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サン=ジョン・ペルス

サン=ジョン・ペルス

San-John Perusu

別名: マリー=ルネ・オギュスト・アレクシ・レジェ / アレクシ・レジェ / Alexis Leger
ペンネーム: サン=ジョン・ペルス詩作で用いたペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1887-05-31 (グアドループ、ポワンタピートル)
死没
1975-09-20 (フランス、プロヴァンス(別荘)) 88歳
国籍
フランス
言語
フランス語
居住地歴
グアドループ(ポワンタピートル) → ポー(フランス) → パリ(フランス) → アメリカ合衆国(ワシントンD.C.、メイン州など) → プロヴァンス(フランス、別荘)

経歴

職業
詩人, 外交官, 翻訳者, 大学講師
活動期間
1904年〜1975年
影響を受けた人物
ポール・クローデル, アンドレ・ジッド, ポール・ヴァレリー
影響を与えた人物
後の世代のフランス詩人(概括)

学歴

ボルドー大学
法学部 / 法学科
期間: 1904-1907(在学)
国: フランス
父の死後一時退学したが学位を取得したとされる。

受賞歴

ノーベル文学賞
1960
部門: 文学
主催: スウェーデン・アカデミー
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Anabase

    砂漠と航海、都市と王権のイメージを重ねながら、旅の経験を詩そのものへ変えていく長詩。Saint-John Perse の代表作の一つとして、移動、権力、神話化された歴史が高密度なリズムで結びつく。

    旅の運動が、そのまま詩の推進力になる。

    80ページ
    砂漠権力神話性詩的リズム

作品

代表作

賛(Eloges)

1910年 詩集

初期の詩集。古典的要素と翻訳活動を経て表出した若き日の詩作。

自然賛歌古典的要素

遠征(Anabase)

1924年 叙事詩

ペルスの代表作の一つ。広がりのある叙事的な詩で「遠征」という概念を通じて旅と歴史を描く。

歴史叙事性
翻訳
  • 多田智満子訳『サン=ジョン・ペルス詩集』などに収録

流謫(Exil)

1942年 詩集

亡命期に書かれた作品群。喪失感や流転を主題とする詩篇を含む。

亡命喪失孤独

海(Amers)

1957年 詩集

海と航海を巡る象徴的な詩群。晩年の成熟した詩風を示す作品。

航海象徴性

全著作

  • Eloges(賛) - 1910
  • Anabase(遠征) - 1924
  • Exil(流謫) - 1942
  • Vents(風) - 発行年不詳(複数版あり)
  • Amers(海) - 1957

作家による翻訳

  • 『ロビンソン・クルーソー』翻訳
  • ピンダロス断章の翻訳

作品の翻訳

  • 多田智満子訳『サン=ジョン・ペルス詩集』(思潮社, 1967 / 新版1975)
  • 福田陸太郎訳『遠征 Anabase』(昭森社, 1957)
  • 有田忠郎訳『風』(書肆山田, 2006/2008)

作風・主題

文体
荘厳で叙事的な詩風象徴的かつ膨張的なイメージの使用古典的参照の多用
頻出モチーフ
海と航海旅と遠征流転・亡命自然と壮麗な風景

評価・遺産

外交官としての経歴と詩人としての活動を両立させた作家で、1960年にノーベル文学賞を受賞。フランス語詩における象徴性と叙事性の融合で高く評価され、現代詩に影響を与えた。

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館(所蔵資料あり)
  • 各種大学および研究機関のコレクションに断片的資料

引用

  • 「我々の時代の状況を先見的に反映した、彼の詩の高らかな飛翔と喚情的な形象に対して」
    出典: ノーベル賞選考理由(1960) (1960年)

豆知識

  • 本名はマリー=ルネ・オギュスト・アレクシ・レジェ(Marie-René Auguste Alexis Légèr)
  • グアドループのポワンタピートルで生まれる
  • 外務省で要職を務めた外交官でもある
  • 1940年にフランスを離れアメリカに亡命した
  • 1958年にアメリカ人ドロシー・ラッセルと結婚した
  • 1960年にノーベル文学賞を受賞した