プレシェレン賞(グランド・プレシェレン賞)
ぷれしぇれんしょう
スロベニアの芸術分野における最高位の公的賞。原則毎年2名に授与される。
芸術文学文化
- 創設年
- 1946
- 主催
- プレシェレン財団管理委員会(スロベニア文化省の管轄下)
- カテゴリー
- 芸術総合・メディア芸術
- 選考方式
- 公募・推薦
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 9月頃
- 発表時期
- 2月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Prešeren Award(プレシェレン賞)はスロベニアの芸術分野(かつては科学分野も含む)における最高の栄誉で、Prešeren Fund(Prešernov sklad)により授与される。1946年の布告に基づき1947年に初めて授与され、1961年以降は生涯功労に対しても授与されるようになった。受賞対象は、原則としてその業績が公に提示されてから少なくとも2年以上経過していることが必要で、一般に一人につき一度のみ受賞できる。1991年の法改正以降は基本的に年間最多2件の最高賞が与えられる。同時に小規模なPrešeren Fund Awards(小プレシェレン賞)も授与され、金銭的な報酬は本賞が小賞の3倍に設定されている(具体金額は変動)。選考は公募(ノミネーション)、4つの分野委員会による候補選定、Prešeren Fund管理委員会による秘密投票での最終決定という段階を経て行われる。授賞式はPrešeren Day(フランス・プレシェレンの命日)前夜に開催されることが慣例である。
賞品
- 主賞品
- 名誉(表彰)および金銭的報酬。プレシェレン賞はPrešeren Fund Award(小賞)の3倍の金銭額。
- 授賞式での表彰および名誉
- 同日実施されるPrešeren Fund Awards(小プレシェレン賞)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| ノミネーション(公募) | 自然人または法人が候補者を指名可能。指名時に適切な根拠と参考資料(業績証拠、レビュー、上演記録等)を提出する必要がある。 | 年間提案約100件のうち、グランド賞として最終候補に上がるのは合計約8名(概算)→約8% | 公募開始は毎年2月10日、締切は9月15日 |
| 分野委員会による候補選定 | Prešeren Fundの4つの分野委員会(各7名、管理委員会が指名)が候補を審査・推薦。各委員会はグランド賞候補2名、小賞候補6名を提案する。 | 各委員会の推薦によりグランド賞候補は合計8名、小賞候補は合計24名程度となる(提案数に対する絞り込み) | 委員会での審査後に管理委員会へ候補を提出(秋) |
| 管理委員会による最終選考(秘密投票) | Prešeren Fund Management Board(15名)。理事は政府が指名し国民議会により選出される。 | 受賞には理事会の2/3の賛成が必要。必要に応じて複数回投票が行われる。 | 11月に理事会で最終決定(秘密投票)。決定後、発表準備が行われる。 |
| 発表・授賞式 | — | — | 受賞者は授賞式で発表される(Prešeren Day前夜、2月7日前後) |
ノミネーション(公募)
審査員
自然人または法人が候補者を指名可能。指名時に適切な根拠と参考資料(業績証拠、レビュー、上演記録等)を提出する必要がある。
通過率
年間提案約100件のうち、グランド賞として最終候補に上がるのは合計約8名(概算)→約8%
発表
公募開始は毎年2月10日、締切は9月15日
分野委員会による候補選定
審査員
Prešeren Fundの4つの分野委員会(各7名、管理委員会が指名)が候補を審査・推薦。各委員会はグランド賞候補2名、小賞候補6名を提案する。
通過率
各委員会の推薦によりグランド賞候補は合計8名、小賞候補は合計24名程度となる(提案数に対する絞り込み)
発表
委員会での審査後に管理委員会へ候補を提出(秋)
管理委員会による最終選考(秘密投票)
審査員
Prešeren Fund Management Board(15名)。理事は政府が指名し国民議会により選出される。
通過率
受賞には理事会の2/3の賛成が必要。必要に応じて複数回投票が行われる。
発表
11月に理事会で最終決定(秘密投票)。決定後、発表準備が行われる。
発表・授賞式
審査員
—
通過率
—
発表
受賞者は授賞式で発表される(Prešeren Day前夜、2月7日前後)
選考基準
- 作品の芸術的価値(最重要)
- 当該作品・業績が公に提示されてから少なくとも2年以上経過していること
- 性別・地域・世代・世界観の均衡と多様性を考慮
- 原則として同一人物への受賞は一度のみ
- グループでの受賞も可能
応募のヒント
推奨
- 推薦時に明確な根拠(批評、受賞歴、上演・出版記録など)と充分な参考資料を添付する
- 推薦対象の業績が公表されてから少なくとも2年経過していることを確認する
- 候補者の業績を分かりやすく整理し、芸術的価値を示す要点を強調する
- 分野や世代、地域の多様性を意識して推薦理由を記述する
- 複数の評価やレビューがある場合は要旨や出典を明示する
注意
- 公表から2年未満の業績を推薦しない
- 根拠資料が不十分な簡素な推薦書を出さない
- 選考プロセスに不適切な政治的圧力や介入を試みない
- 同一者に対する過剰かつ重複した推薦を避ける
審査員から
- 選考の第一基準は作品の芸術的価値である
- 文書化された証拠(上演記録、出版、批評など)が評価を支える
- 性別・地域・世代のバランスにも配慮して候補を検討している
- 最終決定は理事会の合議(秘密投票)で行われるため、推薦資料は審査過程で重要となる
関連の賞
- Prešeren Fund Awards(小プレシェレン賞)
- Prešeren Day(プレシェレン・デー)関連イベント
- List of Prešeren laureates(受賞者一覧)
- その他スロベニアの文化賞・芸術賞
公式情報
https://web.archive.org/web/20110717173035/http://www.mk.gov.si/en/about_the_ministry/expert_committees_counsels_and_funds/preseren_fund/過去の受賞者
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