プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち
第34回(1963年)
受賞者
4名モデナをめぐる記憶と空想を核に、断章的な語りが集まってできた短編集。軽やかさと屈折が同居し、作者の独特な視線がよく出ている。
記憶と空想が、モデナの風景の上で絶えず形を変える。
イタリアの作家。短編や小説で地方の人間像や日常の機微を描くことが多い。
『Scrittori negli anni』は、第一次世界大戦から1960年代までのイタリア文学を、同時代の批評家としての視点からたどる評論集です。モンターレ、サバ、ウンガレッティからモラヴィア、パヴェーゼ、ヴィットリーニまでを鋭く読み解き、作品の輪郭と時代の空気を同時に浮かび上がらせます。
同時代の作品を、同時代の感覚で読み直しながら、20世紀イタリア文学の地図を描く評論集です。
詩人としての創作と共に、文学批評やエッセイでも知られる文化人。
『Allergia』は、1950年代から1962年にかけて書かれた詩をまとめた Massimo Ferretti の代表作です。家族の記憶や地方の気配、都市への違和感が、軽やかさと翳りをあわせ持つ声で語られ、若い詩人の孤独と反抗が静かに立ち上がります。
若さの痛みと離れがたさを、親密でありながら少しひび割れた声で伝える詩集です。
詩作を中心に活動する作家。感受性に富んだ詩表現を特徴とする。
『Un pittore italiano alla corte di Avignone』は、14世紀アヴィニョンの教皇宮廷で活躍したマッテーオ・ジョヴァンネッティを軸に、イタリア絵画とプロヴァンスの文化的交差をたどる美術史研究です。様式分析と歴史的文脈を重ねながら、作品と都市の双方を立体的に描き出します。
一人の画家を手がかりに、アヴィニョン宮廷の文化的な厚みを読み解く美術史の古典です。
中世美術や歴史的画家研究を専門とする美術史家。