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第1回(1986年) 受賞受賞作: "B" Is for Burglar
アルファベットシリーズの一作で、私立探偵キンジー・ミルホーンが盗難や失踪に絡む事件を追う。鋭い観察と端正なプロットで人物の秘密を明らかにしていく私立探偵小説。
私立探偵女性主人公シリーズミステリ -
第2回(1987年) 受賞受賞作: "C" Is for Corpse
キンジー・ミルホーンを主人公とするシリーズの一作。失踪や詐欺に絡む事件を追い、綿密な伏線と人物描写で読者を惹きつける私立探偵小説の代表作。
私立探偵シリーズ女性主人公 -
第2回(1987年) 受賞受賞作: The Parker Shotgun
短編「The Parker Shotgun」は復讐や過去の因縁をテーマに、強い緊張感と巧みな結末を持つ作品。シリーズの作風を短編でも発揮している。
短編復讐ハードボイルド -
第6回(1991年) 受賞受賞作: "G" Is for Gumshoe
キンジー・ミルホーンのシリーズ第何作かにあたる本作は、探偵業を通じて人物の過去や秘密を暴くスタイルで読者を引き込み、堅実なプロット運びが特徴。
私立探偵シリーズ女性主人公 -
第33回(2018年) 受賞受賞作: "Y" Is for Yesterdayシリーズ長編ハードボイルド
スー・グラフトン
スー・グラフトン
Sū Gurafuton
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1940-04-24 (ケンタッキー州ルイビル)
- 死没
- 2017-12-28 (カリフォルニア州サンタバーバラ) 77歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- 長老派
- 居住地歴
- ケンタッキー州ルイビル → カリフォルニア州サンタモニカ → カリフォルニア州サンタバーバラ → ケンタッキー州ルイビル(再)
経歴
- 職業
- 小説家, 脚本家
- 活動期間
- 1964年〜2017年
- 所属団体
- Pi Beta Phi, Mystery Writers of America
- 影響を受けた人物
- C・W・グラフトン, ロス・マクドナルド
- 影響を与えた人物
- マルシア・ミュラー, サラ・パレツキー
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ルイビル大学 | 文学部 | 英語学科 | B.A. in English Literature | 1958-1961 | アメリカ |
| ウェスタン・ケンタッキー大学 | — | 教員養成学部 | — | 1959-1960 | アメリカ |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | シャムス賞 | Bは泥棒のために | P.I. Hardcover Novel | Private Eye Writers of America | Won |
| 1986 | アンソニー賞 | Bは泥棒のために | Novel | Bouchercon | Won |
| 1987 | マカヴィティ賞 | ザ・パーカー・ショットガン | Mystery Short Story | Mystery Readers International | Won |
| 1987 | アンソニー賞 | ザ・パーカー・ショットガン | Short Story | Bouchercon | Won |
| 1987 | アンソニー賞 | Cは死体のために | Novel | Bouchercon | Won |
| 1989 | マカヴィティ賞 | Eは証拠のために | Mystery Novel | Mystery Readers International | Nominated |
| 1989 | アンソニー賞 | Eは証拠のために | Novel | Bouchercon | Nominated |
| 1991 | ファルコン賞 | Fは逃亡者ために | — | マルタファルコン協会 | Won |
| 1991 | シャムス賞 | Gは殺し屋のために | P.I. Hardcover Novel | Private Eye Writers of America | Won |
| 1991 | アンソニー賞 | Gは殺し屋のために | Novel | Bouchercon | Won |
| 1991 | エドガー賞 | 痕跡を残さぬ毒 | Short Story | Mystery Writers of America | Nominated |
| 1995 | シャムス賞 | Kは殺人者のために | P.I. Hardcover Novel | Private Eye Writers of America | Won |
| 1995 | アンソニー賞 | Kは殺人者のために | Novel | Bouchercon | Nominated |
