骨と沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ヒ 4-1)
1990年のCWAゴールド・ダガー賞受賞作。ヨークシャー警察のダルジール主任警視は、自宅の窓から隣家で男が女性に銃を向ける瞬間を目撃する。しかし現場に駆けつけると女性はすでに死亡しており、容疑者の男たちは「自殺を止めようとした」と主張して譲らない。同じころ、匿名の女性から自殺予告の手紙が届き始め、パスコー警部がその調査にあたる。さらにダルジールは地元劇団の野外公演「ヨーク神秘劇」に神役として出演するよう説得され、三つの物語が複雑に絡み合いながら展開する。ダルジール&パスコー・シリーズ第11作。
作品情報
ダルジールが神を演じ、沈黙の女が死を予告する——英国ミステリの最高峰
目撃者であるはずのダルジール自身が事件の核心に巻き込まれ、匿名の死の予告状、そして中世の野外劇という三つの要素が絡み合う。英国推理作家協会(CWA)ゴールド・ダガー賞受賞。訳者は秋津知子。ハヤカワ・ミステリ文庫刊。
レビュー要約
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心理的サスペンスの巧みさ、重層的なプロット構成、ダルジールという個性的な探偵像が称賛されている。高い評価を受けている作品。
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ダルジールの毒舌キャラクターと人物描写の厚みを評価する声が多い。一方で分量の多さや聖史劇の挿入によるテンポへの影響を指摘する意見もあり、賛否両論の傾向がある。
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ヒルの最も野心的なダルジール&パスコー作品と評し、ルース・レンデルやP・D・ジェイムズと同列に置く高い評価を与えている。
書籍情報
- 出版社
- 早川書房
- 発売日
- 1995-09-01
- ページ数
- 590ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784151701511
- ISBN-10
- 4151701516
- 価格
- 79 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学
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レビュー
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ダルジールとパスコーのやり取りを始め、会話のユーモア(含む下品なもの)を楽しもう
英国、ヨークシャ警察犯罪捜査部の警視と部下の警部のコンビが主役の、世に有名(らしい)なダルジール・パスコー・シリーズの第20作目で、日本では1992年に紹介された。ある富裕な女性が射殺され、現場には二人の男、夫と不倫相手がいたーこれがメインの事件だが、さらに関連の殺人事件が発覚する。さらに警視あてに自殺を予告する女性からの匿名の手紙が数通舞い込む。そのうえ、警視が町の祭礼の歴史劇で大役、神を演じることになり、この関連でかなりのページ数が割かれる。私としては、犯罪捜査部が関わる一連の殺人事件に絞って欲しかった。これだけでもかなり複雑で、読むに価するはず。自殺願望女性の件の結びは説得力がイマイチ。コンビ間のやりとりを始め、警視と上司である警察署長の会話等にユーモア(粗野で下品なものを含む)があり、けっこう楽しめた。
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触れたくない❗😖⤵
値段の割りに汚い❗😖⤵
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風格のある作品ではあるが・・・
本書は、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞を1990年に受賞し、 また、このミステリーがすごい!の「ベスト・オブ・ベスト」でも 第10位にランキングされている作品です。 物語の冒頭、アンドルー・ダルジール警視はある事件を目撃します。 自宅の窓から向かいの家の窓を見ると、 そこには、女性の姿があり、間近に男性が銃を手に迫っています。 駆けつけてみると、女性は既に銃で撃たれた後で、 男性は銃が暴発したのだと主張。 さて、事件は、事故か、殺人か? この事件をメインに、物語は展開しますが、 各部の冒頭には、ダルジール警視宛の自殺予告の手紙が挿入されており、 誰が手紙を出しているのかが、もう一つの謎として絡んできます。 さらに、町の有志による中世の聖史劇の上演が画策され、 ダルジール警視も劇に参加させられることになるというエピソードも描かれていきます。 この作品、「登場人物」欄に掲げられた人数は、25人で、結構多いのですが、 それぞれの人物は、見事な筆さばきで描き分けられています。 また、文章も含蓄とユーモアに富んで深みのある作風と見受けられました。 ですが・・・ミステリとして見た場合、 私には魅力が薄い作品に思えてなりませんでした。 ダルジール警視の目撃した事件の顛末も、サスペンス色があまり感じられず、 自殺予告の手紙の謎も、これといって興味ある展開もありませんでした。 ましてや、聖史劇のエピソードは正直いって、退屈・・・。 これで、意外な結末でもあれば、評価も高くなったのでしょうが、 残念ながら、特段驚くような結末はありませんでした・・・。 解説に、現代のミステリは、 「魅力的な謎と意表を衝く結末」という古典的な物差しだけで 面白さを計れるものではなくなっている、という説明がありましたが、 やはり、謎の魅力と結末の意外性は重要ではないかと思います。
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I haven't read i yet, but I know I always love Reginald Hill's books.
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Okay.sometimes boring.
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L'inspecteur chef Dalziel est quasiment le témoin de la mort d'une jeune femme, alors qu'elle était chez son amant et que son mari venait de débarquer. Alors que dalziel n'a aucun doute sur la culpabilité du mari, qu'il a vu en possession d'une arme, ce dernier et l'amant témoignent tous deux d'un suicide! 'Bones and Silence' est à nouveau un excellent roman policier dans la série de Dalziel et Pascoe. Ce n'est pas simplement dû à l'enquête elle-même (assez complexe), mais aussi à l'écriture et aux personnages - Dalziel en tête, si déplaisant soit-il. Bref, je n'ai aucune hésitation à le recommander.
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Although it starts off a bit silly, it draws you in quickly with well-drawn characters. The background of a nameless city in Yorkshire England is carefully built to give the reader a good sense of place. Two different plot lines are woven throughout in a web of intrigue. You're led in one direction and then another with seemingly no connection but Hill brings them together in a neat braid of a story.
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I read these books ages ago at random. I am now working my way through re-reading in order. The characters are well developed over the series and the writers style very clearly matures with time. By the time we are on this book, it is very well written and you are invested in the characters. Dalziel is a character that some may find offensive, but takne in context, he is very amusing.