チーフ・ミニスターズ・ノーザン・テリトリー歴史書賞
ちーふみにすたーず のーざんてりとりー れきししょしょう
オーストラリア・ノーザンテリトリーの歴史に関する書籍に贈られる賞。
- 創設年
- 2004
- 主催
- Northern Territory Library(ノーザンテリトリー図書館)
- カテゴリー
- ノンフィクション・記録文学
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 4月頃
- 発表時期
- 6〜9月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
2004年に創設された賞で、Northern Territory Library が運営する。ノーザンテリトリーの歴史に関する著作の学術性、文学性、創造性を評価し、地域史の記録と普及を奨励することを目的としている。過去の受賞者・最終候補者は記事に一覧化されており、初回受賞者は David Bridgman(2004年)である。
賞品
- 主賞品
- 受賞者に授与される主要な栄誉(賞金額等の詳細は記事内で明記されていない)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 応募受付・書類確認 | Northern Territory Library による受付・初期確認(詳細は公開されていない) | — | 一次選考通過者は次段階へ進む |
| 最終選考 | 選考委員会(毎年選定された歴史・文化系の専門家) | — | 受賞者は公式サイトおよび Library & Archives NT 等で発表される |
選考基準
- 学術性(史料・研究に基づく信頼性)
- 文学性(表現・構成の質)
- 創造性(新たな視点・解釈)
- ノーザンテリトリーの歴史に対する貢献度
応募のヒント
推奨
- ノーザンテリトリーの歴史的テーマと明確に結びつける
- 出典や史料を丁寧に示し、学術的な裏付けを整える
- 文学的表現と構成の質を高め、一般読者にも読みやすくする
- 出版情報(出版社・刊行年・版)を明確に記載する
注意
- 地域性の薄いテーマや無関係な内容を応募すること
- 出典の不明瞭な主張や検証されていない資料に依存すること
- 未完成・編集が不十分な原稿を提出すること
審査員から
- 本賞は "the scholarly, literary and creative achievements" を評価する(学術性・文学性・創造性を重視)
- ノーザンテリトリーの歴史を新たな視点で記録・解釈する試みを歓迎する
関連の賞
- New South Wales Premier's History Awards
- List of history awards
- List of Australian literary awards
- Victorian Community History Awards
- Australian History Awards
- Prime Minister's Prize for Australian History
- Western Australian Premier's Book Awards
公式情報
https://lant.nt.gov.au/northern-territory-history-book-award過去の受賞者
本書はオエンペリ(バッファロー地域)における1925–1931年のミッション活動を詳細に記述し、聖書と宣教師の導入が先住民の生活・宗教・文化に与えた影響、交流と抵抗の記録を現地証言と公的資料を用いて再検討する地域史研究である。
本書はオエンペリ(バッファロー地域)における1925–1931年のミッション活動を詳細に記述し、聖書と宣教師の導入が先住民の生活・宗教・文化に与えた影響、交流と抵抗の記録を現地証言と公的資料を用いて再検討する地域史研究である。
本書はオエンペリ(バッファロー地域)における1925–1931年のミッション活動を詳細に記述し、聖書と宣教師の導入が先住民の生活・宗教・文化に与えた影響、交流と抵抗の記録を現地証言と公的資料を用いて再検討する地域史研究である。
本書はオエンペリ(バッファロー地域)における1925–1931年のミッション活動を詳細に記述し、聖書と宣教師の導入が先住民の生活・宗教・文化に与えた影響、交流と抵抗の記録を現地証言と公的資料を用いて再検討する地域史研究である。
本書はオーストラリア北部開発の政治的歴史を分析し、政府政策や地域振興の理念と実際、資源開発の推進と地域社会との摩擦、先住民の権利問題を歴史的視点から掘り下げる学術的考察である。
本書は1911年から1978年にかけてのダーウィンの都市史を扱い、インフラ整備や戦時・災害(サイクロン)からの復興、政治的・社会的対立、住民による抵抗と適応の軌跡を豊富な資料で描き出す。
本書はアリススプリングスの成立と変容を辿る地域史で、通信(Singing Wire)や鉄道、牧畜・観光の発展が町に与えた影響、入植者と先住民の関係の変化、象徴的なアウトバックの町としての形成過程を詳細に描く。
本書は北オーストラリアの真珠産業を中心に、インドネシアからの労働者と先住民との接触や交易の実態、労働条件と社会的影響、文化交流の様相を史料と現地資料から再構築し、地域間の国際的交易網の意義を明らかにする。
