世界・海外・国外の文学賞

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ラスキン・ボンド

ラスキン・ボンド

Rasukin Bondo

プロフィール

性別
男性
生誕
1934-05-19 (カソーリ (パンジャーブ州代理団、英領インド、現在はヒマーチャル・プラデーシュ州))
国籍
インド
言語
英語
宗教
キリスト教(家系的にアングロ・インディアン)
居住地歴
カソーリ(出生地) → ジャムナガル(幼少期一時) → デヘラドゥーン(育った町、執筆活動の基盤) → ムソーリー(長年の居住地) → ランドゥール(Ivy Cottage) → ロンドン(若年期に滞在、創作開始) → デリー(フリーランス時代)

経歴

職業
作家, 詩人
活動期間
1951年〜2025年
影響を受けた人物
チャールズ・ディケンズ, マーク・トウェイン, リッチマル・クロンプトン, チャールズ・ハミルトン

学歴

ビショップ・コットン校(シムラ)
期間: 〜1951
卒業年: 1951
国: インド
在学中に文筆活動で多数の賞を受賞

受賞歴

ジョン・ルウェリン・リーズ賞
1957
対象作品: 屋上の部屋(The Room on the Roof)
主催: John Llewellyn Rhys 賞関連団体
結果: 受賞
サヒティヤ・アカデミー賞(英語部門)
1992
対象作品: Our Trees Still Grow in Dehra
主催: サヒティヤ・アカデミー
結果: 受賞
パドマ・シュリー
1999
部門: 文学・教育
主催: インド政府(内政省)
結果: 受賞
バル・サヒティヤ・プラサカー(子ども文学賞)
2012
部門: 児童文学
主催: サヒティヤ・アカデミー
結果: 受賞
パドマ・ブーシャン
2014
部門: 文学・教育
主催: インド政府(内政省)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Room on the Roof

    孤児の少年Rustyが保守的な環境を離れてデラドゥーンで自立や友情、初恋を経験する青春小説。自伝的色彩と郷愁的描写で広く読まれる作品。

    青春自立友情郷愁

作品

代表作

屋上の部屋(The Room on the Roof)

1956年 小説(半自伝的)

孤児の少年ラスティーがインドで成長する過程を描いた半自伝的な小説。作家の初期の代表作。

成長アイデンティティ文化の葛藤

Our Trees Still Grow in Dehra

1992年 短編集 / 随筆

デヘラドゥーンやヒマラヤの風景、郷愁を主題とした短編・随筆集。サヒティヤ・アカデミー賞受賞作。

郷愁自然地方文化

青い傘(The Blue Umbrella)

児童文学

小さな町を舞台にした児童向けの短い物語。2005年にヴィシャール・バルドワジが映画化。

子ども時代自然純真さ
映像化・舞台化
  • [映画] 青い傘(映画版) / Vishal Bhardwaj (2005)

鳩の飛翔(A Flight of Pigeons)

歴史小説 / 中編

1857年インド蜂起の一幕を題材にした作品。1978年にシャム・ベネガル監督の映画『ジュヌーン』の原作になった。

歴史暴力と人間性文化的衝突
映像化・舞台化
  • [映画] ジュヌーン(Junoon) / Shyam Benegal (1978)

Angry River

1972年 児童文学

出版社の要請で子ども向けに書き直された作品。児童書として人気がある。

自然の力勇気

全著作

  • The Room on the Roof(屋上の部屋)
  • Vagrants in the Valley
  • Our Trees Still Grow in Dehra
  • A Flight of Pigeons(鳩の飛翔)
  • The Blue Umbrella(青い傘)
  • Angry River
  • Scenes from a Writer's Life
  • Lone Fox Dancing

翻案

  • ジュヌーン(映画、1978) — A Flight of Pigeonsが原作
  • 青い傘(映画、2005) — Vishal Bhardwaj監督
  • Ek Tha Rusty(Doordarshanのテレビシリーズ)
  • Parchhayee: Ghost Stories by Ruskin Bond(ウェブシリーズ、Zee5)
  • 7 Khoon Maaf(カメオ出演、2011)

作風・主題

文体
観察的で叙情的な文体簡潔で映像的な描写(“ビジュアル・ライター”と自称)
頻出モチーフ
ヒマラヤの丘陵と街並み子ども時代と少年期の視点孤独と郷愁自然と季節の描写

評価・遺産

ラスキン・ボンドはインドの英語文学、特に児童文学において広く愛される作家である。半世紀以上にわたり豊富な短編・随筆・児童書を発表し、サヒティヤ・アカデミー賞やパドマ・ブーシャンなど主要な賞を受賞。多くの作品が学校の教科書や映画・テレビへ翻案され、インドの読書文化に定着している。

大衆文化への影響

  • 多くの作品が映画・テレビ・ウェブシリーズに翻案(例:ジュヌーン、青い傘、Ek Tha Rusty、Parchhayee)
  • 学校教育の読み物として採用された短編が複数ある(例:The Night Train at Deoli 等)

引用

  • 「書き続けられたことが一番嬉しい。17、18歳で書き始め、今でも書いている。」
    出典: インタビュー(NDTVなど、2012年の発言を含む) (2012年)

豆知識

  • 500以上の短編・随筆・小説を執筆し、児童書は約69冊を含むとされる。
  • 17歳で『屋上の部屋』を書き、22歳で出版されジョン・ルウェリン・リーズ賞を受賞した(1957年)。
  • 1980年代以降、ムソーリー/ランドゥールのIvy Cottageに在住(1980年以降)。
  • 『青い傘』は2005年に映画化され、児童映画の国家賞を受賞した作品の原作の一つである。