| 1997 | オーディ賞 | Mは悪意のために | Mystery | Audio Publishers Association | Nominated |
| 2000 | オーディ賞 | Oは無法者のために | Mystery | Audio Publishers Association | Nominated |
| 2002 | アガサ賞 | ライティング・ミステリーズ | Non-Fiction | Malice Domestic | Nominated |
| 2003 | オーディ賞 | Qは採石場の為に | Mystery | Audio Publishers Association | Nominated |
| 2012 | レフティ賞 | Wは浪費者のために | The Squid | Left Coast Crime | Nominated |
| 2013 | グッドリーズ・チョイス賞 | Wは浪費者のために | Mystery & Thriller | — | Nominated |
| 2014 | キラー・ナッシュビル賞 | Wは浪費者のために | Silver Falchion Award | — | Won |
| 2012 | レフティ賞 | Vは復讐のために | Golden Nugget Award | Left Coast Crime | Nominated |
| 2014 | シャムス賞 | キンゼイ・ミルホーンシリーズ | P.I. Series Character | Private Eye Writers of America | Won |
| 2018 | アンソニー賞 | Yは昨日のために | Bill Crider Award for Novel in a Series | Bouchercon | Won |
| 2000 | YWCA スミス=ブレッキンリッジ賞 | — | Distinguished Woman of Achievement Award | — | Won |
| 2003 | シャムス賞 | — | Lifetime Achievement Award | Private Eye Writers of America | Won |
| 2004 | ロス・マクドナルド文学賞 | — | — | — | Won |
| 2008 | CWA ダイアモンド・ダガー賞 | — | — | Crime Writers' Association | Won |
| 2009 | エドガー賞 | — | Grand Master Award | Mystery Writers of America | Won |
| 2011 | アガサ賞 | — | Malice Domestic Award for Lifetime Achievement | Malice Domestic | Won |
| 2013 | ブーシェルコン賞 | — | Lifetime Achievement Award | Bouchercon | Won |
受賞・候補エディション
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第5回(1986年) 受賞受賞作: "B" Is for Burglar探偵小説
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受賞作: "B" Is for Burglar探偵小説私立探偵
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受賞作: B Is for Burglar
キンジー・ミルホーンを主人公とするアルファベットシリーズの一編。女性私立探偵が窃盗や殺人に絡む事件を独自の観察と行動力で解決していく、緻密で読みやすい作風。
女性探偵シリーズものハードボイルドミステリ -
受賞作: "B" Is for Burglar
キンジー・ミルホーン・シリーズの一作。私立探偵キンジーが窃盗事件とそれに絡むより大きな犯罪の糸をたどり、真相へ迫る。
探偵小説私立探偵犯罪女性探偵 -
第10回(1991年) 受賞受賞作: "G" Is for Gumshoe探偵小説
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受賞作: "G" Is for Gumshoe探偵小説私立探偵
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受賞作: G Is for Gumshoe
キンジー・ミルホーンシリーズの一篇。女性探偵が街の事件を独自の調査で解決する姿を通じて、社会的対立や個人の矜持が描かれる。シリーズの魅力が詰まった作品。
シリーズ女性探偵ミステリ -
受賞作: "G" Is for Gumshoe
キンジー・ミルホーンが関係者の証言や過去の事実を洗い直しながら、複雑な事件の核心へ迫るシリーズ作の一編。
探偵小説私立探偵犯罪 -
第14回(1995年) 優秀賞受賞作: "K" Is for Killer
キンジー・ミルホーンシリーズの一作。私立探偵キンジーが関与する殺人事件を通して、過去の秘密や人間関係が徐々に明らかになっていく調査劇が描かれる。
