プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち
第89回(2018年)
受賞者
5名少年期の記憶と家族の風景を通して、イタリアの地方都市で育つ感覚をユーモラスに描く。
家族と土地の匂いが、ひとりの少年の世界を形づくる。
作品『Il mare dove non si tocca(触れることのできない海)』で2018年(第89回)Viareggio賞小説部門を受賞。
身体、痛み、宗教的感覚のあいだを揺れながら、緊張をはらんだ詩の言葉を編み上げる。
肉体の感覚が、そのまま詩の緊張になる。
詩集『Sincope(シンコーペ)』で2018年(第89回)Viareggio賞詩部門を受賞。
ファシズム国家の制度と権力の働きをたどりながら、歴史の「機械」が不完全であることを描き出す。
国家のしくみの中に、矛盾と継ぎ目を見つけ出す。
著作『La macchina imperfetta. Immagine e realtà dello Stato fascista(不完全な機械 ― ファシスト国家のイメージと現実)』で2018年(第89回)Viareggio賞随筆部門を受賞。
厳格な共同体のなかで成長する若者の視点から、自立、家族、欲望の衝突を描くデビュー長篇。
閉じた世界の内側で、自分の生を選び取ろうとする。
デビュー作『Grandangolo(広角)』で2018年(第89回)Viareggio賞ファーストワーク部門を受賞。
高度成長期とその後の時代をまたぐ家族の物語として、イタリア社会の変化を個人史に重ねる。
一枚の写真から、家族と時代の記憶が立ち上がる。
作品『Gli anni del nostro incanto(私たちの魅惑の年)』が2018年(第89回)の受賞一覧に含まれる。