世界・海外・国外の文学賞

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SIリーズ文学賞 えすあい りーず ぶんがくしょう

第1回(2012年)

FictionUnpublished manuscriptsWomen writers (Black and Asian)Diversity-focused

受賞者

4名
ミノリ・サルガド みのり・さるがど 優秀賞
A Little Dust on the Eyes

スリランカを背景に、家族の記憶と内戦の影響を繊細に描く長編。複数の視点から断片的な過去と現在が重なり、喪失やトラウマからの再生、移民としてのアイデンティティの模索を丁寧に追う。歴史と個人史の交差を問いかける作品。

内戦記憶移民・ディアスポラ家族
作家・研究者

スリランカ出身の作家・研究者。長編『A Little Dust on the Eyes』で2012年のSI Leeds Literary Prizeを受賞し、同作は2014年にPeepal Tree Pressから刊行された。

カレン・オノジャイフェ かれん・おのじゃいふぇ 読者賞
Borrowed Light

家族の秘密や世代間のずれを軸に、過去の出来事が現在に影響を及ぼす様を描く物語。移民的背景や文化の衝突が人物の選択と関係性に繊細に反映される。

家族記憶移民・文化摩擦
作家

『Borrowed Light』で2012年の準優勝とSI読者賞を受賞した作家。作品は家族や記憶、文化的背景をテーマに扱う傾向がある。

エミリー・ミドリカワ えみりー・みどりかわ 次点
A Tiny Speck of Black and then Nothing

断片的な章や詩的な比喩を用いて孤独や自己認識の揺らぎを描く作品。記憶の断片と微細な感情の動きが交差し、静かな余韻を残す語り口が特徴的である。

孤独アイデンティティ詩的表現
作家

詩的・実験的な語りを用いる作家。2012年のSI Leeds Literary Prizeで同率第3位に入賞した。

ジェーン・スティール じぇーん・すてぃーる 次点
Storybank: The Milkfarm Years

地方の生活や労働の記憶を背景に、共同体の力学と個人史の交差を描く物語。日常の細部を通じて登場人物の関係性や世代間の継承が浮き彫りになる。

地域社会労働家族
作家

地域社会や労働を背景にした物語を手がける作家で、2012年の同率第3位入賞作『Storybank: The Milkfarm Years』で知られる。