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ジェームズ・テイト・ブラック記念賞 じぇーむず・ていと・ぶらっく きねんしょう

第100回(2018年)

FictionBiographyDrama

受賞者

3名
オリヴィア・レイング おりゔぃあ・れいんぐ 受賞
Crudo

2017年夏の政治的混乱と個人的な結婚への不安を、日記のような即時性で描く実験的小説。キャシー・アッカーを想起させる語り手を通して、愛、ニュース、身体、終末感が高速に交差する。

世界が崩れかけている夏に、愛することと書くことの意味を問い直す短い小説。

176ページ
実験文学政治的不安結婚現代性
作家・批評家

英国の作家・批評家。文化と個人的体験を結びつけた論考やフィクションで知られる。

リンジー・ヒルサム りんじー・ひるさむ 受賞
In Extremis: The Life and Death of the War Correspondent Marie Colvin

戦場記者マリー・コルヴィンの生涯と死を、日記、取材、証言をもとに描く評伝。紛争地で声を上げる人々を伝え続けた記者の勇気と代償、報道の倫理と危険を追う。

戦場に残り続けた記者の生と死から、報道が何を引き受けるのかを問う評伝。

378ページ
伝記戦争報道ジャーナリズム倫理
ジャーナリスト・著者

英国のジャーナリスト。戦場報道の第一線で活動し、人道問題や国際紛争報道に精通している。

クレア・バロン くれあ・ばろん 受賞
Dance Nation

競技ダンスに打ち込む少女たちのチームを通して、思春期の欲望、競争、身体への違和感、自己発見を描く戯曲。可笑しさと痛みを併せ持つ舞台で、若さの暴力性と解放感を同時に見せる。

勝利を目指すダンスチームの熱気の中で、少女たちの野心と不安がむき出しになる。

152ページ
戯曲思春期競争身体
劇作家

アメリカ出身の劇作家・演出家。若者の心理や身体性を鋭く描く舞台作品で知られる。