世界・海外・国外の文学賞

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ピーター・ボードマン

ピーター・ボードマン

Pītā Bōdoman

プロフィール

性別
男性
生誕
1950-12-25 (イングランド チェシャー州 ストックポート)
死没
1982-05-17 (エベレスト北東稜(チベット側)) 31歳
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ストックポート(出生、幼少期) → ノッティンガム(大学在学) → レイシン(スイス、International School of Mountaineering勤務)

経歴

職業
登山家, 著者, 登山指導員
活動期間
1966年〜1982年
所属
British Mountaineering Council(英国山岳会議), International School of Mountaineering(国際登山学校、レイシン), Association of British Mountain Guides
所属団体
British Mountaineering Council(副会長選出 1979), Association of British Mountain Guides(会長選出 1979)
影響を受けた人物
クリス・ボニントン, ドゥーガル・ハステン(同時代の英国登山家)
影響を与えた人物
山岳文学・登山コミュニティ(ボードマン=タスカー賞設立により文学へ影響)

学歴

ストックポート・グラマースクール
期間: 1956–1969
卒業年: 1969
国: イギリス
在学中に学校の山岳活動に参加。1964–66にかけて学校行事でヨーロッパに遠征。
ノッティンガム大学
英文学部 / 英語学科
学位: 学士(英文学)
期間: 1969–1972
卒業年: 1972
国: イギリス
在学中にマウンテニアリングクラブ会長(1971–1972)。1972年にヒンドゥークシュ遠征。
ノースウェールズ大学カレッジ(バンガー、現バンガー大学)
教育学(英語およびアウトドア活動)
学位: PGCE
期間: 1972–1973
卒業年: 1973
国: イギリス
教員資格(英語および屋外活動)。

受賞歴

ジョン・ルウェリン・リース賞
1979
対象作品: ザ・シャイニング・マウンテン(Changabang)
主催: John Llewellyn Rhys Prize(運営団体)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

ザ・シャイニング・マウンテン:チャンガバング西壁の二人

1978年 登山文学

チャンガバング西壁初登攀を記した回想録的ルポ。軽量・アリュパインスタイルでの挑戦と、ジョー・タスカーとの協力関係・精神面の描写が中心。

アルパインスタイル友情とパートナーシップ極限での判断

聖なる頂(サクリッド・サミッツ)

1982年 登山文学・紀行

1979年以降の複数の遠征(カールステンツ・カイピー、カンチェンジュンガ、ガウリ・サンカル等)を通じて、登攀の模様と個人的考察を綴った随筆集的作品。没後刊行。

探検と記録登攀の倫理自然との対峙

全著作

  • ザ・シャイニング・マウンテン(1978)
  • 聖なる頂(Sacred Summits)(1982)
  • 短編・記事(1971–1981年に各誌へ寄稿)
  • Boardman Tasker Omnibus(1995 再刊に収録)

翻案

  • エベレスト等を扱ったドキュメンタリー映像に資料が使用されることがある

作品の翻訳

  • ボードマン作品は英語が原語で、オムニバス等で再刊・訳出の例がある

作風・主題

文体
技術的・詳細な記述と抒情的な回想を併せ持つ文体客観的観察と内省のバランス
頻出モチーフ
山との対話仲間との信頼と葛藤軽量・アルパインスタイルの探求

評価・遺産

ピーター・ボードマンは1970–80年代の英国登山界を代表する登山家かつ登山文学の執筆者として評価される。ボードマンとジョー・タスカーを記念して設立されたBoardman Tasker Prizeは山岳文学を顕彰し続けている。また出身校や所属団体によりクライミングウォールの寄贈や記念行事が行われている。

記念館・博物館

  • マウンテン・ヘリテージ・トラスト(関連資料) イギリス

関連学会

  • British Mountaineering Council
  • Association of British Mountain Guides

資料所蔵先

  • Boardman Tasker Charitable Trust(資料保管・管理)
  • Mountain Heritage Trust 所蔵資料

大衆文化への影響

  • Boardman Tasker Prize(文学賞)
  • 記念カレンダーやクライミングウォール、追悼記事

引用

  • 「この登攀は私が望んでいた全てだ。完全にコミットするものであり、私の自己尊厳をエベレストで得た公的評価と一致させるだろう。」
    出典: 『ザ・シャイニング・マウンテン』(The Shining Mountain), 1978 (1978年)

豆知識

  • ピーター・ボードマンは1982年にエベレスト北東稜でジョー・タスカーとともに行方不明となり、後に現地調査で遺体が同稜上で確認された。
  • 彼の名を冠したBoardman Tasker Prize for Mountain Literatureは1983年に設立された。
  • ストックポート・グラマースクールに設置されたピーター・ボードマン・クライミングウォール(2008年献辞)がある。