世界・海外・国外の文学賞

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ウォルフガング・ケンプ

ウォルフガング・ケンプ

Wolfgang Kemp

プロフィール

性別
男性
生誕
1946-05-01 (フランクフルト・アム・マイン)
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語, 英語
居住地歴
フランクフルト・アム・マイン(出生地) → ボン(学術助手として勤務) → カッセル(総合大学、教授) → マールブルク(フィリップ大学、教授) → ハンブルク(大学、教授・名誉退職) → ロサンゼルス(客員研究・客員教授)

経歴

職業
美術史家, 著者, 大学教授
活動期間
1970年〜
所属
ボン大学(リサーチアシスタント), カッセル大学(教授、~1983), マールブルク大学(教授、1983–1995), ハンブルク大学(教授、1995–2011、名誉退職), ハーバード大学(客員教授), UCLA(客員教授), ゲッティ・リサーチ・センター(客員研究員)
影響を受けた人物
ジョン・ラスキン, ジョット(ジョット・ディ・ボンドーネ), フーベルトゥス・フォン・アメルンクセン(共編者・協働者)

学歴

テュービンゲン大学
文学部 / 美術史・哲学・ドイツ文学
学位: Dr. phil.
期間: 1960s–1970
卒業年: 1970
国: ドイツ
1970年に美術史で博士号取得。後にハビリタツィオン取得(1979年)。

受賞歴

ドイツ写真学会文化賞
2018
主催: Deutsche Gesellschaft für Photographie
結果: 受賞
ジークムント=フロイト賞(学術散文部門)
2018
主催: ドイツ文学財団(授与機関)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

ジョン・ラスキン 1819–1900:生涯と業績

1983年 伝記・美術史

ジョン・ラスキンの生涯と思想、作品を美術史の視点から概説した研究。

ラスキン研究ヴィクトリア朝美術批評

写真の理論 I–IV, 1839–1995

2006年 写真史・理論

1839年以降の写真の歴史と理論を詳細に論じた総合的な研究(編集協力あり)。

写真史メディア理論視覚文化

家具の売却についての内密な報告とその他の美術物語

2002年 随筆・短編(文芸)

国際的な美術界での経験を皮肉とユーモアを交えて綴った随筆集。美術市場や鑑賞のあり方に対する考察を含む。

美術市場鑑賞者の受容ユーモアと皮肉

画家の空間:ジョット以降の絵画語り

1996年 美術史・図像論

ジョット以降の絵画表現と物語性について、空間表現の観点から分析した研究。

物語性空間表現中世から近世の絵画

明示的な鑑賞者:現代美術の受容について

2015年 美術理論・受容美学

現代美術の受容過程を観察者(鑑賞者)を中心に論じた理論的考察。

受容美学鑑賞者研究現代美術

全著作

  • ジョン・ラスキン 1819–1900:生涯と業績(1983)
  • 中世のステンドグラスの物語(Sermo corporeus、1987)
  • キリスト教美術:その起源と構造(1994)
  • 画家の空間(1996)
  • 写真の理論 I–IV(2006、編集)
  • 写真エッセイ(2006)
  • ライブラリーに戻れ!(エッセイ、2005)
  • 外国の事情:ドイツにおけるある英国人の冒険 1900–1947(2010)
  • 明示的な鑑賞者(2015)
  • 我々はみなドイツを知らなかった(2016)
  • オリガルヒ(2016)
  • 誠実な詐欺師たち:レンブラントとデカルト(2023)
  • なんだかとても面白い:我々の新しい言語使用(編、2025)

作風・主題

文体
学術的かつ理論的な分析エッセイ的な皮肉とウィット受容・視覚性に関する明晰な論述
頻出モチーフ
写真の歴史と理論受容美学図像学と中世美術美術市場と鑑賞者

評価・遺産

ウォルフガング・ケンプは写真理論、受容美学、中世図像学に重要な業績を残したドイツの美術史家であり教育者である。大学での長年の教育、国際的な客員教授経験、学際的な研究により現代美術論や写真史研究に影響を与えた。

関連学会

  • ドイツ写真学会(Deutsche Gesellschaft für Photographie)

資料所蔵先

  • ドイツ国立図書館(著作と関連資料の所蔵)

豆知識

  • 2011年にハンブルク大学で名誉退職。
  • ハーバード大学、UCLA、ゲッティ・リサーチ・センター、ベルリン科学コロッキウムなどで客員教授や客員研究員を務めた経験がある。
  • 学術的著作に加えて、新聞や文芸誌にエッセイを寄稿している。