アガサ賞 あがさしょう
Edition 36 (2023)
Winners
7 people珍しい本を扱う司書ジュニパーが、失われた聖書装丁の手掛かりを追って故郷へ戻る、シリーズ第1作。古書と家族の思い出、そして小さな町の秘密が、ほどよいテンポで組み合わされる。
古書の行方を追って帰郷したジュニパーは、殺人事件にも巻き込まれる。
裕福な一族がワイナリーの邸宅に集まった週末が、嫉妬と裏切りと暴力へと傾いていくサスペンス。家族の力学と閉ざされた空間の圧迫感が、最後まで張りつめた空気を保つ。
豪華な祝宴は、やがて逃げ場のない一夜へと変わる。
1922年のボンベイで、女性弁護士ペルヴィーンが、虐げられた若い女性の弁護に踏み出す第4巻。植民地支配下の社会制度、女性の権利、家族の緊張が、事件の推進力になっている。
女性弁護士ペルヴィーンが、正義を求める依頼人のために立ち上がる。
アイルランド犯罪小説を、正義、信仰、アイデンティティの観点から読み解く批評書。11人の作家を手がかりに、ジャンルがいかに社会史と結びついてきたかを整理する。
アイルランドの犯罪小説を通して、ジャンルの輪郭をたどる。
ビートルズの曲を手がかりにしたアンソロジー収録の短編で、Dru Ann Love と Kristopher Zgorski が共作した初のフィクション。喪失と記憶、都市の空気をまとった会話が、短い尺の中で鮮やかに動く。
二人で書かれた初の短編が、ビートルズ由来の企画に収められた。
Dru Ann Love と Kristopher Zgorski が共作した短編で、アンソロジー Happiness Is a Warm Gun に収録されている。同じ作品を別の著者エンベロープとして扱うため、内容は共通だが、受賞者名だけが異なる。
共作短編を、もう一方の著者エンベロープとしてまとめる。
サスカッチを追う少年ジェイクが、新しい学校と家庭の変化に向き合いながら、友人たちと探検に乗り出す中編児童書。怪物探しのわくわく感の裏に、居場所を見つける物語が通っている。
ビッグフット探しは、転校生ジェイクに新しい居場所を与えていく。