サマセット・モーム賞 サマセット・モームしょう
第0回(2019年)
受賞者
4名『The Perseverance』は、聴覚障害、家族史、移民性、言語の力を扱った詩集です。個人的な記憶と文化的背景を率直に語り、言語と音の関係、コミュニケーションの難しさと豊かさを詩的に探究する作品群が収められています。
英国を拠点に活動する詩人。聴覚障害や家族史をテーマにした率直で感情豊かな詩作で知られ、『The Perseverance』などで高い評価を得ている。
『The Stopping Places』は、ロマ(ジプシー)コミュニティの移動の軌跡と家族の記憶をたどるノンフィクションです。巡礼のように「停止する場所」を訪ねる旅を通じて、忘れられた痕跡や世代を越えた物語を掘り起こし、移動と定住の関係を丁寧に描きます。
作家・ノンフィクション作家。ロマの出自や移動の歴史を題材に、個人的な記憶と文化史を織り交ぜた作品で知られる。
『Shrines of Upper Austria』は、家族史や世代をまたぐ記憶、歴史の影響をテーマにした詩集です。個人的な経験と歴史的文脈が交差する中で、過去と現在の関係や記憶の継承を静謐で鋭い観察により表現しています。
英国の詩人。個人的な記憶や家族史、歴史的な出来事を繊細に扱う詩作で評価される若手の一人。
『Mrs Gaskell and Me』は、ヴィクトリア朝作家エリザベス・ギャスケルへの関心を軸に、自身の人生や家族史、文学への愛情を巡る回想録的エッセイです。伝記研究と私的記憶が交差することで、過去の作家と現代の読者との新たな対話を生み出します。
英国の作家。伝記的関心と自伝的要素を織り交ぜた作品で知られ、文学研究と個人史の交差を描く作風が特徴。