世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ルース・ベハール

ルース・ベハール

Ruth Behar

プロフィール

性別
女性
生誕
キューバ、ハバナ
国籍
キューバ系アメリカ人
言語
英語, スペイン語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
キューバ、ハバナ → アメリカ合衆国、ニューヨーク → アメリカ合衆国、ミシガン州アンナーバー

経歴

職業
文化人類学者, 作家
活動期間
1977年〜2025年
所属
ミシガン大学人類学部門
影響を受けた人物
クリフォード・ギアツ, クロード・レヴィ=ストロース

学歴

ウェズリアン大学
学部
学位: B.A.
卒業年: 1977
国: アメリカ合衆国
プリンストン大学
文化人類学
学位: Ph.D.
卒業年: 1983
国: アメリカ合衆国

受賞歴

マッカーサー賞
1988
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞
プーラ・ベルプレ賞
2018
対象作品: ラッキー・ブロークン・ガール
主催: アメリカ図書館協会
結果: 受賞
ニューベリー賞 名誉賞
2025
対象作品: アクロス・ソ・メニー・シーズ
主催: アメリカ図書館協会
結果: 名誉賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Lucky Broken Girl

    交通事故で長期入院することになった少女が、読書や友情を支えに回復していく物語。移民や文化の重層性を背景に、成長と癒しを描くYA小説。

    病気と回復友情移民経験家族YA

作品

代表作

ラッキー・ブロークン・ガール

2017年 ヤングアダルト小説

1960年代の作者の幼少期に基づく多文化的な成長小説。キューバからニューヨークに移住したルーシー・ミズラヒが、交通事故で体にギプスをはめられベッドに拘束される。回復中に人生の脆さや友情の力を学ぶ。

移民回復友情芸術

トラベリング・ヘビー

2013年 回顧録

キューバ系アメリカ人家族の回顧録。ユダヤ系ルーツとアイデンティティを探求。

家族ユダヤ人アイデンティティキューバ

脆弱な観察者

1996年 人類学エッセイ

人類学研究における主観性の統合を論じる。脆弱な観察者としてのアプローチを提唱。

主観性感情人類学

翻訳された女

1993年 人類学

メキシコの女性エスペランサの物語を通じて、国境と女性の経験を探る。

女性フェミニズム国境

帰郷するユダヤのキューバ

2007年 ノンフィクション

キューバのユダヤ人コミュニティと家族のルーツを探る旅。

ユダヤ人ディアスポラキューバ

全著作

  • スペイン村の過去の存在:サンタ・マリア・デル・モンテ
  • 翻訳された女:エスペランサの物語とともに国境を越えて
  • キューバへの橋/プエンテス・ア・クーバ
  • 文化を書く女たち
  • 脆弱な観察者:心を砕く人類学
  • 帰郷するユダヤのキューバ
  • ポータブル・アイランド:世界に家を持つキューバ人
  • トラベリング・ヘビー:旅の間の回顧録
  • ラッキー・ブロークン・ガール
  • キューバからの手紙
  • ティア・フォルトゥナの新居:ユダヤ系キューバ人の旅
  • アクロス・ソ・メニー・シーズ

翻案

  • アディオ・ケリダ:セファルディの記憶を探すキューバ系アメリカ人女性

作風・主題

文体
主観的な語り口個人的なエスノグラフィー感情を交えた人類学
頻出モチーフ
移民の経験ユダヤ人アイデンティティ女性の声キューバの記憶脆弱性

健康

  • 脚の骨折
    1960年代、9歳時
    1年間ベッドに拘束され、身体が記憶の故郷であることを悟る

評価・遺産

文化人類学の分野で主観性と脆弱な観察者を提唱し、キューバ系ユダヤ人の経験を文学的に描いた先駆者。1988年のマッカーサー賞受賞者として知られ、子供向け文学でも受賞。

豆知識

  • 1988年にラティーナ女性として初めてマッカーサー賞を受賞した。
  • キューバ革命後に94%のキューバ系ユダヤ人が亡命した中で家族と共に米国へ移住。