世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

スナンダ・シクダル

スナンダ・シクダル

Sunanda Sikdar

プロフィール

性別
女性
生誕
1951 (ディグパイト(当時:東パキスタン、現在のバングラデシュ))
国籍
インド
言語
ベンガル語, 英語
居住地歴
生誕地:ディグパイト(現在のバングラデシュ) → 移住:インド・コルカタ(1950年代に家族と共に移住)

経歴

職業
作家, 回想録作家
活動期間
2008年〜

受賞歴

アナンダ・プルシャカル
2008
対象作品: 『ダヤマイーの物語』(Doyamoyeer Kotha)
主催: アナンダ出版社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Dayamayir Katha

    『Dayamayir Katha』は回想録的要素を持つ作品で、移動や喪失、家族・地域との関係を通じて個人史と社会史が交差する瞬間を描き出す。細部に富んだ記憶の累積によって時代の証言としての側面を持ち、読者に個人的経験の普遍性を提示する。

    回想録記憶移住家族史

作品

代表作

ダヤマイーの物語(Doyamoyeer Kotha)

2008年 回想録

パーティション(印パ分離)後の自身と家族の体験を描いた回想録。故郷ディグパイトでの幼年期、東パキスタンからインド・コルカタへの避難と定住、記憶と喪失、アイデンティティの再構築が主題となっている。発表後、批評的・一般的な高い評価を受け、現代ベンガル文学における代表的な移住/分離に関する回想録の一つと見なされている。

分離(Partition)移住と避難記憶と喪失アイデンティティ
翻訳
  • 『遥か昔の人生』(英訳版タイトル)

全著作

  • 『ダヤマイーの物語』(Doyamoyeer Kotha)、2008年

作品の翻訳

  • 『遥か昔の人生』(Penguin India による英訳)

作風・主題

文体
回想録的で叙述的な文体詳細な記憶描写と個人的証言に基づく語り
頻出モチーフ
故郷への追憶分離の傷跡家族の物語

評価・遺産

スナンダ・シクダルの回想録は、2008年の刊行以降、批評的・一般的に高い評価を受け、現代ベンガル文学における重要なポストパーティション回想録の一つとして位置づけられている。アナンダ・プルシャカルの受賞と英訳の刊行により、国内外での注目を集めた。

引用

  • 「ベンガル文学において、近年の最大の成功物語の一つはポストパーティションの回想録である:スナンダ・シクダルのデビュー作『ダヤマイーの物語』は到着と同時に批評的・大衆的な称賛を受け、瞬く間にカルト的ヒットから即座の古典へと変貌した。」
    出典: プラサンタ・チャクラヴァルティ(書評) (2010年)

豆知識

  • 出生地ディグパイトは当時東パキスタン(現在のバングラデシュ)に属していた。
  • 家族は1950年代にコルカタへ移住した。
  • 回想録の英訳はPenguin Indiaから『A Life Long Ago』のタイトルで刊行された。
  • 作品の一部はPenguinのアンソロジー『First Proof: The Penguin Book Of New Writing From India 6』に抜粋として収録された。