プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち
第51回(1980年)
受賞者
5名戦後ヨーロッパを背景に、ジャーナリストの視線と革命的理想のあいだで揺れる人物たちを描く長編小説。1946年、パリ講和会議へ向かう列車を起点に、理想と現実、政治と私情のずれが静かに深まっていく。
戦後ヨーロッパの均衡が揺れる時代を、二人の分身を通して切り取る長編。
イタリアの作家。小説『Le porte di ferro』で第51回(1980年)のViareggio賞を受賞。
都市の日常や言葉の手触りを、短い行で切り取りながら思考の往復を生む詩集。身近な風景がふと別の相貌を見せる感覚が全体を支え、静かな観察がそのまま詩の推進力になっている。
身近な風景が、ふと別の相貌を見せる。
イタリアの詩人。詩集『Il mostro di Moebius』で第51回Viareggio賞詩部門を受賞。
一人の人物が時間を止め、出来事をなかったことにしようとする試みから、死の否認、歴史、ファシズムへと論が広がる精神分析的エッセイ。個人の体験と社会の構造を安易に同一視せず、その差異のかたちを見極めようとする。
時間を止めたいという欲望は、どこまで人間と歴史を変えうるのか。
エッセイ『La freccia ferma. Tre tentativi di annullare il tempo』で第51回Viareggio賞エッセイ部門を受賞(詳細は資料に記載なし)。
コンネリアーノの若者の日常と閉塞感を、悲哀とユーモアを交えて描くオペラ・プリマ。仕事を探し、語り合う相手を求め、意味を作り出そうとする若者たちの姿が、小さな町の輪郭の中に立ち上がる。
悲しみと可笑しみが同居する、小さな町の若者たちの物語。
デビュー作『Storia di un bocia』でフィクション部門の新人賞(First work)を受賞(資料上の記載に基づく)。
Eugenio Colorni の生涯と政治思想を、友人であり協働者でもあった Leo Solari が辿る伝記的エッセイ。反ファシズム、社会主義、ヨーロッパ連邦主義に通じる軌跡を、証言と回想を交えて立体的に描く。
友人の筆で、Colorni の思想と行動が立体的に浮かび上がる。
『Eugenio Colorni. Ieri e sempre』で会長賞(Award from the President)を受賞(資料に基づく)。