世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ピーター・テンプル

ピーター・テンプル

Pītā Templo

プロフィール

性別
男性
生誕
1946-03-10 (南アフリカ)
死没
2018-03-08 (オーストラリア、ビクトリア州バララット) 71歳
国籍
オーストラリア
言語
英語, アフリカーンス語
居住地歴
南アフリカ → ドイツ、ハンブルク → オーストラリア、シドニー → ニューサウスウェールズ州、バースースト → ビクトリア州、メルボルン

経歴

職業
犯罪小説作家, ジャーナリスト, 編集者, ジャーナリズム講師
活動期間
1995年〜2018年
所属
RMIT大学, チャールズ・スタート大学, ロードス大学
ノミネート
マイルズ・フランクリン賞 2006 ロングリスト (The Broken Shore), H. R. F. キーティング賞 2021 ショートリスト (The Red Hand)

学歴

ロードス大学
歴史・政治学
期間: 20代半ば
国: 南アフリカ共和国
歴史家を目指したが新聞業に戻った

受賞歴

ゴールド・ダガー賞
2007
対象作品: ブロークン・ショア
主催: クライム・ライターズ・アソシエーション
結果: winner
マイルズ・フランクリン賞
2010
対象作品: トゥルース
結果: winner
ネッド・ケリー賞
2006
対象作品: ブロークン・ショア
部門: Best Novel
主催: オーストラリア・クライム・ライターズ協会
結果: joint winner
ネッド・ケリー賞
2003
対象作品: ホワイト・ドッグ
部門: Best Novel
主催: オーストラリア・クライム・ライターズ協会
結果: winner
ネッド・ケリー賞
2001
対象作品: デッド・ポイント
部門: Best Novel
主催: オーストラリア・クライム・ライターズ協会
結果: joint winner
ネッド・ケリー賞
2000
対象作品: シューティング・スター
主催: オーストラリア・クライム・ライターズ協会
結果: winner
ネッド・ケリー賞
1997
対象作品: バッド・デブツ
部門: Best First Novel
主催: オーストラリア・クライム・ライターズ協会
結果: joint winner
コリン・ロデリック賞
2006
対象作品: ブロークン・ショア
結果: winner
オーストラリア書籍産業賞
2006
対象作品: ブロークン・ショア
部門: Australian General Fiction Book of the Year
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Bad Debts

    登場人物の葛藤と捜査の過程を丁寧に描く犯罪小説。緊張感ある展開と現代社会の影を描写する作品。

    犯罪小説ミステリ現代社会
  2. 受賞作: Shooting Star

    現代社会を背景に展開する犯罪長編。登場人物の内面と事件の絡み合いを丁寧に描き、緊張感ある展開で物語が進む。

    犯罪小説サスペンス現代社会
  3. 受賞作: Dead Point

    緊迫した犯罪長編。登場人物同士の駆け引きと捜査の流れを克明に描き、読み応えのある推理要素を含む作品。

    犯罪小説サスペンスミステリ
  4. 受賞作: White Dog

    緊張感あるプロットと人物描写を中心にした犯罪小説。テーマは犯罪とその社会的影響に焦点を当てる。

    犯罪小説サスペンス
  5. 受賞作: The Broken Shore

    沿岸の小さな町を舞台に、過去の事件と現在の殺人が絡み合う作品。閉鎖的な地域社会の不穏な空気、警察組織の腐敗、主人公の内的葛藤を繊細かつ重厚に描き出す社会派ミステリ。

    小さな町の犯罪警察の腐敗心理描写社会派ミステリ
CWA KAA Gold Dagger 1回登壇
  1. 受賞作: ブロークン・ショア (The Broken Shore)

    オーストラリアの沿岸の町で起きた殺人事件を舞台に、帰郷した刑事が地域の権力構造や過去の暴力を暴いていく。濃密な人物描写と社会の暗部を抉る筆致で、ハードボイルドと社会派の要素が融合した作品。

    帰郷した刑事が、町に沈む暴力の記憶をたどる。

    地方社会の腐敗戦争の影響家族の秘密法と正義
  1. 受賞作: Truth

    メルボルンを舞台に、政治的腐敗とメディアが絡む事件を追う犯罪小説。元刑事やジャーナリストらの捜査を通じて、真実と倫理、権力の腐敗を浮き彫りにする。冷静で硬質な文体と緻密な構成が特徴。

    犯罪小説政治と汚職メディアと権力オーストラリア社会

作品

代表作

バッド・デブツ

1996年 犯罪小説 297ページ

元弁護士ジャック・アイリッシュが元依頼人から電話を受け、犯罪の世界に舞い戻る。依頼人が殺された謎を追う。

犯罪復讐正義

ブラック・タイド

1999年 犯罪小説 311ページ

ジャック・アイリッシュが失踪した少年を探す。父親との最後のつながりでもある。

失踪家族秘密

デッド・ポイント

2000年 犯罪小説 275ページ

失踪したロビー・コールボーンを探すが死体で発見され、謎を解く。

殺人調査

ホワイト・ドッグ

2003年 犯罪小説 337ページ

メルボルンの不動産開発業者が殺され、元恋人が容疑者に。

殺人疑念

ブロークン・ショア

2005年 犯罪小説

地方警察官の物語。

地方犯罪
映像化・舞台化
  • [テレビ映画] ブロークン・ショア (2014)

トゥルース

2009年 犯罪小説

殺人事件を追う刑事の物語。

真実腐敗

全著作

  • バッド・デブツ (1996)
  • アイアン・ローズ (1998)
  • ブラック・タイド (1999)
  • シューティング・スター (1999)
  • デッド・ポイント (2000)
  • イン・ザ・イーヴィル・デイ (2002)
  • ホワイト・ドッグ (2003)
  • ブロークン・ショア (2005)
  • トゥルース (2009)
  • イサカ・イン・マイ・マインド (2015)
  • ザ・レッド・ハンド (2019)

翻案

  • ジャック・アイリッシュ TVシリーズ (ABC/ZDF, 2012-)

作品の翻訳

  • 20カ国語以上に翻訳

作風・主題

文体
現実的なメルボルン描写簡潔な文体鋭い対話
頻出モチーフ
賭博好きの主人公犯罪と腐敗アンダーグラウンド

健康

  • 2018年
    短期間の闘病後71歳で死去

評価・遺産

オーストラリア犯罪小説の巨匠。初のオーストラリア人ゴールド・ダガー賞受賞者。ジャック・アイリッシュシリーズがTV化。

大衆文化への影響

  • ジャック・アイリッシュがABC TVとZDFでドラマ化 (ガイ・ピアース主演)

豆知識

  • 南アフリカのアパルトヘイト時代に新聞記者として活躍後、オーストラリア移住
  • ジャック・アイリッシュシリーズの作者
  • 妻アニタと息子ニコラスがいた