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第64回(1985年) 受賞
王女エアリンが自分の弱さと向き合いながら、竜を退ける使命へ踏み出していくファンタジー。伝承の気配をまとった物語の中で、勇気と自己確立が静かに育っていく。
小さな自信が、やがて王国を守る力へ変わっていく。
375ページファンタジー英雄譚女性の成長冒険伝承
ロビン・マッキンリー
ジェニファー・キャロリン・ロビン・マッキンリー
Robin McKinley
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1952-11-16 (アメリカ合衆国 オハイオ州 ウォーレン)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- カリフォルニア → ニューヨーク州 → 日本 → メイン州 → イギリス(在住)
経歴
- 職業
- 作家
- 活動期間
- 1978年〜
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| グールド・アカデミー | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
| ディキンソン大学 | — | — | — | 1970-1972 | アメリカ合衆国 |
| ボウドイン大学 | — | — | Bachelor's (summa cum laude) | — | アメリカ合衆国 |
グールド・アカデミー
国:
アメリカ合衆国
準備学校(寄宿制)で教育を受けた。
ディキンソン大学
期間:
1970-1972
国:
アメリカ合衆国
1970年から1972年まで在学。学位取得は記載なし。
ボウドイン大学
学位:
Bachelor's (summa cum laude)
卒業年:
1975
国:
アメリカ合衆国
1975年に最高成績で卒業(summa cum laude)。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1983 | ニューべリー・オナー | ザ・ブルー・ソード | — | アメリカ図書館協会 | 受賞 |
| 1985 | ニューべリー賞 | 王と英雄(The Hero and the Crown) | — | アメリカ図書館協会 | 受賞 |
| 1986 | ワールド・ファンタジー賞(アンソロジー/コレクション部門) | Imaginary Lands(編集者として) | アンソロジー/コレクション | World Fantasy Convention | 受賞 |
| 1998 | フェニックス賞(オナー) | ビューティ(Beauty) | — | Children's Literature Association(関係団体) | オナー |
| 2004 | ミソポイア的ファンタジー賞(成人文学) | サンシャイン(Sunshine) | — | Mythopoeic Society | 受賞 |
| 2022 | SFWA グランドマスター | — | — | サイエンス・フィクション&ファンタジー作家協会 | 栄誉 |
ニューべリー・オナー
1983
対象作品:
ザ・ブルー・ソード
主催:
アメリカ図書館協会
結果:
受賞
ニューべリー賞
1985
対象作品:
王と英雄(The Hero and the Crown)
主催:
アメリカ図書館協会
結果:
受賞
ワールド・ファンタジー賞(アンソロジー/コレクション部門)
1986
対象作品:
Imaginary Lands(編集者として)
部門:
アンソロジー/コレクション
主催:
World Fantasy Convention
結果:
受賞
フェニックス賞(オナー)
1998
対象作品:
ビューティ(Beauty)
主催:
Children's Literature Association(関係団体)
結果:
オナー
ミソポイア的ファンタジー賞(成人文学)
2004
対象作品:
サンシャイン(Sunshine)
主催:
Mythopoeic Society
結果:
受賞
SFWA グランドマスター
2022
主催:
サイエンス・フィクション&ファンタジー作家協会
結果:
栄誉
受賞・候補エディション
ミソポイエティック賞
1回登壇
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第34回(2004年) 受賞受賞作: Sunshine
吸血鬼や暗い怪異が出現する世界を舞台に、主人公が恐怖と向き合いながら自己を守り、他者と関わる術を学んでいくダークファンタジー。緊張感ある描写と人物描写が特徴。
ダークファンタジー怪異自己発見恐怖
作品
代表作
ビューティ:美女と野獣の物語の再話
1978年 フェアリーテイルの再話、児童文学、ファンタジー古典的な『美女と野獣』を女性主人公に焦点を当てて再構築した作品。主人公の成長と自立を描く。
自己成長愛と献身女性の主体性
ザ・ブルー・ソード
1982年 ファンタジー、ビルドゥングスロマン若い女性が冒険と訓練を経て成長し、自身の運命と責務を受け入れていく冒険譚。
成長責務勇気
王と英雄(The Hero and the Crown)
1984年 ファンタジー、冒険小説騎士道と魔法の要素を含む物語で、若い女性が国を救う鍵となる英雄に成長する過程を描く。ニューべリー賞受賞作。
英雄譚魔法自己犠牲
ジアースキン(Deerskin)
1993年 ダークファンタジー、フェアリーテイルのモチーフ自己と身体性、トラウマからの回復をテーマにした、古い民話に基づく重厚な物語。
トラウマ再生自己認識
サンシャイン(Sunshine)
2003年 ダークファンタジー、都市ファンタジー現代都市を舞台にしたダークなファンタジー。主人公と吸血的存在との関わりを通じて強さと脆さを描く。ミソポイック賞受賞作。
アイデンティティ信頼と裏切り回復
全著作
- Beauty(1978)
- The Blue Sword(1982)
- The Hero and the Crown(1984)
- The Door in the Hedge(短編集、1981)
- Deerskin(1993)
- Sunshine(2003)
- Dragonhaven(2007)
- Chalice(2008)
- Spindle's End(2000)
- Shadows(2013)
翻案
- 『ジャングル・ブック』の一部短編朗読・再話(Tales from the Jungle Book、1985)
- 『ブラック・ビューティ』の物語集再話(1986)
作風・主題
- 文体
- フェアリーテイルの再話に基づく叙情的で緻密な文体女性主人公を中心に据えた強い語り口
- 頻出モチーフ
- 成長と自立変容(魔法や儀式を通じた変化)忠誠と義務
評価・遺産
ロビン・マッキンリーは、フェアリーテイルの再話と女性主人公を重視したファンタジー作品で知られる作家であり、ニューべリー賞など多数の賞を受賞。児童文学とファンタジーの橋渡しをした存在として高く評価されている。
関連学会
- Mythopoeic Society
- Science Fiction and Fantasy Writers Association(SFWA)
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館(関連資料あり)
- Internet Speculative Fiction Database(ISFDB)記録
引用
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私は少女たちが「何かをする」ことができる可能性を強く信じている。
出典: インタビュー/作家紹介(要旨) (2004年)
豆知識
- 本名はJennifer Carolyn Robin McKinley。
- 1991年に作家ピーター・ディッキンソンと結婚(2015年没)。二人に子供はいない。
- 長年にわたり世界各地で育ち、日本でも生活経験がある。
- 代表作に『The Hero and the Crown』や『The Blue Sword』『Beauty』などがある。