私立探偵シリーズもの犯罪サスペンス -
受賞作: K Is for Killer
キンジー・ミルホーンが挑むアルファベット・シリーズの一作。過去の秘密や偽装された犯罪が絡む事件を緻密に追い、女性探偵の視点から人間模様を描く。
女性探偵シリーズサスペンスハードボイルド -
受賞作: "K" Is for Killer
アルファベット・シリーズの一篇で、私立探偵キンジー・ミルホーンが失踪や殺人を巡る事件を追う。被害者や容疑者の人間関係を掘り下げながら、女性探偵の視点で社会の側面も描き出す私立探偵小説。
女性探偵私立探偵ハードボイルドサスペンス人間ドラマ -
受賞作: "K" Is for Killer
キンジー・ミルホーンが絡み合う人間関係と過去の影響を追い、殺人事件の真相へと近づいていくシリーズ作の一編。
探偵小説私立探偵犯罪
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第1回(1987年) 受賞受賞作: The Parker Shotgun
ハードボイルド的短編。復讐や暴力を巡る緊張感のある場面描写と登場人物の倫理的葛藤が印象的な短編作品。
短編ハードボイルド復讐暴力
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第23回(2008年) 受賞受賞作: 生涯功労(キャリア全体)
Graftonの受賞はアルファベット順タイトルで知られる長年のシリーズとその功績を称えるもの。簡潔で力強い語り口が特徴で、現代アメリカの探偵小説に重要な位置を占める作品群を残した。
探偵小説ハードボイルドシリーズ女性主人公
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第0回(2009年) 受賞
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受賞作: Edgar Allan Poe Grand Master Award(生涯功績)
スー・グラフトンは長期にわたるシリーズ作品で独自の作法を確立し、女性作家としての功績とシリーズ継続による影響力が評価されての受賞である。
スー・グラフトンは長期にわたるシリーズ作品で独自の作法を確立し、女性作家としての功績とシリーズ継続による影響力が評価されての受賞である。
シリーズミステリ女性作家探偵小説 -
受賞作: 生涯業績
長年にわたるシリーズ作品と、女性作家としての影響力が評価された。
長年にわたるシリーズ作品と、女性作家としての影響力が評価された。
作品
代表作
Aはアリバイのために
1982年 探偵小説私立探偵キンゼイ・ミルホーンが主人公のアルファベットシリーズ第1作。殺人容疑者の弁護人を射殺した女を追う。
Bは泥棒のために
1985年 探偵小説キンゼイが失踪した姉を探す物語。日本でTV映画化。
- [テレビ映画]
ケザイア・デイン
1967年 小説初期の出版小説。
ロリー=マドンナ戦争
1969年 小説家族間の争いを描く。映画化された。
- [映画] ロリー=マドンナXXX / Richard C. Sarafian (1973)
Yは昨日のために
2017年 探偵小説アルファベットシリーズ最終作。1989年設定。
全著作
- ケザイア・デイン
- ロリー=マドンナ戦争
- Aはアリバイのために
- Bは泥棒のために
- Cは死体のために
- Dは死に損ないのために
- Eは証拠のために
- Fは逃亡者ために
- Gは殺し屋のために
- Hは殺人のために
- Iは無垢のために
- Jは審判のために
- Kは殺人者のために
- Lは無法者のために
- Mは悪意のために
- Nは絞首台のために
- Oは無法者のために
- Pは危機のために
- Qは採石場の為に
- Rは跳ね返りのために
- Sは沈黙のために
- Tは不法侵入のために
- Uは引き波のために
- Vは復讐のために
- Wは浪費者のために
- X
- Yは昨日のために
翻案
- ロリー=マドンナXXX (1973映画)
作品の翻訳
- 28言語・28カ国で翻訳
作風・主題
- 文体
- ハードボイルド一人称叙述簡潔で軽快、賢口調
- 頻出モチーフ
- 家族の崩壊アルコール依存私立探偵の日常
健康
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虫垂癌2015-20172年間の闘病後死去
評価・遺産
アルファベットシリーズでキンゼイ・ミルホーンを創造し、女性ハードボイルド探偵小説のパイオニア。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーに長くランクイン。死後、記念賞が設立。
大衆文化への影響
- The Sopranos「Mayham」エピソードで本が登場
- The Office「Local Ad」でサイン会パロディ
- Stranger than Fictionで本が登場
- Great Newsでパロディ本登場
豆知識
- 父親C.W. Graftonも探偵小説家
- アルファベットシリーズはZで完結予定だったが死去によりYで終了
- 映画・TV権利を頑なに売らなかった
- 幼少期に両親がアルコール依存者だった