacturing Consent: Noam Chomsky and the Media』(1992)
- ドキュメンタリー『Requiem for the American Dream』(2015)
作品の翻訳
- 『統語構造』日本語訳
- 『知識人の責任』日本語訳
作風・主題
- 文体
- 明晰で論理的な論説的文体学術的かつ説得力のある記述
- 頻出モチーフ
- 権力・国家批判メディアとプロパガンダの分析自由言論と市民的責任
健康
-
脳卒中(2013年以降の健康問題に関する報道あり)2023–2023年の大きな脳卒中により歩行や発話が困難になり、公的活動は大幅に制限された。
評価・遺産
チョムスキーは現代言語学の創始的存在であり、認知科学、哲学、計算機科学、政治思想に多大な影響を与えた。学術上の功績とともに反戦・メディア批評の公共知識人として広く知られる。
関連学会
- 全米科学アカデミー
- アメリカ芸術科学アカデミー
- 言語学会
資料所蔵先
- MIT 所蔵 Noam Chomsky 個人アーカイブ
大衆文化への影響
- ドキュメンタリー映画や多くのインタビューでの頻出人物。アルバム献辞(Viggo Mortensen など)や生物の種名(例:Megachile chomskyi)に命名されるなど影響がある。
引用
-
(ベトナム戦争について)現代現実を理解するのを妨げる幻想と欺瞞の体系を分解することは、非常に高度な専門知識を必要とする作業ではない。それはほとんどの人々が持ち得る種類の普通の懐疑心と分析能力を用いることを要求するに過ぎない。
出典: エッセイ『知識人の責任』(The Responsibility of Intellectuals)、1967年 (1967年)
豆知識
- チンパンジー研究の個体 Nim Chimpsky はチョムスキーにちなんで名付けられた。
- 自身の業績の一部が計算機科学や音楽理論にも影響を与えたため、幅広い分野で参照される。