デイン・オギルビー賞(LGBTQ新進作家賞)
でいん おぎるびーしょう
Writers' Trust of Canadaが主催する、LGBTQコミュニティに属するカナダの新進作家を対象とした年次文学賞。2007年創設。
- Established
- 2007
- Organizer
- Writers' Trust of Canada
- Category
- Literature and General Literary Arts
- Selection Method
- 推薦
- Target
- Newcomer
- Frequency
- 1 per year
- Announcement Period
- around October
- Status
- Active
Description
Dayne Ogilvie Prize for LGBTQ Emerging Writersは、Writers' Trust of Canadaが主催するカナダの文学賞で、LGBTQコミュニティに属する新進のカナダ人作家に与えられる。2007年にDayne Ogilvieの記憶のために設立され、当初は作家のこれまでの業績(ボディ・オブ・ワーク)を対象としていたが、2022年からはデビュー作を対象とする賞に変更された。発表時期は従来6月(Pride Month)であったが、2022年以降はWriters' Trustの他の賞と同じ11月の授賞式で発表される。
Prize
- Main Prize
- 受賞者には現行でCA$10,000(近年の増額。設立当初はCA$5,000)。ショートリストの非受賞者には歴史的にCA$500(1名の場合)またはCA$250(2名いる場合、各々)を支給。
- Cash Prize
- 10,000 CAD
- ショートリスト非受賞者に対する賞金(歴史的運用:1名の場合CA$500、2名の場合は各CA$250)
- 受賞者・候補者のプロファイル向上(授賞式やプレス発表による露出)
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| Eligibility / ノミネーション確認 | Writers' Trust of Canada(事務局が資格確認) | 不明 | 組織内部で資格確認を実施 |
| ショートリスト選出 | 独立した審査員(通常3名) | 不明(ショートリストは通常2〜3名) | ショートリストは公表され、候補者が発表される(年度により発表時期は異なる) |
| 最終選考・受賞者決定 | 独立審査員3名(作家・評論家等) | 不明 | Writers' Trustの授賞式で発表(従来は6月、2022年以降は11月) |
Criteria
- LGBTQ文学に関連する作品の優れた価値(Exceptional merit)
- 新進のカナダ人作家であること(emerging writer)
- 執筆の質・独自性・表現力
- 該当作品または作家のコミュニティへの貢献性
- 歴史的には作家の全体的業績を評価。2022年以降はデビュー作(specific debut book)を対象
Application Tips
Dos
- 応募資格(カナダの新進作家でありLGBTQコミュニティに属すること)を確認する
- (2022年以降)デビュー作が対象となる場合は、デビュー書籍の強みを明確に示す
- 過去の出版歴(少なくとも1冊のフィクションまたは詩の刊行)を明記する
- 応募資料やサンプル原稿で文章の質と独自性を示す
Don''ts
- 資格要件を満たさない形で応募しない(非カナダ在住、非該当の経歴など)
- 過度に曖昧な自己紹介や不十分な出版情報を提出しない
- LGBTQ性を単なる話題性として扱い、作品の質を軽視しない
From Judges
- 審査では作品の質(文体・独創性・表現力)とLGBTQ文脈への貢献が重視される
- 歴史的には作家の全体的な業績が評価対象だったが、最近はデビュー作の完成度が重要視される
Related Awards
- Blue Metropolis Violet Prize
- Atwood Gibson Writers' Trust Fiction Prize(Writers' Trustの主要賞)
- Hilary Weston Writers' Trust Prize for Nonfiction
- Lambda Literary Awards
- Publishing Triangle awards / Stonewall Book Award
Official Resources
https://www.writerstrust.com/awards/dayne-ogilvie-prize/Past Winners
本受賞は特定の単一作品ではなく作家の総合的な業績を讃えるものであり、受賞者は詩集を中心にLGBTQやジェンダー、コミュニティをテーマにした作品群を発表し文学的力量を示してきた点が評価された。
カナダの詩人・作家。詩集を中心に発表し、ジェンダーやセクシュアリティ、コミュニティに関する鋭敏な視点を持つ作品で知られている。
受賞は作家のこれまでの業績を総合的に評価するものであり、受賞者は短編やエッセイなどを通じてアイデンティティや身体、関係性をテーマにした独自の表現で評価された点が受賞理由である。
カナダの作家。短編や散文を中心に発表し、身体性や記憶、アイデンティティの問題を扱う作品で注目を集めている若手作家である。
この賞の当時の性格に従い、受賞は特定作品ではなく作家の総体的な業績を讃えるもので、受賞者は小説や脚本等を通じて文化的・個人的アイデンティティを掘り下げる表現を継続してきた点で評価された。
日系カナダ人の作家。フィクションや脚本など幅広い創作活動を行い、移民経験やジェンダー、アイデンティティを主題にした作品で評価されている。
受賞は作家のこれまでの総合的業績に対する評価であり、受賞者は戯曲や文学作品を通じてジェンダーやセクシュアリティ、コミュニティの問題に光を当てる創作活動を継続してきた点が評価された。
劇作や小説などで活動するカナダの作家。舞台作品や文学作品を通じてジェンダーやセクシュアリティ、コミュニティにまつわるテーマを扱うことで知られる。
当時のDayne Ogilvie Prizeは単一作品ではなく作家の業績を対象としており、受賞者は詩集や小説、パフォーマンス等を通じてLGBTQや社会的周縁の経験を描き出す表現力が評価された。
カナダの作家・パフォーマー。詩や小説、パフォーマンスアートを横断する活動を通じてLGBTQコミュニティの声を表現している点が注目された。
本受賞は個別作品ではなく作家の総合的業績を評価するもので、受賞者は小説やエッセイ等を通じてLGBTQ、移民経験、アイデンティティの問題を文学的に扱ってきた点が評価に繋がった。
カナダの作家であり、LGBTQや移民・多文化社会に関するテーマを扱った作品を手がけることで知られる。社会性の高い題材を文学的に描く点が評価された。
Dayne Ogilvie Prize(当時はGrant)は個別作品より作家の総合的な業績を対象としており、受賞者は詩や短編などを通じてLGBTQや日常の細やかな観察を文学的に表現したことが評価された。
カナダの詩人・作家。詩集や短編などで知られ、LGBTQコミュニティや個人の経験を題材にした作品で評価されている。
この賞は当時、特定作品を対象とせず作家の総合的な業績を評価するものであり、受賞者は短編・詩などの蓄積を通じてLGBTQや個人の内面、関係性を掘り下げる表現で高い評価を得た点が受賞理由とされる。
カナダの作家で、詩や短編など多様な形式でLGBTQの経験や個人の内面を描く作品を発表している。若手作家としての創作活動が評価された。
当該年の受賞は単一作品ではなく作家のこれまでの業績を称えるもので、受賞者は詩や小説など複数ジャンルの出版物を通じてLGBTQや人間関係、アイデンティティを描き出す文学的力量を示した点が評価された。
カナダの詩人・小説家。詩集や小説で若者やLGBTQの経験を扱う作品群を発表しており、現代社会や人間関係の描写に定評がある。
本賞(当時はDayne Ogilvie Grant)は特定の単一作品ではなく作家の総合的な業績を評価するものであり、受賞者は既刊の小説・詩などを通じてLGBTQの経験やアイデンティティ、多様性をテーマに繊細な表現を示した点で評価された。
カナダの作家。小説や詩など複数の刊行物を通じてLGBTQに関するテーマや個人のアイデンティティを描いており、若手作家としての業績が評価された。