アガサ賞 あがさしょう
第33回(2020年)
受賞者
6名第一次世界大戦後のエジプトを舞台に、裕福な叔母に付き添って旅をするジェーン・ワンダリーが、メナ・ハウス・ホテルで起きた殺人事件に巻き込まれる。容疑が自分に向けられるなか、彼女は宿泊客たちの秘密を探り、無実を証明しようとする。
カイロの豪奢なホテルで起きた死と、そこに居合わせた人々の秘密を追う。
パリでの最初の夜、ガマッシュ一家は家族ぐるみで知人の危機に巻き込まれ、やがて陰謀と暴力の気配が街全体を覆っていく。アルマン・ガマッシュは、深まる疑念のなかで真相を追わねばならない。
パリを舞台に、家族と秘密が交差するガマッシュものの一篇。
新婚旅行から戻ったばかりのジョージーは、コーンウォールの古い家をめぐる友人の悩みに巻き込まれ、やがて欺瞞と殺人が渦巻く不穏な物語へ足を踏み入れる。
コーンウォールの古い館に潜む秘密が、やがて殺人へとつながっていく。
映画史の中で見過ごされてきたジョーン・ハリソンの歩みをたどり、アルフレッド・ヒッチコックの秘書から、独自の存在感を放つプロデューサーへと成長した軌跡を描く。
ヒッチコックの影に隠れた女性ではなく、映画史を形づくった当事者としてのジョーン・ハリソンを描く。
バーブ・ゴフマンによる短編ミステリーで、2020年のEllery Queen's Mystery Magazine Readers Award を受賞した作品。
短い篇の中に、機知と謎解きの切れ味を凝縮した一作。
1979年のニューヨークで、ホリー・ヘルナンデスは新しい学校での再出発を望むが、教師殺害事件に巻き込まれ、友人を疑いから救うために自ら事件を追うことになる。
ディスコ時代のニューヨークを背景にした、十代の視点からの殺人事件。