ブッカー賞
1回登壇
-
第11回(1979年) 受賞受賞作: Offshore
テムズ河のはずれにあるはしけ暮らしの共同体を舞台に、居場所のなさと人間関係のずれを描く。軽妙な会話の裏に、生活の不安定さが静かに滲む。
水上の共同体に漂う、軽やかで切実な不安。
141ページテムズ川共同体家族アイデンティティ英国小説
ペネロープ・メアリー・フィッツジェラルド
Penelope Fitzgerald
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ワイコム・アビー校 | — | — | — | 通学(詳細不明) | イギリス |
| サマービル・カレッジ(オックスフォード大学) | — | 英語・文学 | BA (congratulatory First) | 1930年代(卒業 1938) | イギリス |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1979 | ブッカー賞 | オフショア | — | ブッカー賞運営団体 | 受賞 |
| 1997 | ナショナル・ブック・クリティックス・サークル賞 | 青い花 | — | ナショナル・ブック・クリティックス・サークル | 受賞 |
| 1999 | ゴールデン PEN 賞 | — | — | English PEN | 受賞(功労賞) |
テムズ河のはずれにあるはしけ暮らしの共同体を舞台に、居場所のなさと人間関係のずれを描く。軽妙な会話の裏に、生活の不安定さが静かに滲む。
水上の共同体に漂う、軽やかで切実な不安。
博物館を舞台にしたユーモラスなミステリ。1970年代のトゥタンカーメン熱に触発された作品。
東アングリアの架空の町で苦闘する書店の物語。1959年を背景に、書店が『ロリータ』を仕入れるかが重要な出来事として描かれる。
1961年のバタシーのハウスボート居住者たちを描いた作品。1979年のブッカー賞受賞作。
第二次世界大戦中のBBCでの生活を題材にした小説。著者自身のBBC勤務経験が反映されている。
演劇学校での生活を描き、著者が教えていた頃の経験が反映されている。
1950年代のフィレンツェを舞台にした恋愛物語。イタリアの政治・社会的背景が色濃く反映される。
1913年のモスクワを舞台に、ロシア革命前夜の世界を家庭と仕事を通して描く作品。
1912年のケンブリッジを舞台に、物理学と恋愛が交差する物語。科学革命の時代背景が描かれる。
18世紀ドイツの詩人・哲学者ノヴァーリスと、その描かれた愛を中心に据えた作品。批評家から傑作と評され、1997年にNBCC賞を受賞。
フィッツジェラルドの短編を収めた遺作的短編集。2001年ペーパーバック版に追加短編あり。
ペネロープ・フィッツジェラルドは後年に文学的評価が高まり、簡潔で精緻な文体と歴史小説での成果により20世紀後半の重要な英文学者と見なされている。遺稿や書簡類は英国図書館やハリー・ランサム・センター等に所蔵されている。
若い頃、私は父と三人の叔父を当然のことだと思っていた。他の人が皆そうでないとは思わなかった。