世界・海外・国外の文学賞

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ピーター・デール・スコット

ピーター・デール・スコット

Peter Dale Scott

プロフィール

性別
男性
生誕
1929-01-11 (カナダ、ケベック州モントリオール)
国籍
カナダ
言語
英語
居住地歴
モントリオール(出生・少年期) → パリ(Institut d'Etudes Politiques 留学期) → オックスフォード(University College 在学) → カリフォルニア州バークレー(長年の勤務)

経歴

職業
詩人, 学者, 外交官
活動期間
1949年〜
所属
カリフォルニア大学バークレー校 英語学部(名誉教授)
影響を受けた人物
T.S.エリオット

学歴

マギル大学
哲学/政治学
学位: B.A. (undergraduate)
期間: 1945-1949
卒業年: 1949
国: カナダ
哲学(最優等)および政治学(準優等)の学位
Institut d'Etudes Politiques(パリ)
期間: 1949
卒業年: 1949
国: フランス
短期留学・研修
University College, オックスフォード
期間: 1950-1952
卒業年: 1952
国: イギリス
在学期間に哲学・政治学を学ぶ
マギル大学(博士課程)
政治学
学位: Ph.D.
期間: 1952-1955
卒業年: 1955
国: カナダ
博士論文はT.S.エリオットの社会・政治哲学に関する研究

受賞歴

ラナン文学賞
2002
主催: ラナン財団
結果: winner

受賞・候補エディション

ラナン文学賞 5回登壇
  1. 受賞作: 詩作(業績)

    政治や歴史、個人的記憶を横断する詩作が評価された。長年にわたる詩と随筆で国家権力や国際問題を詩的に問い直し、叙情と批評性を併せ持つ作品群が受賞理由となった。

    政治歴史記憶国際関係叙情
  2. 受賞作: 受賞業績(詩集・評論)

    詩作と随筆・評論を含む長年の業績が評価されLannan賞を受賞。詩的な言語と現代社会への洞察を通じて知られる作家としての総合的な貢献が対象となった。

    現代詩社会批評
  3. 受賞作: 受賞業績
    政治歴史

作品

代表作

コカインの政治:中米における薬物、軍隊、CIA

1991年 政治ノンフィクション

中米における麻薬取引と米国の関与、軍・情報機関の役割を分析した調査的著作(共著)。

麻薬米国の外交政策情報機関
翻訳
  • フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語、インドネシア語などに翻訳

ディープ・ポリティクスとJFKの死

1993年 政治調査

JFK暗殺とそれに関連する深層政治の構造を詳細に論じた主要著作。出版後賛否両論の批評を受けた。

JFK暗殺ディープステート政府の隠蔽
翻訳
  • 複数言語に翻訳

暗黒を見つめる心(Minding the Darkness)

2000年 長編叙事詩

スコット自身が最も重要と考える長篇詩。政治的事件と個人的回想を織り交ぜる作品。

暴力とテロ個人と政治記憶
翻訳
  • インドネシア語などに翻訳された詩作品あり

9/11への道:富、帝国、アメリカの未来

2007年 現代政治分析

9/11に至る国際政治・外交の文脈を論じ、米国の対外政策の継続性と隠蔽の可能性を指摘する。

テロ外交政策陰謀の可能性
翻訳
  • フランス語版『La Route vers le Nouveau Désordre Mondial』など

アメリカの戦争機械(American War Machine)

2010年 政治ノンフィクション

麻薬、石油、戦争の相互関係を掘り下げ、CIAと国際的な薬物ネットワークの関係性を論じる。

麻薬軍事介入情報機関
翻訳
  • フランス語版『La Machine de Guerre Américaine』などに翻訳

アメリカン・ディープ・ステート

2014年 政治評論

ウォール街や石油資本などの影響力と米国民主主義への影響を論じる。

エリート支配経済と政治民主主義への脅威
翻訳
  • 複数言語へ翻訳あり

ジャカルタへ来ること(Coming to Jakarta: A Poem About Terror)

1989年 叙事詩

1965年のインドネシア暴力事件を扱った長編詩。個人的回想と政治的告発が交差する作品。

テロ大量暴力個人の記憶
翻訳
  • インドネシア語、セルボクロアチア語、ハンガリー語などに翻訳

全著作

  • The War Conspiracy(1972)
  • The Assassinations: Dallas and Beyond(1976)
  • Cocaine Politics(1991)
  • Deep Politics and the Death of JFK(1993)
  • Minding the Darkness(2000)
  • The Road to 9/11(2007)
  • American War Machine(2010)
  • The American Deep State(2014)
  • Poetry and Terror(2018)

翻案

  • インタビューやドキュメンタリーでの言及・出演(映像資料あり)

作品の翻訳

  • 『La Route vers le Nouveau Désordre Mondial』(『The Road to 9/11』のフランス語版)
  • 『La Machine de Guerre Américaine』(『American War Machine』のフランス語版)

作風・主題

文体
叙情的でかつ学術的注釈を伴う長詩厳密な資料性を重視した調査報道的なノンフィクション
頻出モチーフ
深層政治(ディープ・ポリティクス)国家と麻薬の結びつき戦争と資本の関係個人と政治の交差

評価・遺産

スコットは詩人であると同時に「詩人-学者」として政治的調査と文学を結びつけた研究者である。深層政治の概念を広め、米国外交や麻薬問題に関する独自の視点で影響を与えた。

資料所蔵先

  • UC Berkeley 英語学部アーカイブおよび個人サイトの資料

大衆文化への影響

  • オリバー・ストーンなどの映画製作者やジャーナリストに引用されることがある

引用

  • 恐怖から学んだことは、自分自身を敵の一部と見ることである—それは安心にもなりうる。
    出典: 『Coming to Jakarta』 (1989年)

豆知識

  • 1968年の「作家・編集者戦争税抗議(Writers and Editors War Tax Protest)」の署名者の一人で、ベトナム戦争への抗議として税の不払いを誓約した。
  • 詩人でありながら政治学者としての訓練を受け、英語学部に詩人-学者として所属した異色の経歴を持つ。