本書は北オーストラリアの真珠産業を中心に、インドネシアからの労働者と先住民との接触や交易の実態、労働条件と社会的影響、文化交流の様相を史料と現地資料から再構築し、地域間の国際的交易網の意義を明らかにする。
本書はレーダー要員(radar gunner)の視点から北部オーストラリアにおける軍事史と戦時下の生活を描く。基地運営や防空体制、兵士の証言を通じて太平洋戦争が地域社会にもたらした変化と記憶を掘り下げる。
本書はマニングリダ(Maningrida)の地域史を総合的に描く。先住民コミュニティの生活や社会構造、芸術と言語、植民地主義や宣教活動の影響を史料と住民証言を交えて追い、現代に至る課題まで考察する。
ティウィ諸島の芸術、歴史、文化を体系的にまとめた図版豊富な研究書。ティウィの創作活動、儀礼、社会構造、植民地接触の影響を文化人類学的視点と歴史資料で総合的に解説し、地域の文化保存と理解に寄与する。
ティウィ諸島の芸術・文化に関する包括的研究で受賞。図版を多用した文化史的なまとめが特徴。
ビクトリア川流域のフロンティア史を、入植者と先住民の接触、紛争、そして生と死の物語として描く研究。探検、土地占有、暴力の事例を通じて植民地化の現実とその歴史的帰結を史料に基づき検証する。
ビクトリア川フロンティアの歴史を描いた研究で受賞。境界地帯における接触と紛争を史料で検証する。
ダーウィンを舞台にした第二次世界大戦期の航空戦と防衛の実像を描く研究。スピットファイアや飛行隊、地上防衛の記録を通じて、北部地域が国家防衛上いかに重要であったかを示し、戦時下の市民・軍の経験を再現する。
第二次世界大戦期のダーウィン周辺の戦史を扱った研究で受賞。
オーストラリア中央部における州設立構想や行政区分の議論を歴史的に検証する研究。『グレート・セントラル・ステート』構想の起源、政治的推進力、地域社会と資源管理に関する論争を史料に基づいて分析する。
中央州(Great Central State)に関する政治史的研究で受賞。地域行政と州設立運動の歴史を追う。
ダーウィン市の都市史と住民の生活を多面的に描く研究。街の成長、災害(サイクロン等)、戦争の影響、コミュニティの再建とアイデンティティ形成を史料と証言で辿り、ダーウィンの独自性と住民の経験を明らかにする。
ダーウィンの都市史と住民生活を多角的に描いた研究で受賞。開発や災害、戦争の影響を踏まえた都市の記述が特徴。
地域史における不都合な事実や誤解を史料検証を通じて掘り下げる研究。特定の事件や政策、社会的対立に焦点を当て、地域社会の記憶と歴史認識を再評価することで、新たな歴史像を提示する。
北部地域の歴史における見過ごされがちな事実を掘り下げる研究で受賞。
ダンジャクワ(創世神話)に根ざすヤラングバラ地域のアートと儀礼を、作家自身や地域コミュニティの視点から紹介する図版中心のモノグラフ。制作過程や物語の意味、土地との結びつきを詳細に解説し、文化保存と表現の意義を示す。
ヤラングバラの創世神話に基づく表現で知られるアボリジナル・アーティスト。地域文化の継承と表現を通じて本賞を受賞。
パプンヤ・トゥラ芸術運動の中心にいたアーティストたちの生涯と創作を伝記的に追った研究。個々の作家の背景、コミュニティの役割、作品の変遷と国際的受容を豊富な資料と図版で提示する。
先住民アート、特にパプンヤ・トゥラの研究で知られる研究者。アーティストの伝記的記録で本賞を受賞。
『Ochre and Rust』は、先住民文化(ochre=顔料)と植民地社会の遺産(rust=錆)を対比し、北部地域での文化接触や変容を歴史的に探る研究。芸術・土地利用・植民開発の相互作用を事例とともに論じる。
北部地域における文化接触や歴史的変容をテーマにした研究で受賞。
1860年代から1942年までの北オーストラリアにおける日本人の存在とオーストラリア側の反応を社会史的に描く研究。漁業や交易を中心にした経済活動、移住者のコミュニティ、外交・安全保障上の懸念、対日感情の形成過程を史料に基づいて分析する。
日本人の北オーストラリア進出とそれに対するオーストラリア側の反応を論じた史的研究で受賞。
ガルフ・カントリー地域の植民地期(~1900年)を対象に、法と暴力、土地紛争、入植者と先住民の関係を検証する史的研究。行政・司法の実態や紛争処理の事例を詳細な史料に基づき論じ、フロンティア社会の実相を描き出す。
ガルフ・カントリーの歴史を法と社会の視点から描いた研究で受賞。
オーネペリ(Oenpelli)で活動したパディ・キャヒルの生涯と地域史を描く伝記的研究。先住民との交流や地域社会の変遷を、公的記録・日記・現地証言を用いて再構成し、個人の行動が地域史に与えた影響を明らかにする。
オーネペリ地域に関する人物史的研究で受賞。受賞作は地域史と個人史を繋げる伝記的な検証を含む。
オーストラリア北部(Top End)の建築を対象に、熱帯気候への適応、材料選択、居住文化の変容を史料と現地調査から解明する学術研究。植民地期から20世紀後半までの住宅・公共建築の事例と図版を用い、建築と社会環境の相互作用を描き出す。
北部準州(Top End)の建築史を扱った研究で本賞の初代受賞者。受賞作は地域の建築と環境適応を史料と事例で論じる学術的研究である。