世界・海外・国外の文学賞

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ラナ・ダスグプタ

ラナ・ダスグプタ

Rana Dasgupta

プロフィール

性別
男性
生誕
1971-11-05 (イングランド、カンタベリー)
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
カンタベリー(出生) → ケンブリッジ(育成) → エクス=アン=プロヴァンス(音楽留学) → デリー(在住・執筆活動拠点) → プロビデンス(ブラウン大学での勤務・滞在)

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 作家, 文学ディレクター
活動期間
2000年〜
所属
JCB文学賞(創設文学ディレクター), ブラウン大学(客員講師 / Writer-in-Residence), プリンストン大学(訪問フェロー)

学歴

バリオール・カレッジ(オックスフォード大学)
人文学部(フランス文学) / フランス文学科
学位: BA
期間: 1991–1994
卒業年: 1994
国: イギリス
フランス文学を専攻
コンセルヴァトワール・ダリウス・ミヨー(エクス=アン=プロヴァンス)
声楽/ピアノ(音楽)
国: フランス
ピアノを学ぶ
ウィスコンシン大学マディソン校(フルブライト研究)
メディア学(研究)
国: アメリカ合衆国
フルブライト奨学生として在籍

受賞歴

コモンウェルス作家賞(ベストブック)
2010
対象作品: ソロ
主催: コモンウェルス作家賞運営団体
結果: 受賞
エミール・ギメ賞(アジア文学)
2017
対象作品: キャピタル:21世紀のデリーの肖像
主催: ギメ美術館
結果: 受賞
リシャルド・カプシチンスキ賞
2017
対象作品: キャピタル:21世紀のデリーの肖像
主催: Ryszard Kapuściński 賞運営委員会
結果: 受賞
ラビンドラナート・タゴール文学賞
2019
対象作品: ソロ
主催: Rabindranath Tagore Literary Prize 運営団体
結果: 受賞
ウィンダム=キャンベル賞
2025
対象作品: キャピタル(The Eruption of Delhi)
主催: イェール大学 ウィンダム=キャンベル賞運営
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Solo

    複数の時代と場所を横断しながら、グローバリゼーションが個人の生活や記憶に与える影響を描く長編。経済的・文化的変容とそれに翻弄される人々の孤独が主題。

    グローバリゼーション孤独記憶社会変容
  1. 受賞作: キャピタル:21世紀のデリーの肖像(Capital: A Portrait of Delhi in the Twenty‑First Century)

    デリーの急速な都市化と社会変動を描く報告文学。経済成長がもたらす階層化、住民の生活様式の変容、都市の紛争を個別の物語と分析で織り上げ、現代インド都市の実像を示す。

    都市論インドデリー社会変動
  1. 受賞作: 代表作・ノンフィクション(資本主義の視座)

    ダスグプタの著作は資本主義の地理と文化を叙述的に解剖し、都市や経済の断面を通じて現代社会の不均衡と想像力を描き出す。ノンフィクションとフィクションを横断する語りが特色である。

    資本主義グローバル化都市研究経済批評

作品

代表作

トーキョー・キャンセルド

2005年 小説(リンクした短編群)

13人の乗客が空港で一晩足止めされ、それぞれが世界の異なる都市にまつわる物語を語るという形でグローバリゼーションと現代生活を描いた作品。寓話的・超現実的な要素を含む。

グローバリゼーション移動と境界都市生活物語性と神話
翻訳
  • 英語原著(多数言語に翻訳)

ソロ

2009年 小説(叙事的・幻想的要素を含む)

20世紀から21世紀を俯瞰する物語を、100歳のブルガリア人男性の視点で語る大河的な小説。過去の試みと現代の混乱を見据えた幻想的かつ示唆的な構成。

歴史と記憶個人と大きな変動世界史的視座
翻訳
  • 20か国語以上に翻訳

キャピタル:21世紀のデリーの肖像

2014年 ノンフィクション(都市論・ルポルタージュ)

著者が選んだデリーの人物や場所を通して、グローバリゼーションがもたらした変化と新しい階層や力学を描くノンフィクション。都市の興隆と崩壊を同時に掘り下げる。

都市化資本と階級グローバリゼーション変貌する社会
翻訳
  • 英語原著(複数言語に紹介)

全著作

  • Tokyo Cancelled(2005)
  • Solo(2009)
  • Capital: A Portrait of Twenty-First-Century Delhi(2014)
  • 多数のエッセイ(Granta, The Guardian, New Statesman 等)

作風・主題

文体
現代世界の重層的な描写を志向する叙述寓話的・神話的モティーフの併用調査報道的視点と文学的叙述の融合
頻出モチーフ
グローバリゼーション都市移民と境界国家とその崩壊

評価・遺産

ラナ・ダスグプタは、グローバル化と都市化をめぐる文学的およびノンフィクション的な仕事で国際的に評価されている。『Solo』や『Capital』などで複数の国際賞を受賞し、現代世界を読み解く視点を提供した。

豆知識

  • 1971年カンタベリー生まれ、ケンブリッジで育つ。
  • 『Solo』は2010年にコモンウェルス作家賞を受賞。
  • 『Capital』は2017年に複数の賞を受賞し、2025年にウィンダム=キャンベル賞を受賞。