ウルフソン歴史賞 うるふそんれきししょう
第121回(2021年 第4回開催)
歴史文学賞学術書
受賞者
6名
Black Spartacus: The Epic Life of Toussaint Louverture
トゥーサン・ルーヴェルチュールの生涯と業績を伝記的に再構成する一大叙事。彼の出自と指導力、奴隷制や植民地体制との闘争、革命の国際的文脈を丹念に追い、近代カリブ海史への影響を検証する。
伝記革命史植民地主義奴隷制カリブ海史
歴史学者
イギリスの歴史学者。トゥーサン・ルーヴェルチュールの伝記『Black Spartacus』で2021年のWolfson History Prizeを受賞し、植民地史や革命史の研究で知られる。
Atlantic Wars: From the Fifteenth Century to the Age of Revolution
大西洋世界における戦争と紛争の長期史を描く比較研究。国家形成、海洋戦略、植民地争奪の影響を通じて近代世界の形成を探る。
大西洋史軍事史植民地史国際史
歴史学者
Burning the Books: A History of Knowledge Under Attack
書物や知識への攻撃、焚書、検閲などの事例を歴史的に追い、文化遺産の脆弱性と保存の重要性を論じる。検閲や戦争による知識破壊の影響を分析する。
知識史図書館学検閲文化遺産
図書館員・作家
英国の図書館関係者・作家。図書館資源の保存や文化遺産保護に関する研究と活動で知られる。
Double Lives: A History of Working Motherhood
働く母親の歴史を通して、家庭と職場、政策や社会規範の変化を検証する。産業化以降の女性の労働と育児の両立の歴史的軌跡を描く。
社会史ジェンダー史家族史労働史
歴史学者
家族史や社会史を研究する歴史学者。
Ravenna: Capital of Empire, Crucible of Europe
ラヴェンナの歴史と文化に焦点を当て、帝国期から中世にかけての政治的・宗教的役割や美術・建築を通してヨーロッパ史への影響を考察する。
中世史都市史ビザンティン史宗教史
歴史学者
ビザンティン史・中世史の研究者。都市史や宗教史に関する著作がある。
Survivors: Children's Lives After the Holocaust
ホロコースト後の子どもたちの生活史を丁寧に追い、移送や養育、トラウマと回復、記憶の継承という観点から戦後の世代に与えた影響を分析する。
ホロコースト研究社会史子どもの歴史記憶史
歴史学者
ホロコースト後の生存者研究や子どもの歴史を専門とする研究者。